遺品整理の仕方ガイド | 遺品整理の仕方の内容 |
---|---|
故人の遺品整理はいつから始めるべきですか? | 部屋・家が賃貸の場合には新しい家賃が発生するまでが一般的です。持ち家の場合には49日が終わってから、特殊清掃が必要な場合には即座が基本です |
遺品整理の相場はどれくらいですか? | 遺品整理業者に依頼すると1K/1Rで18,000円~で行ってくれます。自分で遺品整理をすると0~100,000円ほどかかります |
遺品整理は誰が行うべきですか? | 主体は遺族の方ですが、手を動かすのは自分たちか遺品整理業者かの2パターンあります。組み合わせて遺品整理を行われる方が多いです |
遺品整理で買取してもらえますか? | 遺品整理での買取は一般的に行われていますので、買取業者や遺品整理業者に聞いてみるようにしましょう |
亡くなった人の物は供養なしで処分してよいのですか? | 問題ありません。供養するかどうかは、ご自身のお気持ち次第になります。写真や人形などは供養をされる方が多いようです |
亡くなった人の物を使うのはよいですか? | 遺品を遺族が使うことは故人にとって基本的には嬉しいことでしょう。気になる方は使う前に供養をしてもらうようです |
遺品整理の仕方は、「遺品整理の時期をいつからすべきか?」「遺品整理で買取をしてもらうべきか?」「遺品整理の相場はどれくらいなのか?」など考えるべき点は多岐にわたります。遺品整理の仕方を知っておくことで、遺品整理をスムーズに行うことが可能になります。
オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理の仕方に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの遺品整理のサービスの詳細については、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
※遺品整理の仕方のチェックポイントをまとめて図にする
遺品整理の仕方を考える際には、下記のような点が疑問に上がると思います。
遺品整理の仕方を覚えてしまえば、遺品整理を迷うことなく楽に進めていくことができますので、1つ1つの疑問をしっかりと解決していきましょう。
遺品整理は主体のとなるべきは遺族の方となりますが、実際に手を動かすのは自分たちと遺品整理業者の2パターンあります。
まずは、故人の遺品整理を取り仕切る人を遺族の中から1人決めて、その人が中心となって遺品整理の内容を決めていくようにしましょう。取り仕切る人を決めずにいると、遺族の色々な意見が錯綜して遺品整理が全く前に進まない事が多くありますので注意が必要です。
遺品整理を取り仕切る人が決まったら、いよいよ手を実際に動かす人を決めます。
オススメは、最初の1割は自分たちで遺品整理を行い、残りの9割は遺品整理業者に依頼する方法です。遺品整理は自分たちだけで行うと、1K/1Rのような小さめの間取りだったとしても、丸3日くらいは必要になり大変です。
そこで、銀行口座や株券、貴金属類など相続に関係のありそうなものや、写真・アルバムといった思い出として保管しておきたいものを最初に遺品整理しておき、残ったものを遺品整理業者に依頼して片付けてもらうのです。
ほとんどの方が親と別の場所に住んでいて、週末にならないと通えない距離にあるかと思います。そのような状況の中では、自分たちと遺品整理業者の組み合わせが一番バランスが良いと考えられます。
「あんなに慕ってくれた故人の遺品整理を業者に依頼するなんていいのかな・・・?」と思ってしまう心優しい方もいらっしゃいますが、遺品整理をして自分たち遺族が疲弊してしまっては故人も喜ばないでしょうから、無理せずに遺品整理業者に依頼しましょう。
故人の遺品整理はいつから始めるべき?と悩まれる方も多いかと思いますが、一番多い時期は「新しい家賃が発生するまで」です。
故人が住んでいた家が持ち家なら良いのですが、最近は賃貸で住んでいる方が多くいらっしゃいます。賃貸ですと、長く借りていればいるほど家賃が発生してしまいますので、遺族としては新しい家賃が発生するまでに遺品整理を済ませたいという意向が多いのです。
亡くなってしまった方が持ち家に住んでいたのか、賃貸だったのか?をまずは見極める必要がありますので、葬儀が終わったらすぐにその点を確認するようにしましょう。
新しい家賃が発生する時期で最も多いのは「新しい月になったら」ですので、基本的には月末までに退去すれば新しい家賃は発生しないでしょう。ただし、「解約通知が2か月前」というように賃貸借契約書に書いてある場合には、2か月分の新しい家賃を支払う必要があります。大家によっては亡くなったという状況を考慮して、「解約通知が2か月前でも当月中に退去してもよい」と言ってくれる人もいるようですので、相談をまずはしてみましょう。
上記のような遺品整理の時期についての質問はよく受けますが、あくまでお気持ちの問題ですので、期限を待たなくても遺品整理を行って問題ありません。
ちなみに、持ち家の場合には故人の遺品整理の時期で焦る必要はありませんので、心が落ち着いてから行っていけばよいでしょう。ゆっくりと遺品整理を行うことは、故人と遺品を通じて再度繋がりあえる機会でもありますので、大切にしましょう。
こちらの情報もチェック!
