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投稿日:2017年05月15日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
あなたのお部屋は今きちんと片付いていますか?忙しかったり、収納スペースが少なかったりすると、気づいたら部屋が散らかってしまうことが良くありますよね。
忙しさなどを理由に片付けや掃除を怠っていると、すぐに汚部屋になってしまいます。汚部屋になった場合、どこから片付けて行けばよいのか、何から手を付ければ良いのかわからず、結局片付かないことがあります。
今回は、汚部屋の正しい片付け方についてや、汚部屋にならないための方法をお伝えします。
汚部屋やゴミ屋敷という言葉はよく耳にしますが、実際に目の当たりにしたことはない方が多いのではないでしょうか?
ゴミ屋敷は、たびたびニュースで取り上げられ、家からゴミが溢れていたり、生ゴミなどから異臭を発していたりして、行政が強制的に不用品を撤去する様子が放送されています。汚部屋はそのゴミ屋敷の一歩手前、ゴミ屋敷の予備軍ともいえます。
では、どのような状態のお部屋を汚部屋と呼ぶのでしょうか?自分の部屋を見渡してみてください。床一面に衣類やゴミは散乱していませんか?
汚部屋とは、部屋にゴミや衣類が散乱し、床が見えなくなっていたり、ベッドや布団などが埋もれ生活に支障をきたしていたりする状態を指します。
食べ物や飲み物のゴミをそのままにしておくと、異臭が発生したり、カビや虫が湧いたりする可能性もあります。汚部屋は、単に散らかっている状態だけでなく、人体に影響を及ぼすこともあります。
もちろん、はじめは誰もがきちんと片づけをして生活していたはずです。なぜ、片づけられなくなってしまうのか、なぜ汚部屋になっても片付けることができないのでしょうか?
汚部屋の第一段階として、忙しさや面倒くささから、ゴミを床などに捨てたり、着ていた服を脱ぎ散らかしたりします。飲み終わったペットボトルなどをテーブルなどに置きっぱなしにするなど、小さなことから汚部屋化ははじまります。
ゴミを後で捨てよう、服は後でしまおうなどと思っているうちに、ゴミは増え、衣類もどんどん溜まっていきます。
また、汚部屋化する部屋の家主は、「片付けてもどうせまた汚れるし、きれいにしてもまたゴミだらけになる」と感じる人が多く、徐々に汚部屋に慣れていく傾向があります。
また、「片付けの方法がわからない」という場合もあります。引っ越しなどできちんと整理整頓されていたとしても、生活しているうちに物が増え、収納スペースに収まらなくなってくることがあります。
はじめはクローゼットを活用して整理していたとしても、クローゼットの容量を超えるとどう片付けて良いのかわからなくなってしまう場合があります。
特に女性では、衣類が増え、収納スペースに収まらなくなった衣類を片付けずに部屋に置きっぱなしにすることで、汚部屋につながることがあります。
どちらの場合も、きっかけは小さなことで、気が付いたら汚部屋になっていることが多いようです。
では、汚部屋となってしまった場合、どこから片付ければ良いのでしょうか?誰もが、「まずは自分で片付けてみよう」と思うはずです。
自分で片付けをすることになったら、はじめに「どこから手を付けるべきか」という壁と向き合うことになります。
汚部屋のほとんどは、衣類、食べ物や飲み物、大量のホコリなどが入り混じっているため、単に「片付け」をすればよいという問題ではありません。場合によっては、臭いや虫など周囲への配慮が必要な場合もあります。
まずは、汚部屋を片付けるための準備をする必要があります。カビや虫による人体への影響を考慮し、汚部屋を片付ける際は、マスク、軍手を付け、足元にはサンダルなどを履いて作業する必要があります。
サンダルなどを履くのは、万が一割れ物などを踏んでも怪我をしないためです。同様に、服装はジャージやパーカーなどの動きやすく軽いものがおすすめです。
また、汚部屋にあるもののほとんどはゴミであることが多いため、大量のゴミ袋や掃除用品も必要です。必要なものを準備し、汚部屋の片付けのスタイルに着替えたら早速片付けに取り掛かりましょう。
汚部屋の片付けの第一歩は、「仕分け」です。汚部屋の最大の問題点は、ゴミと必要なものが混在し、整理整頓ができないことにあります。
