オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年06月01日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
人形は可愛いというだけではなく、人間の心を癒してくれるものです。
人形を抱きしめることで安心することもできますし、時には人に言えないことを聞いてもらうこともあるでしょう。
そのように、大切にしてきた人形を手放すとき、ただのゴミとして捨てるのがつらいという方には、人形供養をすることをお勧めします。
人形供養とは、文字通り、人形を供養することをいいます。
供養と聞くと、先祖や故人にお花や食べ物をお供えするとともに、御祈りをするという印象があると思いますが、思い入れのある大切な人形とのお別れの際もきちんと供養してあげることで、自分の気持ちの整理もつきます。
人形を供養するという風習は、日本独自の文化です。
そのため、海外からも注目されています。
また、日本には、節目に際して、様々なお祝い事をする風習があります。
その時にお祝いと共に人形を贈ることもあります。3月の雛祭りには雛人形を贈る風習があり、端午の節句には兜などを贈ります。
そのような贈り物には、子供の健やかな成長を祈る気持ちが込められています。そのような人形も、時が経つと古くなり、お別れをしないといけない時がくると思います。
大切な人形をゴミとして処分することはとても心苦しい事です。
そこで、今までありがとうという感謝の気持ちを込めて、お寺や神社で人形供養をしてもらうのです。
そうすることによって、健やかな成長を祈って贈ってくれた相手や、いつも見守ってくれていた人形に感謝をすることが出来ます。
人形供養の仕方にはいくつか種類があります。それぞれの特徴や、行い方について説明します。値段や用意するものなどに違いがありますので、自分に合った方法を見つけてください。
大切にしていた人形やぬいぐるみなどを、きちんと供養したい場合は、お寺に持ち込むことをお勧めします。
全国には、人形供養を行ってくれるお寺がたくさんあります。
インターネットなどを利用して近くのお寺を探してみてください。基本的には、電話で人形供養の依頼をして、了解を得ることが出来れば、指定の日時に人形をもってお寺へ行きます。
そして、人形を前にお経をあげていただき、供養します。
その後、炊き上げることによって、人形供養は終了となります。一連の流れを個別に行うお寺もあれば、共同という形で、人形を集めてから供養を行うお寺もあります。
それぞれのお寺によって行い方が違いますので、希望がある場合は、自分の希望の人形供養を行ってくれるお寺を探してください。くれぐれも、自分の希望を押し付けることなく、お寺のやり方に従ってください。基本的に、人形供養は、お寺の都合で行われます。
しかし、大切な人形であるために、炊き上げの最後までを見届けたい場合は、少数ですが、炊き上げの最後まで見届けることが出来るお寺もあります。
また、お寺によっては、郵送で送った人形を供養してくれるところもあります。遠方のお寺で人形供養をしてほしい場合などには、この方法はとても有効です。
人形供養を行っているのは、お寺だけではありません。神社でも人形供養を行ってくれるところもあります。お寺で人形供養をしてもらう時と同じように、まず、神社に人形供養をしていただきたいという事を伝えます。
その時に伝えられた日時に人形を持って神社に行きます。
そこで祝詞を奏上していただき、人形を供養します。その後、お焚き上げをして、人形供養は終了となります。人形供養にかかる費用は、神社によって様々ですので、自分が行く予定の神社に、事前に連絡する際、費用についても確認しておく必要があります。
相場は3,000円から30,000円というところが多いようです。
また、たくさんの人形を集めて、合同でお焚き上げを行う神社もあり、そのような場合は、公開で人形供養を行ってくれます。
大切な人形がお焚き上げをされる様子を最後まで自分の目で確認できるので、おすすめです。
人形供養を、定期的に行っている神社もあり、その際は人形供養祭として、盛大に行われるところもあります。実際に神社に供養したい人形を持ち込むことが出来ない場合は、郵送で神社に人形を送ると、神社が責任を持って供養してくれます。
このようなサービスは、特定の神社でしか行っていないため、事前に必ず確認しておきましょう。
自分の周りの寺社で雛人形の供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、雛人形の供養を実施しています。
オコマリで雛人形の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個雛人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
雛人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
人形供養を行うのは、必ずお寺や神社で行わないといけないという決まりはありません。
しかし、昔から、人形やぬいぐるみをそばに置いていると、だんだんと魂が宿ってくるという説があります。人形自体に魂が宿るのかどうかはわかりません。
しかし、人形を普通のゴミとして処分することに抵抗があるという方は、すでに、あなたの気持ちが人形に宿っていると言えるのではないでしょうか。
そのような大切な人形はやはり、人形供養をして、すっきりと送ってあげたいと思う事は当然のことだと思います。
人形供養はお寺や神社に行って、お金をかけると、きちんと供養してもらうことが出来ます。しかし、そこまではしたくないという方は、自分で供養するという方法もあります。
人形供養は、気持ちが一番大切なのです。お金をかければきちんと供養してもらい、お金をかけなければ供養できないというようなことは決してありません。
お金をかけなくても、しっかりと感謝の気持ちを込めて供養すれば、きちんと供養できるのです。一般的に自分で人形供養をする際の手順を紹介します。
人形供養に決まりはありませんので、自分が思うように人形に感謝を伝え、供養することが一番良い方法だと言えます。
人が亡くなったときにお通夜やお葬式を行う、葬儀場でも、人形供養を行っているところがあります。
葬儀場の祭壇に供養してほしい人形を並べ、供養をしてくれます。葬儀場で行われる人形供養は、お寺の住職による読経で供養していただくことが出来ます。
また、人形供養を行う際は、人形の持ち主も参列することが出来ます。
そのために、参列者全員がお焼香をすることが出来ます。そのお焼香によっても供養することが出来ます。
供養をしていただく際の供養料は、特に取り決めを行っていない葬儀場が多い。自分の気持ちで包む金額を決めてください。しかし、葬儀場によっては、金額指定がある場合がありますので、事前に確認が必要です。
人形供養を専門にしている業者もあります。人形供養をしてほしい人形を集めて、まとめて供養してもらえるというものです。
供養してほしい人形を郵送すると、供養をしてくれます。
自分自身で人形やぬいぐるみとお別れすると決めた場合は、専門の業者に依頼することも選択することが出来る方法です。
しかし、一番大変なのは、所有者が亡くなってしまった人形の処理です。
人形には魂が宿るとされているため、他の遺品のように、簡単に捨てることは出来ません。そのような場合に便利なのは、遺品整理業者に、人形供養を依頼するというものです。
遺品整理業者の中には、人形供養を遺品整理と同時に受け付けてくれる会社もあります。そのようなサービスを行ってくれる業者は限られています。しっかりと調べて依頼するようにしましょう。
人形を大切にしている方は多いと思います。そのような人形をゴミとして捨てることに抵抗を覚えるとこは当然のことです。
そのような時に、人形供養をすると、自分の中で、心の整理をすることが出来ます。感謝の気持ちを持って人形供養をすることによって、気持ちよく送り出してあげましょう。
人形供養には、様々な方法がありますので、自分に合った方法を見つけてください。
雛人形の処分について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
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