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投稿日:2017年04月30日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
消防車のサイレンを聞くと、火災の原因が気になりませんか?総務省の発表では、火災の原因の第一位は放火となっています。
火災の原因が放火だとどうする事もできないと思いますか?しかし、放火をしようと思っても、放火をする事が簡単な場所と難しい場所があります。放火が簡単な所の一つにゴミ屋敷があります。
ゴミが散乱していますので、火を付ければすぐに火災になってしまいます。しかも、火災になるとアッとゆうまに延焼してしまって、火災の被害は増大する傾向にあります。
今回は、ゴミ屋敷と火災の関係に関してまとめました。ゴミ屋敷には火災だけではない危険もあります。ゴミ屋敷になってしまって困っている方や、友人や知人で困っている人がいる方は、ぜひ参考にして下さい。
ゴミ屋敷と良く聞きますが、この言葉の正確な意味をご存じですか?ゴミ屋敷とは、家もしくは敷地いっぱいにゴミが積まれている、もしくはマンションなどの個人の部屋がゴミでイッパイになっている事を言います。
ゴミ屋敷にも程度があり、床一面にゴミが散乱しているが天井までには空間が有る物から、部屋の床から天井までゴミで埋め尽くされている所まであります。
通常であれば、必要ない物は定期的に捨てる事になりますが、ゴミ屋敷の所有者の多くは、近隣からゴミを拾ってくる方も少なくありません。
先ずは、ゴミ屋敷になってしまう原因から見て行きましょう。
通常人間は身の回りを、ある程度は清潔にする様にします。しかし、ゴミ屋敷の所有者の場合には、幾つかゴミ屋敷になってしまう原因が存在します。それらの原因を見て行きましょう。
物を捨てる時に「もったいない」と思う事はあります。これから使う必要な無い物や、使う予定の無い物に関しては、もったいないけど捨てる事になります。この捨てる事ができない人が、ゴミ屋敷を作ってしまう事になります。
ただ単に、自分の所有物をもったいないから捨てないと言うだけであれば、ゴミ屋敷になることはまれです。
この「もったいない」という気持ちが、他人が捨てた物に対しても起こってしまうと、ゴミ置き場からゴミを持って帰ってしまいますので、ゴミ屋敷になってしまうことになります。
この場合には、生ごみ等も多くなる傾向にありますので、条件がそろってしまえば自然発火して火災になる危険性がありますし、可燃性のゴミが多いと、放火されて火災になる危険性も高くなります。
必要な物を必要な量だけ購入するのは普通です。しかし、今は必要ないものを大量に購入したり、いくつも所有しているにもかかわらず同じものを大量に購入する方もいます。この様な方が買い物依存症の方です。
ストレスの解消の一つの手段として、買い物をする快楽を得る行動をとる人です。精神疾患の一つとされています。
物が増えすぎてしまい、捨てる事が困難になったり、同じものを大量に所有して捨てられないのでゴミ屋敷になってしまいます。可燃性の物をため込んでしまう事もあるので、火災になった時には被害が増大する傾向にあります。
完璧主義者であれば、掃除も綺麗にしてゴミ屋敷にはならないと思われがちですが、実は完璧主義者だからこそ、ゴミ屋敷になってしまうケースもあります。
少ないゴミである場合や、時間的に余裕がある場合には良いのですが、ゴミが多くなりすぎたり時間的な余裕がないと、ゴミの処理を諦めてしまうのです。
ゴミの処理を諦めてしまうとゴミは溜まる一方になり、結果的にゴミ屋敷となってしまうのです。
その結果、可燃性のガスが発生する場合には自然発火する危険性がありますし、それが無くとも、火災が起きた時の消火が難しくなってしまいます。
これは、一時的にゴミ屋敷になる原因です。仕事が忙しくて、家に帰って寝るだけ。しかもその状態が何カ月も続いてしまうと、ゴミを捨てられなくなってしまい、ゴミ屋敷になってしまうのです。
多くの場合には、仕事が忙しいのが何年も続く事はありませんので、仕事が落ち着けば、ゴミを処理する様になります。
ただ、この場合には眠さのあまりお湯を沸かすための火をつけたままにするとか、タバコを吸ったまま寝てしまうなど起こりえますので、その様な場合に、火災になってしますケースもあります。
ゴミ屋敷には、見た目以上に幾つかの危険な事が起こる可能性が高くなります。良くニュースなどになるのは、異臭被害や害虫被害、それに火災被害です。それぞれの危険性に関して詳しく見て行きましょう。
冒頭でも紹介しましたが、火災の原因で多いのが「放火」です。
放火は、やろうと思えばいつでもできてしまいます。火災の被害に遭わない様にする事や、火災の被害を最小限にとどめる工夫はできます。しかし、ゴミ屋敷は火災の被害に遭いやすいですし、火災の被害を増大させてしまう事にもなります。