まずは、必要なものと不要なものに仕分けていくという作業を行います。明らかに不要であると判断したものはゴミ袋へ、必要な物やすぐには必要かどうか判断できないものを段ボールへ仕分けていきます。
全ての不用品をゴミ袋に詰めたら、ある程度作業スペースが生まれるはずです。そこで、先ほど詰めた「必要なものと、すぐには必要かどうか判断できないもの」の段ボールを仕分ける作業を行います。
これはいわゆる、断捨離です。汚部屋になる人の傾向として、物を捨てられないという人が多くいますが、「まだ使うかな?」と悩むものは思い切って捨てることが大切です。
物が増えることで汚部屋化してしまうので、汚部屋の片付けをきっかけにきれいにリセットしましょう。捨てるのが忍びない人形などは、リサイクルショップへ持ち込んだり、フリーマーケットなどで売ったりすることもできます。
部屋の中に必要な物のみを残したら、お部屋を掃除していきます。荷物やゴミが散乱していた部屋では、ほとんどの場合、部屋中にホコリがたまっている状態であるといえます。
単に部屋のゴミを捨て、断捨離をしたからといって、汚部屋が片付いたとはいえません。きちんと隅々まで掃除をして、必要なものを収納しなければなりません。
汚部屋では、使ったままの食器やコップ、着て洗っていない衣類などがそのままになっていることが多くあります。
使用した食器類は洗って所定の位置に戻し、汚れた衣類を洗濯するだけで、汚部屋はきれいになっていくはずです。テーブルや床のホコリを払い、丁寧に拭き掃除をすればほとんどの掃除は完了です。
次に必要なものを収納していきます。片づけの第一段階で、不要なものは捨てているので、収納するものは少なくなっているはずです。
特に衣類は次々に増えていくものなので、自宅の収納スペースの容量を常に把握しておく必要があります。容量を超えるほど衣類を増やさない、容量を超える部分については、収納の際に再度見直して、処分することが大切です。
かさばりやすい人形やぬいぐるみなども最小限に抑える必要があります。自分で汚部屋を片付ける場合は、掃除・収納まで完了すれば、お部屋がきれいな状態にリセットされているはずです。
あまりにも部屋にゴミが散乱している場合や、自分でもどこに何があるかわからないために、自分だけではどこから片付ければよいのかわからない方もいると思います。
そのようなときは、汚部屋を片付けてくれる業者もあります。汚部屋の片付けを行ってくれる業者はいくつかありますが、業者によって物の扱い方に違いがありますので、自分にあった業者を選ぶようにしましょう。
まずは、便利屋や不用品回収業者に依頼する方法です。
便利屋は、汚部屋の片付けのみならず様々な作業を請け負ってくれるので、片付け以外にも依頼したい作業がある場合には便利屋がオススメです。また、不用品回収業者でも汚部屋を片付けてくれる場合があります。
しかし、便利屋や不用品回収業者の中には、お部屋の中の荷物を要らない物として扱う業者がいます。作業中に、高価な物や価値のある物が見つかったとしても、不用品として廃棄してしまうかもしれません。
一度部屋の中をすべてリセットしたい、という方は、便利屋や不用品回収業者に依頼すると比較的安価に済ませることができます。
続いては、生前・遺品整理業者に依頼する方法です。高齢になると、物が捨てられなくなったり、不要なものをため込みがちになったりする傾向があります。
残される家族が困らないように、生前整理業者に依頼して汚部屋を片付けておく方も多くいます。
また、孤独死や家族が遠方に住んでいる場合などは、死後に遺品整理を行うことになりますが、遺品整理業者でも汚部屋の片付けを行ってくれます。
ごみ屋敷の片づけは、自分でできればそれが一番ですが、もしそれが出来ていたのなら、ごみ屋敷にはなっていなかったでしょう。
家族や友達に手伝ってもらうのも気が引けますし、その後の人間関係に影響がないとも限りません。
やはり、ごみ屋敷の片づけは、プロの業者に依頼するのが一番のおすすめです。
ゴミ屋敷清掃業者は、知識と経験豊富な専門のスタッフが、短時間で確実な片づけを行います。周りの人にばれないように作業することができるのも大きなメリットです。
ごみの処分やリサイクルまで行ってくれる業者も多いので、大変便利な上に効率的です。
費用が発生しますが、今のごみ屋敷から抜け出し、身軽になって新しい生活へ踏み出すことができると考えれば、決して高いものではありません。
ごみ屋敷の片づけに悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?
