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汚実家の片付けをする

投稿日:2017年05月26日 更新日:2021年03月30日

汚実家に片付けで大切なたった1つのこと

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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知らない間に実家がゴミ屋敷になっていた」「もともと汚実家だったけど、年々ひどくなっている」といった悩みを抱える方は少なくないようです。

ゴミ屋敷の件数は増加しており、近年社会問題になるほど注目されています。なかには、「ゴミ屋敷条例」を制定する自治体も出てくるほどです。

実家がゴミ屋敷になると、ご近所の方への迷惑や放火といった心配も出てきますよね。ただご自身の家を掃除するように、簡単にいかないのが汚実家の片付けです。

実際に汚実家を片付けようとしても失敗に終わるケースは少なくありません。

今回は、なぜ汚実家の片付けが失敗してしまうのか、汚実家の片付けをスムーズに行うためのたった一つの方法などについてご説明します。

目次

汚実家の片付けを失敗しないために大切なのは「説得」

汚部屋の片付けで大切なこと

汚実家の片付けを失敗しないために、一番大切であり大変なことが、親御さんを「説得」することです。汚実家を片付けたい方は、親御さんの同意を得ずに、自分の家を掃除するような感覚を持ってしまいがちです。

しかし、汚実家には汚実家になる原因があります。そこを無視してしまうと親御さんから強く反発されてしまうのです。実際に、ゴミ屋敷を片付けられない理由のほとんどは、住人の許可が得られないことと言われています。

汚実家を片付けることは、大変な作業ではありますが、手順に沿って機械的にできるものです。しかし、適切に説得できていなければ、汚実家の片付けを始めることさえできないのです。

汚実家の片付けを失敗しないためにはしっかりと親御さんを説得し、同意してもらいましょう。

そして、親御さんを説得するためには、「なぜ汚実家になってしまったのか」について知っておく必要があります。それでは、汚実家になる原因について、次の章で解説していきます。

関連記事:ゴミ屋敷の片付け方について詳しく知りたい方はこちら
ゴミ屋を片付けるコツと手順は?

汚実家を片付ける前に知っておくべきこと

汚実家を片付ける前に知っておくべきこと

汚実家を片付ける説得をするためには、なぜ実家がゴミ屋敷になってしまったかを知らなければなりません

原因を知ることができれば、汚実家の片付けを進められますし、その後再びゴミ屋敷に戻るのを防ぐこともできます。つまり、根本的に汚実家の問題を解決できるのです。

実家がゴミ屋敷になってしまう理由は大きく分けて2つあります。

それは、「高齢者であること」と「(母親の場合)女性であること」です。それでは一つずつ見ていきましょう。

汚実家になる理由1.高齢者であること

ゴミ屋敷の住人のほとんどは高齢者だと言われているのをご存知でしょうか。高齢者は、私たちが思いもつかない理由でゴミ屋敷に住むことを余儀なくされています。

それでは、高齢者が汚実家を片付けられない理由とは何なのでしょうか。

これらの理由が絡み合って、汚実家を片付けられないのです。一つずつ解説します。

体力の低下

高齢者は若者と比較して体力が低下しているのはイメージしやすいと思います。

体力の低下と一言でいっても、持久力や筋力、視力など全身的な機能が落ちてしまいます。若者のように重い物を持ち上げたり、運んだり、それらの作業を長時間行ったりすることは難しくなるのは当然と言えるでしょう。

ゴミ屋敷の片付けは若者であっても1人で実行するのは大変なものです。それを高齢者に強制するのはかなりの難題を押し付けているも同然なのです。

もしかしたら、親御さんも汚実家を片付けたいという気持ちを持っているかもしれません。体力的な問題で実行できない可能性があるということを頭に入れておきましょう。

判断力の低下

高齢者はどうしても判断力が低下してしまいます。

ゴミ屋敷の片付けは、ただゴミを処分するだけでなく、生活用品のなかから不要なものを判断する段階があります。

また、ゴミや不要品を処分した後にも、ものをどこにしまうのか、置き場所はどうするのかといった判断を要します。

膨大なゴミや不要品を仕分けする作業は、汚実家を片付ける上でも大変な労力がかかります。汚実家の片付けを完了するための判断力を求められるのは、高齢者には酷なことなのです。

