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投稿日:2017年04月29日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
日々の生活の中では、不用品を大量に処分しなければならない時があります。家電にベッド、食器類にタンスに本棚いっぱいの書籍など、大きいものや数の多いものは仕分けるだけでも一苦労です。
また、それぞれ処分の方法が異なりますから、別々の場所に持っていくのも大変です。
そんな時、専門の業者に不用品の片付けや回収を依頼するという方法があります。もちろん料金はかかりますが、自分でやるよりもずっと効率的に、しかも自分が疲れずに片付けられるのであれば依頼する価値はあります。
ここでは、不用品の回収料金の相場を、方法ごとにまとめました。不用品の大量処分を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
まず、不用品の回収が必要になるのはどのような状況なのでしょうか。いくつかケースを考えてみましょう。
このように、さまざまなケースが存在します。状況次第で、大量に回収が必要な時もあれば、特定の品物だけを処分したい時もあります。それを踏まえて、どの方法が適切なのか検討してみましょう。
不用品回収で知っておきたい知識として、家電リサイクル法の存在があります。これは、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の家電4品目について、環境に配慮した正しい処分方法を定めた法律です。
家電4品目は、一般のゴミ捨て場に捨てることができません。「家電リサイクル料金」と「運搬料金」を支払い、それと引き換えにもらえる「家電リサイクル券」を処分するものに貼って、さらに特定の相手に回収を依頼する必要があるのです。
回収は、家電を買い替えた場合は新しいものを購入した小売店に、処分だけしたい場合はその家電を購入した小売店に依頼できます。不用品回収業者などを利用した場合は、その業者に依頼します。
また、郵便局で料金を払い、市町村指定の施設に回収してもらうこともできます。この場合は自分での持ち込みになるので、運搬料金が発生しません。
料金は家電のメーカーや地域によって異なります。家電リサイクル料金と運搬料金を合計すると、相場は以下のようになります。詳しくは役所に確認しましょう。
エアコン | 2,000円~3,000円 |
テレビ | 3,000円~4,000円 |
冷蔵庫 | 4,000円~5,000円 |
洗濯機 | 3,000円~4,000円 |
家電は適切に処分しないと、フロンガスや鉛などの有害な物質を自然界に撒き散らすことになります。家電リサイクル料金はそのための費用なので、しっかりと支払いましょう。
業者に回収を依頼した時、リサイクル料金を請求されなかった場合は、正しい処理をしていない違法な業者の可能性があります。注意してください。
不用品の回収を専門にしている業者も存在します。家までトラックで来てくれて、大抵の品物を回収してくれるので、1人暮らしの人や高齢者にとっては頼りになる業者です。不用品が大量にある場合も、自分で捨てに行くより効率よく処分できます。
回収の料金は、多くの場合対応人数とトラックの大きさによって決定します。回収する不用品の量が多いほど、金額が上がると考えてよいでしょう。
料金の相場は、軽トラック1台なら3万円~4万円、2tトラック1台なら5万5,000円~8万円といったところです。対応人数は1~2人です。家電4品目があれば、リサイクル・運搬料金が加算されます。
対応人数は1~2人が基本ですが、非常に重いものがあるなどの理由で人数を追加した場合、料金も追加になると思ってください。詳しくは事前に見積もりを出してもらいましょう。
家族が他界した時は、所持品の処分が必要になります。1人暮らしをしていた親が亡くなった時などは、家1軒分をまとめて片付けなければならない場合もあり、大変な労力がかかります。
かといって、家族の遺品を不用品回収業者にまとめて引き取らせるのは気が引ける・・・という人も多いことでしょう。
そこで、遺品整理業者に依頼するという方法があります。遺品整理業者は文字通り遺品の整理を専門にしている業者です。
遺品を丁寧に仕分けしてくれ、不用品であっても丁寧に梱包して回収してくれます。外からは中が見えないタイプのトラックを使うなど、プライバシーにも配慮してくれます。
料金は、家の広さと対応人数から算出されるのが基本です。不用品回収業者と比較すると、その価格はやや高めです。
1Kなら4万円程度、3LDKなら20万円を超えることもあります。それでも、故人の膨大な遺品を丁寧に整理し、必要なものと不用品とに分け、部屋の清掃までしてくれるというサービスは魅力的です。
きめ細やかな対応は、他の業者にはないものです。
最近は、いわゆる「終活」が話題になっていることもあり、生前に身の回りのものを片付ける「生前整理」をする人も増えています。遺品整理業者は、生前整理にも対応している場合が多いので、興味のある人はぜひ連絡してみましょう。
全国に不用品回収業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して不用品回収を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている業者は一般的な不用品回収業者ではなく、オコマリのスタッフが1社1社面談して厳選した業者のみになっており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
引越しは業者の手を借りても大変な作業です。負担を減らすために、不用品をあらかじめ処分しておくというケースはよくあります。
そのため、引越し業者にも不用品の回収を行ってくれるところが存在します。
一例として、サカイ引越センターでは、処分品1点につき3,150円~5,250円程度の料金がかかります。家電4品目については、家電リサイクル料金・運搬料金が別途必要になります。
また、アート引越センターでは、家電4品目の回収のみ行っています。
この金額を高いと見るかどうかは人によります。もし引越し業者に引き取ってもらわない場合は、別の方法を考えなくてはなりません。
その手間を省略できるのであれば、まとめて引越し業者にお願いするのは悪くない選択だといえるでしょう。
さらにサカイ引越センターなどでは、不用品の買い取りも行っています。価値のあるものは売却し、値段のつかないものは引き取ってもらうという方法が可能なのです。
引き取りも買い取りも、営業所によって可能かどうかが分かれますから、見積もり時に確認を取りましょう。
最後に、少し特殊なケースを挙げます。リサイクルショップに不用品を売却するケースです。他の方法と違い、自分がお金をもらう側になれるのがメリットです。
自宅まで出張可能、査定・運搬無料のショップも多いので、とりあえず査定だけ頼むこともできます。必要な費用は、当然ながら0円です。
しかし、出張料金や運搬料金だけはもらっているという業者もありますから、事前の確認が大切です。遠方の業者に依頼する場合や、規格外の大きなものを売却する場合は、気をつけておきましょう。
また、買い取りは状態のいい品物であることが前提です。日焼けした本や傷の多い食器などは、値段がつかないと思っておいた方がよいでしょう。
業者によっては、値段のつかないものもまとめて引き取ってもらえることがあります。ただし、全体量と比較して値段のつかないものの割合があまりに高い場合、引き取りを拒否されるケースもあります。
注意点として、中古品の売買には古物商の許可が必要です。許可を受けている場合は、許可番号を店舗や公式サイトに掲示しています。大切なことなので確認しておきましょう。大規模なチェーン店の場合は、そこまで気にかける必要はまずありません。
このように、不用品の回収方法は多岐にわたります。基本的にはある程度の費用がかかるので、業者に見積もりを出してもらうことが大切です。
状態のいいものが多ければリサイクルショップ、何でもいいから引き取ってほしい場合は不用品回収業者といった使い分けも必要になります。もちろん、遺品整理や生前整理をしたい場合は、専門の業者に依頼するのが確実でしょう。
あまりにも不用品の量が多いと、自分だけでは片付けるのが億劫になりがちです。その状態が長く続くと、散らかっているのが当たり前になり、家がゴミ屋敷になってしまうこともあります。
業者は片付けのプロですから、料金を支払うだけの価値は十分にあるといえます。うまく利用して、家の中をすっきりさせましょう。
不用品回収のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは不用品回収について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に不用品回収に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。