遺品整理の相場は、遺品整理業者に依頼する場合には1K/1Rが18,000~100,000円程度、自分たちで行う場合には0~100,000円程度になってきます。
自分たちで遺品整理を行う方が安くなると考えがちですが、実際には遺品整理業者に依頼する方が安くなるケースもあります。自分たちで行う場合には遺品整理の効率が悪いために、遺品整理業者が必要な時間の5倍ほど掛かってしまいます。
例えば、1K/1Rの遺品整理は業者であれば3時間~5時間程度ですが、自分たちで行うと24時間(3日×8時間)ほどは必要になります。3日間、遺品整理の現場に通う交通費や道中で食べる食費、手伝ってくれた人に支払う謝礼などを考慮すると大差ないことがあり得るのです。
間取り | 遺品整理業者の料金相場 | 遺品整理を自分でする場合の料金相場 |
---|---|---|
1K/1R | 18,000~100,000円 | 0~100,000円 |
2K/1DK | 36,000~150,000円 | 10,000~150,000円 |
1LDK・2DK | 58,000~250,000円 | 30,000~250,000円 |
2LDK・3DK | 76,000~350,000円 | 50,000~300,000円 |
3LDK・4DK | 94,000~450,000円 | 70,000~350,000円 |
間取り | 遺品整理業者の作業時間 | 遺品整理を自分でする場合の作業時間 |
---|---|---|
1K/1R | 3~8時間 | 2~3日 |
2K/1DK | 5~8時間 | 3~5日 |
1LDK・2DK | 6~8時間 | 4~6日 |
2LDK・3DK | 1~2日 | 4~8日 |
3LDK・4DK | 1~3日 | 5~10日 |
上記は、遺品整理業者に依頼した場合と自分で遺品整理をした場合の料金相場と作業日数の表です。
もし遺品整理のついでにハウスクリーニングや庭の木の伐採や庭の物置の撤去などを考えているならば、遺品整理業者に依頼してしまった方が安くなるでしょう。
遺品整理に掛けられる予算もあるかと思いますので、遺族の方々で相談して一番自分たちにあった方法を模索するようにしましょう。
こちらの情報もチェック!
遺品整理で買取をしてもらうと、遺品整理の費用を節約することが出来ます。そもそも「遺品を買取してもらえるのか?」という疑問が浮かぶかもしれませんが、遺品であっても孤独死のような現場で死臭が付着している事がなければ買取してもらえますので安心してください。
遺品整理で買取をしてもらう方法は3つの方法があります。
遺品整理業者に遺品整理を依頼するのであれば、遺品の買取を一緒に依頼する方が遺品整理の料金から相殺してもらえて便利です。また別途遺品の買取先を探す必要もないので楽だと言えます。
専門の買取業者に遺品整理で出てきた品を買取してもらう場合には、専門業者ごとに買取品目の強み・弱みがありますので注意するようにしましょう。特に骨董品は専門にしてる業者でないと、価値が一切わからないので適当な買取価格を付けられてしまうリスクが高くなります。
自分たちで売る場合には、手間はかかってしまいますが上手くいけば一番高く買取してもらえる場合があります。業者を介さないだけあって、その手数料分も自分たちの売り上げとして計上できるからです。何が売れて、何が売れないのか?の判断が難しいので、インターネットなどで調べながら進めていくと良いでしょう。
こちらの情報もチェック!