寂しさを紛らわすため

身の周りにものがあると落ち着くという方は一定数いますよね。

親御さんも、寂しさを紛らわせるためにものを集めている可能性があります。

例えば思い入れのあるものや趣味用品を身の周りに置いておき、昔を回想したり趣味で寂しさを忘れようとしたりしているのかもしれません。

これらのものを説得もなく捨てられると、起こって反発してしまうのは当然のことと言えるでしょう。

ものへの執着が強い

上でご説明した寂しさを紛らわすために物を集めることと繋がりますが、高齢者はものへの執着が強い傾向にあります。

第三者から見るとゴミにしかみえないものでも、これまでの人生をともに過ごしてきたものは執着してしまうのも当然です。

また、高齢者の心理傾向として、失望感を持っている方が多いです。加齢によって知識や経験は蓄積されますが、体力や家族、友人などを失ってしまいます。

実際にゴミ屋敷の住人には、近所付き合いが無く、家族がいないか疎遠であるという方がほとんどです。

若いころの自分自身や、家族、友人を失った隙間をどうにか埋めるために、ものを集めるという行動に走ってしまいます。

軽度の認知症の可能性も

昔はキレイに整っていた実家が急に汚実家になるというケースでは、親御さんに軽度の認知症の疑いが出てきます。

認知症は家に帰れなくなったり、物忘れが激しくなったりといった症状がある日突然発現します。

認知機能が低下したことによって、汚実家が片付けられなくなったという可能性があるのです。

2012年時点で日本には462万人の認知症患者がいると推計されています。これは認知症の検査を受けた方のみから推計された数なので、実際には予備軍がもっといると予想できます。

認知症は軽度のものも含めると、珍しい病気ではありません。認知症は、根本的な治療方法は確立されていませんが、軽度から治療することで症状の進行を緩やかにすることはできます。

