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投稿日:2017年05月18日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
自分の家がゴミ屋敷だなんて、誰にも知られたくないのが本音ではないでしょうか?
掃除ができなくて家をゴミ屋敷にしてしまうのは、若者から高齢の方まで見られます。また、家をゴミ屋敷にしてしまうのは意外にも男性よりも女性の方が多いのだそうです。
自分は片付けられないとおっしゃる方は、業者にお願いしてゴミ屋敷化した家を掃除してもらいましょう。そして、今後は綺麗をキープしていきましょう。今回は、ゴミ屋敷の家を掃除する方法と費用について紹介します。
家がゴミ屋敷だと聞くと、誰もがゴミがたくさんたまっていて掃除がされていない不潔な家をイメージすることと思います。
しかし、ゴミがたくさんあって掃除がされていない家が皆ゴミ屋敷というわけではありません。「片付けと掃除がされていない散らかった家」と「ゴミ屋敷」は別物なのです。
ゴミ屋敷とは、明らかにゴミと思われるものが重なり合っていて、その上で住人が小さくなって暮らしている状態です。
「片付けと掃除がされていない散らかった家」の場合は、この先もしかしたら突然やる気が出て掃除をしようと思える可能性が残されています。
住みやすいように、ゴミは処分して窓を開けて換気もしようと思う可能性がある。家を綺麗に掃除したら、友達や彼氏彼女を招待したいと思える可能性があります。
しかしながら、ゴミ屋敷の場合はそういった可能性はほぼゼロです。家を掃除して綺麗にしたいといったやる気もエネルギーもほとんどありません。
また、掃除したくても何をどうしたら良いのか分かりません。つまり、何かきっかけがなければ、今後も掃除はせず今の状態が続いていくか、または悪化していくだけなのです。ですから、早めに何とか対策を考える必要があるのです。
少しでも費用を抑えて解決するためにも、早めに行動を起こしましょう。当たり前ですが、ゴミ屋敷のゴミが増えていったり床や壁、水回りなど家の状態が悪くなったりすれば、修繕費用も必要になりますので費用は益々高額になります。
ゴミ屋敷となった家を一人で掃除しようと思っても、まずそれは難しいと思って良いでしょう。いざ捨てようと思うと、皆愛着があって捨てられなくなることが多いからです。
ゴミについても同じように思ってしまう場合もあります。したがって、一人でゴミ屋敷を掃除しようとは思わないで、是非誰かの手を借りて行うことをオススメします。
家族でも友人でも良いですから、誰かと一緒に、掃除するエリアの担当を決めて進めていきましょう。ワンルームマンションなどあまり広くない家であれば、何とか頑張って進めることはできます。
ゴミ屋敷の家を掃除するために、まずは掃除を手伝ってくれる人を確保しましょう。その際、一日で終わらないことも伝えてください。
家の大きさや家の部屋数、ゴミのたまり具合にもよりますが、丸2日間は掃除にかかると覚悟しておいてください。また、用意しておきたいものは、下記のようなものがあります。
お古の靴下を履き、マスクと手袋を着用。帽子や三角布をかぶってスタートです。家を片付ける時は、一部屋ずつ掃除していくのがオススメです。
わき目も降らず手を止めることもなく、ドンドン分別しながらゴミ袋に入れていきましょう。これがゴミ屋敷の家を掃除する時の鉄則です。
あれこれ考えたり得する方法などを模索したりすると、疲れてしまってやる気が損なわれてしまいますので、とにかく余計なことは考えずに進めてください。
箱は、家の掃除の途中で分別に困ったものを、とりあえず入れておくためのものです。分別に迷ったものはさっさとここに入れて、分別が分かるものからがんがん捨てていきましょう。
ゴミ屋敷の家を掃除するときは、最終的には全ての部屋を行うのがオススメです。こうすることで、綺麗を保つモチベーションが上がりリバウンド防ぐことができます。
しかしながら、部屋が複数あるような家や広くてゴミが多い場合は、専門の業者に掃除をお願いした方が賢明です。費用はかかりますが、その方が確かな改善が望めます。
ゴミ屋敷の家を掃除するのは本当に過酷です。強い心がなければ、すぐに折れてしまうことでしょう。
ですから、努力のすぐ後ろに結果が見えるような進め方がオススメです。まずは、モノを運び出すときに楽になるように、家の玄関から廊下にかけて掃除しましょう。
この時、あちこちに手を付けるのではなく、歩けるようにすることが先です。そして、不要になった大きな家具や家電などが見つかったら、先に片付けてしまってください。
後は掃除が楽そうな部屋から進めていきます。これで、努力が目に見えますのでやる気が続きます。
水回りは、掃除に苦労することが多い場所でもあります。仮に使えそうな新品のものが出てきたとしても、臭いが染みついていることが多いですし汚いので捨ててしまった方が良いと思います。
家のゴミ屋敷の掃除について悩んでいる方の中には、自宅ではなく実家について悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
高齢になった親が、家をゴミ屋敷にしているといったことはよく耳にします。ものに躓いて、転んでしまう危険もありますので心配です。
高齢になると、若い方と異なりどうしても体力や機能が低下します。また、昔と異なりゴミの分別ルールが細かくなっていることもあり、ゴミを出すのが苦手になる方も少なくありません。
この問題を解決するためには、可能であればゴミの分別を手伝ったり、分別を分かりやすくしたりする工夫をすることが必要です。
また、無理やり捨てようとしたり上からゴミを捨てるように言ったりしてもうまくいきません。あくまでも、実家に住む親の意思を尊重できるような対応が必要です。