亡くなった人の物は供養をしなくても処分しても問題ありません。ただし、人形のような人の形をしたものや故人が大切にしていた時計、故人の写真やアルバムのようなものは、供養をしてから処分して欲しいという方がいらっしゃるのは事実です。
このような供養を行っているのは神社やお寺になりますが、遺品整理業者に遺品整理を依頼する場合には提携先のお寺や神社があって一緒に依頼できるケースがあります。
自分でお寺や神社に電話して供養をしてもらえるのか確認するのは大変な作業なので、遺品整理業者に一緒に依頼できるならばしてしまいましょう。
供養の料金相場としては、段ボール箱1箱10,000~20,000円となっています。供養を行ったら、供養の報告書を依頼者の手元に届けてくれるお寺や神社もありますので、依頼する際に聞いてみると良いでしょう。
人形やアルバムなども故人に対する感謝の気持ちを添えて処分するのであれば、供養を神社やお寺でしなかったとしても問題はありません。最後は自分たちの気持ちの問題になりますので、よりスッキリする方を選ぶ方が良いでしょう。
亡くなった人の物を使うのは良い事であると考えられます。特に故人が大切にしてきた時計や万年筆などを受け継いで使うことは、故人にとっては嬉しい限りでしょう。女性の方であれば、故人の使っていた箪笥などの家具類を自宅に置く人が多いようです。男性は時計や万年筆、工作道具などを引き続き使っているようです。
「亡くなった人の物を使う際に供養が必要か?」という質問を受けるのですが、「捨てるわけではないので不要です」とお答えしています。
弊社でも亡くなった方の人の物を使っている方がおりますが、「故人の歴史を受け継いでいる感じがして元気が出る」という事を言っておりました。物が長く使われる習慣は環境にも良い事ですので、積極的に行っていくようしましょう。
遺品整理での片付けのコツは下記のとおりです。
遺品整理での片付けのコツの1つ目は、キャッシュカードなどの優先度の高い遺品を捜索する事です。株券や土地の権利書、キャッシュカード、遺言書など相続に関連のありそうな遺品や亡くなった事で手続きが必要になる遺品は最優先で遺品整理を行いましょう。
意外と見落としがちですが、故人が使用していたスマートフォンやパソコンなどのデジタル遺品も優先度の高い遺品に入ります。比較的若い方が亡くなった場合には、スマートフォンやパソコンで株やFX、仮想通貨などの運用をしていた可能性がありますし、音楽などの定額サービスを契約していた可能性もあります。これらを放置してしまうと、遺族が損失を被ってしまったり、定額課金が続いてしまって大変です。
スマートフォンやパソコンはロックが掛かっているケースが多いと思いますので、その場合にはロック解除を依頼する必要があります。ロック解除の料金相場は2万円/台前後が一般的です。スマートフォンの場合にはロックが解除できないケースが多いですので、その場合には株やFXなどの口座開設をした際に送られてきた書類を探し、そこから会社に連絡するのが良いでしょう。
遺品整理の片付けのコツの2つ目としては、生ごみなどの腐敗するものの処分を優先的に行っていきます。夏場は数日以内、冬場でも2週間以内には生ごみなどの腐敗しやすいものの処分は進めていきましょう。
また庭に木や植物が植わっている場合には、夏場だと一気に成長して近所迷惑になってしまうリスクも考えられますので注意してください。自分たちで伐採や剪定を行うか、業者に依頼して対応してもらいましょう。
遺品整理で片付けを実施する場合、自分たちで行うなら人集めをするのも1つのコツです。すでにお伝えしたように1K/1Rであっても自分たちだけで遺品整理を行うと丸2・3日は必要になってしまい大変です。
人集めをして一気に終わらせてしまうことで、丸3日必要な遺品整理が2日になったりします。遺品整理の日程が決まったら、家族や遺族、必要であれば友人まで声をかけて手伝ってもらうようにしましょう。
遺品整理での片付けのコツとしては、部屋ごとに遺品整理を進めていくのが良いです。一軒家にもなれば5部屋くらいあるのは通常だと思いますが、全員が全ての部屋に散らばって遺品整理を行うと作業効率が下がってしまいます。
「この遺品はどうする?」「こんな遺品が見つかったよ!見て!」のようなコミュニケーションは自分たちで遺品整理を行った際に出てくる会話の代表例です。全員が違う部屋で遺品整理を行っていると、部屋を行ったり来たりするので非効率になってしまうのです。
人数がいすぎる場合には例外ですが、基本的には1つの部屋に全員が入って遺品整理を1部屋ずつ片付けていくのが良いでしょう。1部屋片付いた時の達成感も一緒に味わえますよ。
遺品整理を業者に依頼する場合には、遺品整理業者選びをしっかりと行うようにしましょう。よい業者を選ぶことが納得できる遺品整理に繋がるコツになります。
遺品整理業者選びのポイントは、下記のとおりです。
遺品整理業者と話してみて、少しでも「怪しいな・・・」「信頼できないな・・・」と思ったならば依頼しない方が身のためでしょう。納得した遺品整理を行ってもらうためにも業者選びはしっかりと行いましょう。
遺品整理のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは遺品整理について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に遺品整理に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。