もし認知症の疑いがあれば、一度受診するようにしましょう。

汚実家になる理由2.女性であること

汚実家になりうる女性

もしあなたの母親がゴミ屋敷の住人である場合、女性特有の理由によって汚実家を片付けられないのかもしれません。

女性特有の汚実家を片付けられない理由は3つ挙げられます。

それでは詳しくご説明します。

羞恥心から人に手伝いを頼めない

汚実家を片付けるためには人手が必要です。

一人で汚実家を片付けるのは、高齢者にとっては非常に難しく女性ならなおさらでしょう。

しかし、女性は男性よりも羞恥心が強い傾向にあります。特に昔の女性は、「はしたない姿を人様に見せるな」と教育されてきたはずです。

ゴミ屋敷となってしまった汚実家の片付けを手伝ってもらうことは、散らかった家の中を人にさらけだすこととも言えます。女性にとっては非常に恥ずかしいことです。

実際に汚部屋の片付けを業者に依頼してくる女性はかなり多いそうです。

「友人に手伝ってもらうのは恥ずかしいけど、業者に頼むのもやり方が分からない」と、親御さんは困っているかもしれません。

買い物依存症の疑い

女性は化粧品や装飾品、洋服を買うのが好きな方が多いですよね。買い物が趣味だという方も多いのではないでしょうか。

買い物依存症の方には女性が多いと言われています。買い物で孤独感や寂しさを紛らわし、買ったものを使用せず放置する傾向があるようです。

いつまでもお洒落でいることは、生活にもハリが出て健康的です。

しかし、母親に買い物依存症の傾向があるのであれば、それは寂しさから来ているのかもしれません。

特に汚実家を片付けられないレベルまで買い物している場合では、買い物依存症の可能性も高いと言えるでしょう。

男性より体力が低い

当然のことと言えますが、女性は平均して男性よりも体力が低いです。

男性高齢者でも汚実家の片付けは困難なので、女性にとっては不可能と言っても過言ではないでしょう。

また余談ですが、女性は生理学的に男性よりも骨粗しょう症(骨がスカスカになる)になるリスクが非常に高いです。

無理に汚部屋を一人で片付けようとして転倒すると、骨折してしまう可能性があります。

汚部屋の片付けを母親一人で行うのは非常に危険です。このことも踏まえて、汚実家の片付けに繋げる説得の方法をご説明していきます。

関連記事:ゴミ屋敷に暮らしている場合の対処法はこちら
汚部屋を片付けるコツは?