「○○するな」とか「○○しなさい」といった言い方ではなく、「○○しよう」、「○○と○○どっちが好き?」といった言い方がオススメです。
自分の手で片付けるのが難しい状態の場合は、費用はかかっても早めに業者に家の掃除を依頼した方が良いかもしれません。
高齢者が家をゴミ屋敷にしてしまう原因の中には、認知症を発症していたりうつ病になっていたりすることもあります。おかしいなと思ったら、一度医療機関に連れていく必要があることも考えられます。
ゴミ屋敷の家を掃除してくれる業者はたくさんあります。中には悪質な業者が存在しているため、業者選びも慎重にする必要があります。
無責任な会社や費用がべらぼうに高いところ、反対に費用がとても安すぎるようなところもあります。
安く請け負ってくれることに何の問題があるのだと疑問に思う方もいるかもしれませんが、こういった会社は回収したゴミを不法投棄する可能性もあります。
見積もりをしっかりとチェックしてから判断しなければなりません。今は家電や家具類を処分する場合、費用もかかる時代です。以下を是非をチェックしてみましょう
業者の基準によって、家がゴミ屋敷の清掃料金に幅があります。基本の清掃料金に脱臭や害虫駆除などをオプションで付けている業者、運び出しから清掃まで全部基本料金で行う業者、トラックのサイズで決めている業者などです。
ゴミ屋敷の大きさや汚れ具合によっても変わるので、清掃料金は見積もりを取らなければ分かりません。
ここでは目安になる費用を紹介します。
基本料金の目安
部屋の状態(6畳の部屋の場合) | 料金 |
---|---|
床全体がゴミ | 30,000 円〜 |
腰の高さまでゴミ | 80,000 円〜 |
天井の高さまでゴミ | 240,000 円〜 |
オプション料金の目安
作業 | 料金 |
---|---|
消臭 | 20,000円~ |
オゾン脱臭 | 10,000円~ |
室内害虫駆除・防止 | 19,800円~ |
ハウスクリーニング | 13,800円~ |
部分クリーニング | 6,800円~ |
基本料金とオプション料金の表はあくまでも目安です。
これ以外にも別料金で、女性依頼者の「男性に部屋を見られたくない」という気持ちに応える女性スタッフだけの片付けや、近所の人にゴミが見えないように段ボールで梱包して運び出す、事前に自分で段ボール詰めをしておけば運び出しに来て分別廃棄してくれる、やや高額だけど短時間で片付けてくれるなどの細かいニーズに応えるサービスを行っている業者もあります。
大手の引っ越し業者の中には、ゴミ屋敷の清掃を行ってくれるところもあります。
引っ越し業者にゴミ屋敷の清掃を頼む最大のメリットは、建物を痛めないようにゴミや物を運び出すスキルに長けていることです。
特に賃貸物件の場合に室内を損傷してしまうと、後から原状回復費用を大家や管理会社から請求されてしまうので、このようなことが起こらないように細心の注意を払って不用品を運び出してくれるのが引っ越し業者であると言えるでしょう。
しかし、ゴミ屋敷の片付けや清掃は引っ越し業者の専門の業務ではないため、依頼を断られてしまうことも考えられます。
まずは電話やメールでゴミ屋敷の清掃を依頼できるかどうか問い合わせてみることをおすすめします。
便利屋の中にはゴミ屋敷の片付け・清掃に対応してくれる業者もあります。
便利屋の掃除スキルにもよりますが、水回りが完全に使用不可能な状態になっている場合でも対応してくれる業者もあるので、一度業者に問い合わせてみることをおすすめします。
料金の一般的な相場は1部屋5万円〜、一軒家では20万円〜となっており、この価格は搬出するゴミの量やハウスクリーニングが必要な場合などにはさらに高額になります。
しかし、オプションで依頼できるサービスは脱臭、消毒、ふすまなどの張替え、破損個所の修繕など多岐に及ぶので、まさに「便利」な業者です。
ゴミ屋敷の家を掃除する業者それぞれによって違いはあるのですが、ゴミの分別量が多くなればそれだけ手間暇がかかるので、費用が上がる傾向があります。
ですから、可能な部分だけでも自分で分別するのがオススメです。せめて、飲みかけのペットボトルくらいは処分する。生ごみ類は、ひとまとめにしてゴミ袋に入れておくなどです。
他にも、できるところまでやってから見積もりを依頼してみてください。費用が抑えられる可能性があります。
全国にゴミ屋敷清掃業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心してゴミ屋敷清掃を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの109,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されているゴミ屋敷清掃業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
家がゴミ屋敷になった場合、あまり広くない家やゴミの量があまり多くない場合は、自分でも掃除することができます。
その場合は、誰かのサポートを得て行うのがオススメです。また、ゴミ屋敷の家を業者に依頼して掃除する場合、費用はそれぞれ異なります。
少しでも費用を抑えたい方は、自分でできるところまでゴミを分別するようにすると良いでしょう。これだけでも、費用が安くなる可能性があります。
記事を読んでゴミ屋敷に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
ゴミ屋敷清掃のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリではゴミ屋敷清掃について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問にゴミ屋敷清掃に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。