理由は、燃えやすい物が多くありますので火を付ければ大規模な火災になってしまうからです。それに、敷地にあふれる様にゴミが積まれている場合には、火をつけやすくなります。火をつけやすくて、燃え広がるのも簡単になるますので、火災の危険性が高いのです。
[caption id="attachment_6584" align="aligncenter" width="641"] クリックして拡大[/caption]生ごみが腐敗すると、ハエや蚊、ゴキブリやダニなどの害虫が大量に発生します。その他にも、ネズミを代表にする害獣なども多く発生してしまいます。不衛生で、感染症を引き起こすなどの健康被害にあう危険性が高まります。
生ごみなどの腐敗臭、雨水などが溜まって水が腐敗する場合もあります。これらの悪臭の被害もあります。
住んでいると慣れてしまって我慢できる様ですが、近隣の住人に多大な迷惑をかけてしまいます。なによりも水回りの故障により、排泄物を流すことができなくなってしまい、悪臭を漂わせることにもなってしまいます。
これらの悪臭の原因になる物は、臭いだけではなく病気の原因にもなってしまいます。そればかりか、特殊がガスを発生させる事で、火災の原因にもなってしまいます。
ゴミを溜めこむことで、風通しも悪くなり湿気がこもってしまう事になります。湿気が解消されないと、建材が腐ったり錆びてしまったりする事になり、建物の劣化が進んでしまいます。
強度が落ちてしまうと、床が抜けてしまう危険性もあります。建物の劣化が激しくなると、ガス管などに損傷を与える結果にもなり、火災になる危険性も高くなります。
また、コンセント部分で、ほこりが溜まってしまって湿気がある事で、自然と発火するトラッキング火災が発生する危険性も高くなります。
ゴミ屋敷が抱える危険な事には、火災を始め健康被害まであります。特に火災の被害に関しては、所有者だけではなく近隣の住人にも多大な迷惑と損失を与えてしまいます。
そうならないためにも、ゴミ屋敷を掃除する事が必要になってきます。その掃除方法に関してみてきましょう。
天上までゴミが積まれていたり、ゴミがいっぱいでドアが開けられないなどの状態でなければ、時間はかかりますが個人で掃除を行う事も可能です。
家族や友人などが居れば、その方達にも手伝ってもらうようにお願いすると掃除はできます。ただ、ゴミ屋敷となってしまう方には、友人も知人もいない方が少なからずいます。
その様な場合には、個人で始めたとしても、途中であきらめてしまいます。念のため、ゴミ屋敷片付け専門の業者にお願いする事も視野に入れておくと良いですね。また、火災になる事が懸念される場合には、個人での掃除は控えた方が良いです。
ごみ屋敷の片付けは、自分でできればそれが一番ですが、もしそれが出来ていたのなら、ごみ屋敷にはなっていなかったでしょう。
家族や友達に手伝ってもらうのも気が引けますし、その後の人間関係に影響がないとも限りません。
やはり、ごみ屋敷の片付けは、プロの業者に依頼するのが一番のおすすめです。
ゴミ屋敷清掃業者は、知識と経験豊富な専門のスタッフが、短時間で確実な片付けを行います。周りの人にばれないように作業することができるのも大きなメリットです。
ごみの処分やリサイクルまで行ってくれる業者も多いので、大変便利な上に効率的です。
費用が発生しますが、今のごみ屋敷から抜け出し、身軽になって新しい生活へ踏み出すことができると考えれば、決して高いものではありません。
ごみ屋敷の片付けに悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?
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ゴミ屋敷は、所有者の方の健康被害だけではなく火災による損失考えられます。しかも火災になった場合には、近隣住民の方にも多大な迷惑を掛ける結果になってしまいます。
火災が発生してしまうと、自分の家なのだから自分の勝手にしていたという事は言えなくなってしまいます。
自分の家がゴミ屋敷となっていないか、自分はゴミ屋敷を作ってしまう傾向が無いかを把握して、ゴミ屋敷とならない様にして行く必要がありますね。
今現在ゴミ屋敷となってしまっていて、火災の危険性もあると認識しているのであれば、早急に専門業者に依頼して片付ける事を考えましょう。
一度、お金をかけて綺麗にしたのであれば、そこから再度ゴミ屋敷にしない様に行動を開始しましょう。
記事を読んで、ゴミ屋敷の片付けについてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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