汚実家の片付けでの説得の方法7つをご紹介

汚実家の片付けでの説得の方法7つをご紹介

汚実家の片付けができない理由についてご説明しました。

これらの理由があって、親御さんはやむを得ず汚実家に住んでいるということを認識しておきましょう。

本当は親御さんもゴミ屋敷に住みたいわけではありません。

あなたの親御さんはどの理由から汚実家を片付けられないのでしょうか。それを考えることで、説得の仕方も見えてくると思います。

ここでは、汚実家を片付ける説得の方法の例を7つ挙げていきます。

あなたの気持ちを伝える

汚実家を片付けたいというあなたの気持ちの裏側には、きっと「ゴミ屋敷に住む親が心配」という心遣いがあるのだと思います。

親御さんの健康面を心配したり、放火などの危険を避けてほしいと思ったりする想いは素晴らしいものです。

ある日急に大切なものを捨てられるかもしれない恐怖感に襲われると、親御さんも反発してしまうことでしょう。

お互いが感情的になってしまっては、汚実家の片付けを反対されるのも無理はありません。

しかし、身体を気遣った思いやりのある理由で汚実家の片付けを説得すれば、少なくとも反発されることはないでしょう。

また、先ほどお伝えしたとおり、家の中での骨折が原因で寝たきりとなる高齢者の方も多くいるのが現実です。

カビやホコリの充満する家にいることで肺炎にかかる可能性もあります。汚実家に住むこれらのリスクなども、適切に伝えるのも効果的ではないでしょうか。

ものの価値観を共有する

汚実家の片付けで、親御さんとすれ違う原因となるのが、ものの価値観の違いです。

ゴミとして認識してしまうような使い古されたものこそ、親御さんは大切にしているのかもしれません。

汚実家の片付けでは、どうしても「捨てる」ということに意識が向きがちです。しかし、ご両親の同意があってこそ処分することができます。

なぜなら、汚実家にあるものはあなたのものではなく、親御さんのものだからです。

どうしても捨てられないものに対しても理解を示すようにしましょう。所有物への価値観を合わせることが、汚実家を片付けるためには必要です。

衣替えや年末の大掃除の機会に

汚実家の片付けが今まで行われていなかったのは、きっかけが無かったからかもしれません。

ゴミ屋敷に住む高齢者は体力や判断力の低下もあり、基本的に片付けるのが億劫な気持ちを持っているものです。

普段片付けの習慣がない人でも、友人が家に来るとなれば片付けて掃除をすると思います。

それと同じように、親御さんにも汚実家を片付けるきっかけを与えてあげましょう。

そのきっかけとして、衣替えや年末の大掃除が良いでしょう。

毎年の行事なので、きっかけをお互いに共有しやすく、説得もしやすいタイミングです。

汚実家片付けの手伝いをする

汚実家片付けの手伝いをする

先ほどもご説明しましたが、体力や判断力の低下から親御さんは汚実家を片付けられない状況に陥っている可能性があります。

そういったケースでは、ご自身が汚実家の片付けを手伝う意思を示しましょう

「大変だけど、頑張ろう」と励ましてあげることで、親御さんも重い腰を上げるかもしれません。ぜひ率先してお手伝いをしてあげましょう。

また、親御さんが気乗りしないのであれば、自分の部屋や親御さんにとって重要でない場所から始めてしまうのも良いでしょう。

大切なものが置いていない場所であれば、片付けをさせてくれると思います。

汚実家の片付けを軽く始めているうちに、親御さんも協力的になるケースがあるようです。

実家に帰る機会を増やす

実家がゴミ屋敷になってしまった理由が寂しさを紛らわすためであれば、会う機会を増やすのも一つの手です。

仕事で忙しいからと、長期間実家に帰っていないということはないですか。

実家に帰る機会を増やすことで、寂しさが埋められて汚実家の解消につながることも考えられます。

直接的に汚実家を片付ける方法ではないですが、親御さんが長年過ごしてきた環境を変えるためには、こういったケアも必要かもしれません。

地域のコミュニティへの参加を促す

こちらも直接的な汚実家の片付け方法ではなく、多少時間がかかる方法です。

しかし、ゴミ屋敷に住む方の特徴として、人づきあいが極端に少ないということが挙げられます。

地域のコミュニティや、趣味サークル、シルバー人材派遣センターなど高齢者が社会に関われるサービスは多くあるものです。

人づきあいや社会との関わりは生活にハリをもたらしてくれますし、寂しさを埋める効果もあります。

もちろん、もともと人づきあいが苦手な方に無理に進めるのは逆効果ですが、もしきっかけがないだけであれば、社会参加を促すことも検討してみましょう

長期的かつ直接的ではないですが、汚実家の片付けを進める際に良い影響があるはずです。

第三者に説得してもらう

上記の方法を試しても、汚実家の片付けの説得が上手くいかないケースもあるでしょう。

そんな時は、お互いが感情的に反発してしまっていることが考えられます。

お互いが冷静に汚実家の片付けについて話すためには、第三者を入れることも検討してみて下さい。

コミュニケーションの手法として、第三者が介入することで説得が上手くいきやすいと言われています。

また、第三者の意見はご自身と親御さんにはない新しい視点を持っていることも多く、汚実家の片付けの意見もまとまりやすくなるでしょう。

汚実家の片付けで困ったらゴミ屋敷清掃業者に

汚実家の片付けで困ったら生前整理業者に

汚実家の片付けは、自分でできればそれが一番ですが、もしそれが出来ていたのなら、汚実家にはなっていなかったでしょう。

家族や友達に手伝ってもらうのも気が引けますし、その後の人間関係に影響がないとも限りません。

やはり、汚実家の片付けは、プロの業者に依頼するのが一番のおすすめです。

ゴミ屋敷清掃業者は、知識と経験豊富な専門のスタッフが、短時間で確実な片づけを行います。周りの人にばれないように作業することができるのも大きなメリットです。

ごみの処分やリサイクルまで行ってくれる業者も多いので、大変便利な上に効率的です。

費用が発生しますが、今の汚実家から抜け出し、身軽になって新しい生活へ踏み出すことができると考えれば、決して高いものではありません。

汚実家の片付けに悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?

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「汚実家に片付けで大切なたった1つのこと」まとめ

汚実家の片付けをするために大切なたった一つのこと

汚実家の片付けをするためには、まず親御さんの同意を得なければなりません。もし一方的に汚実家の片付けをしようとすると、反発されてしまう可能性があります。

一度汚実家の片付けを拒否されると、それ以降話を受け入れてもらえないかもしれません。実際に、ゴミ屋敷の整理が進まない理由も、住人の拒否なのです。

汚実家の片付けを考えている方が一番気を使うべきなのは、説得の方法です。今回ご紹介した汚実家片付けの説得方法を参考に、親御さんに寄りそう姿勢で説得してください。

記事を読んで片付けに関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

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