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汚部屋になってしまったら、上記のような方法で汚部屋を片付けることとなりますが、まずは汚部屋にならないように日頃から気を付けて生活することが大切になります。
汚部屋の状態に慣れてしまうと、どこから片付ければよいのかわからなくなってしまったり、最終的には片付けるという気持ちが起こらなくなってしまったりします。
では、できる限り汚部屋を作らないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは、物を必要以上に増やさないことが大切です。汚部屋の状態を見ると、収納スペース以上に物があふれかえっていることがほとんどです。
自分の部屋の収納スペースの容量を把握して、しまえる容量以上の物を増やさないようにしましょう。
また、衣類や雑貨など、増えやすいものは、一つ購入したら一つ捨てるという癖をつけるとよいでしょう。季節ごと、数か月ごとなどルールを決めて、定期的に断捨離するようにすると、物が増えずに済みます。
続いて、物ごとに収納場所を決めるということが大切です。汚部屋になってしまう人の傾向として、物をもともとあった場所に戻さない、収納が苦手という方が多いように感じます。
後でしまおう、後で片付けようと思っていると、気づいた時には部屋中に物があふれ、片づけるのがさらに億劫になってしまいます。
これは、収納場所が決まっておらず、収納方法に決まりがないことで、空いているところや手の届く範囲に物を置いてしまうことによって起こります。
そこで、クローゼットには衣類、テレビ周辺には電化製品、テーブルの上には何も置かない、など、収納場所や収納ルールを決めて守るようにすると散らかりません。
慣れるまでは難しいかもしれませんが、どこに何があるかわかりやすくなり、生活はしやすくなるはずです。
最後に、当たり前のことですが、ゴミをため込まないようにするということです。汚部屋にあるもののほとんどが、食べ物の包装ビニールやペットボトルなどのゴミ、紙類などの可燃ゴミです。
また、賞味期限の過ぎた食品などが冷蔵庫内にたまっていたり、洗っていないお弁当の容器がシンクに放置されていたりすることもあります。
ゴミは捨てずにためればためるほど、捨てに行くのが億劫になるので、きちんと指定日ごとに捨てることが大切です。
基本的なことのように感じますが、汚部屋ではゴミをため込むことはよくあることで、特に高齢になるとその傾向が強くなります。
ゴミを捨てることは、汚部屋にならないために大切ですが、それ以上にその部屋に住む方の体調を害さないために大切です。
特に夏場などは、食べ残しや飲み残しの食品から異臭が発生したり、カビが生えたりして、体に悪影響を与える場合もあります。
汚部屋にならないために一番大事なことは、きちんとゴミを捨てることかもしれません。
今回は、汚部屋を自分で片付ける場合はどこから片付ければ良いのか?また自分で片付ける以外に方法はあるのか?ということについてお伝えしてきました。
一度、汚部屋化してしまうと、汚部屋の環境に慣れていってしまうため、できるだけ早い段階で片付けにとりかかることが大切です。
すでに部屋中に物があふれかえってひどい汚部屋状態になっている場合は、自分で片付けるのか、他者に依頼するのか、自分に合った方法でリセットするようにしましょう。
部屋が汚いと、自分の生活もだらけてしまったり、体調がすぐれない日々が続いたりするなど、いいことは全くありません。
年に数回、部屋の隅々まで片付け、掃除する習慣をつけ、気持ちの良い日々を送れると良いですね。
記事を読んで、汚部屋の片付けについてもっと知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。
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