オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年05月26日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
幼いときに両親から贈られたて、ままごと等を行って大切にしてきた人形も、成長すると段々と使う事も無くなってきます。また、人形が好きで集めている人でも、年を重ねると、違う種類の人形が欲しくなり、今あるものを処分しようと思う事が有ります。
使われなくなったり、処分しようと思うようになっても、それまでの間可愛がってきた人形ですから、ただのゴミとして捨てるのは忍びないと思う人は多くいます。
全国各地に、人形の供養をするためにお焚き上げを行ってる所があります。その他にも、自分で処分する方法も幾つかあるようです。ここでは、この人形を処分する方法をご紹介していきます。人形を処分しようと思っている人は参考にして下さい。
人形は人や動物などの形を模した作り物の事です。紙を人型に切って作った簡単な物から、木を精巧に彫刻したものまで存在します。
現在多く出回っているのは、いわゆる「ぬいぐるみ」の様な物です。この人形の起源や役割を詳しく見て行きましょう。
日本最古の人形というと、平安時代の「ひな人形」と思う方が多いですが、人の形を模した物という観点からすると、土偶が日本最古の人形と言えます。
そしてこの土偶ですが、一説では人形のお焚き上げの原点とも考えられています。その理由は、土偶が見つかったのがゴミ捨て場の様な所で、焼いた後に捨てられたと思えるからです。
土偶が焼かれた理由は確定はしていませんが、何かしらの祭事で焼く必要があったという説が有力です。
人形が中国から日本へと伝えられたのが平安時代です。その後、様々な人形が作られてきました。現在では、以下の9つの種類があります。
この中でも、玩具用、観賞用の人形は、個人で処分する方法が気になるものです。人形を供養する方法としてよく知られている物にはお焚き上げがあります。お焚き上げとはどんな事なのか、詳しく見ていきましょう。
お焚き上げの由来は、神事が行われる庭のかがり火と、護摩を焚く祭事が合わさって、魂を送り出す行事となったこととされています。
火を使ってそのものを清めるという意味が込められています。お焚き上げは焼却する物と思われていますが、実際には焼却が目的ではなく、火の力で清める事が目的となります。
この事から、原則的には焼却できない物もお焚き上げは出来ます。ただし、お焚き上げを行う神社やお寺にルールもありますので、この点は確認する必要があります。
お焚き上げを行うと魂が浄化されて、後に残った物はただの物と考えられますので、お焚き上げだけをした後は、普通に廃棄される事になるのが大半です。人形のお焚き上げを行う場合にはどんな方法があるのか、詳しく見ていきましょう。
人形のお焚き上げをして処分したい場合の方法としては、神社やお寺に依頼する方法と、生前整理・遺品整理業者に依頼する方法があります。
人形の持ち主の心情や依頼するタイミングによって使い分けると良いですね。先ずは、神社やお寺に依頼する方法から見て行きましょう。
全国各地に人形のお焚き上げを行っている神社やお寺は存在します。
ただし、最近では環境問題の為、焼却する事が難しくなって来ていますのでお焚き上げを行っている所は減少しています。
自分が持っている人形をお焚き上げで供養したい場合には、これらの神社やお寺に持参するのが良いですね。人形のお焚き上げで有名な所にお願いしたい場合には、これから紹介する所に依頼すると良いです。
所在地が離れていても郵送で対応してもらえる所もあります。依頼する場合には、ホームページなどで申し込み方法を確認しましょう。
自分の周りの寺社で人形供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形供養を実施しています。
オコマリで人形供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用もダンボールの大きさ毎に決まっているため、ダンボールの中に何個人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お焚き上げは、環境のことを考慮して行っておりませんが、お問い合わせは無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
故人が大切にしていた人形を整理する時に、そのまま不用品として処分するには抵抗があります。
その様な時には、生前整理・遺品整理業者に依頼するのが良いです。最近では環境問題からお焚き上げをする神社や寺院も減ってきていますので、人形をお焚き上げして供養する場合には、生前整理・遺品整理業者を利用する方がスムーズに行えます。
ただし、故人が深く信心している所がありそこでお焚き上げをして頂けるのであれば、心情的にはそちらに依頼する方が良いです。
全国に生前整理業者は9,000社あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
ここでおすすめしたいのが相見積もりを取ることです。相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で見積もりを取ってもらい、それを比較することです。
しかし、見積もりには生前整理業者の下見が必要になり、その下見には1時間ほどかかります。一般的に相見積もりは3社が適切と言われているので、3時間も下見に費やさなくてはなりません。
この相見積もりの問題を解決したのがオコマリです。この記事を執筆しているオコマリでは業界初の1回の下見で相見積もりが取れるサービスを提供しているので、通常3時間かかっていた下見がたった1時間で済みます。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
問い合わせや下見、見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
お焚き上げで供養をして人形を処分する方法をご紹介してきましたが、ここからはお焚き上げ以外の方法で処分する方法をご紹介します。人形の状態や思い入れ、考え方によっても変わってきますので、処分する方法の一つとしてご覧ください。
リサイクル業者に売却するのが良いと思われる状況には、以下の3つがあります。
リサイクル業者に売却する前には、人形に対してお礼と自分の気持ちをしっかりと伝えるのが良いですね。
人形をお焚き上げをして供養したりリサイクルに出すほどではない場合には、寄付をする方法があります。
人形やおもちゃの寄付を受け付けている団体で、人形を必要としている所に振り分けたり、リユース、リサイクルを行って得られた売り上げから日本赤十字やユニセフに寄付を行っています。
お焚き上げを行うのは、人形の供養をする一つの方法ですが、それ以外にも人形の供養を行う方法もあります。
それは、自分で供養して処分する方法です。ここまで一緒に暮らしてきた人形ですから、他人任せではなく自分の感謝の気持ちも込めて供養したい人にはこの方法がおすすめです。やり方は以下の通りです。
長い間一緒にいる事が多く、可愛がったり、自分を励ましてもらったりする人形。その人形を手放す時には、お焚き上げ等を行って供養してあげる事を考えましょう。
お焚き上げを行ってもらえる神社やお寺が少なくなってきていますので、難しい場合には自分で清めてお別れをするのも良いですね。
その他にも、自分と同じ様に、他の人に可愛がってもらえる方法もあります。自分の手を離れる時には、感謝の気持ちを人形に伝えてあげましょう。
人形供養のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは人形供養について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に人形供養に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。