遺品整理の買取表 | 買取価格 | 買取価格の基準 |
---|---|---|
カメラ | 500~50,000円 | カメラの新しさ、状態、傷・汚れなどで買取価格が変動します |
冷蔵庫 | 1,000~50,000円 | 冷蔵庫の新しさ、状態、傷・汚れ・臭いなどで買取価格が変動します |
洗濯機 | 1,000~45,000円 | 洗濯機の新しさ、状態、傷・汚れ、ドラム式か縦式かで買取価格が変動します |
エアコン | 3,000~50,000円 | エアコンの新しさ、状態、傷・汚れで買取価格が変動します |
テレビ | 1,000~50,000円 | テレビの新しさ、大きさ、状態、傷・汚れで買取価格が変動します |
電子レンジ | 100~30,000円 | 電子レンジの新しさ、状態、傷・汚れで買取価格が変動します |
オーブン | 100~15,000円 | オーブンの新しさ、状態、傷・汚れで買取価格が変動します |
掃除機 | 300~30,000円 | 掃除機の新しさ、ブランド、状態、傷・汚れで買取価格が変動します |
時計 | 100~1,000,000円 | 時計の状態、ブランド、年代、プレミア、傷・汚れで買取価格が変動します |
パソコン | 1,000~100,000円 | パソコンのスペックや新しさ、傷・汚れで買取価格が変動します |
貴金属 | 1,000~3,000,000円 | 貴金属類の種類と大きさなどで買取金額が大きく変動します |
ストーブ | 1,000~30,000円 | 筒形のガスストーブは高めで買取されます。またストーブの状態などで買取金額が変動します |
椅子・机 | 100~20,000円 | 椅子・机の状態、ブランドによって買取価格が変動します |
自転車(ロードバイクも含む) | 1,000~100,000円 | ロードバイクのパーツも買取可能です。ブランド、状態で買取価格が変動します |
ゲーム機器・音楽機器 | 1,000~30,000円 | 音楽機器の方が買取価格に幅があります。状態やブランドによって買取価格が変動します |
ミシン | 500~30,000円 | ブランドや状態によって買取価格が変動します |
遺品整理の買取で最も多い買取品は家電です。家電は製造年から5年以内というのが最低条件になりますが、故人が住んでいた部屋に新しそうな家電があれば、その家電の製品番号をインターネットで調べて製造年をチェックしましょう。購入年ではなく、あくまで製造年であることに注意しましょう。
冒頭でご紹介した表は、遺品整理で買取が行われやすい品物の表になります。遺品整理時に遺品の高額買取を行ってもらうならば、専門の買取業者に依頼するのがオススメです。遺品整理業者に買取してもらうことも可能ですが、買取に強い業者でないと買取価格を適正につけることができないので注意が必要です。
遺品整理における買取は、遺品整理を業者に依頼するにしても自分で行うにしても、遺品整理に掛かる料金を相殺できることもあり、できる限り行ってもらいたいことの一つであることは間違いありません。
オコマリでは遺品整理時の買取のほか、生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの遺品整理のサービスの詳細については、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
遺品整理での買取を依頼する先としては、状況に応じて3つに分けられます。
遺品整理を遺品整理業者に依頼するのであれば、そのまま遺品整理業者に買取の依頼をするのが一番手間がかからず良い方法です。ただし、遺品整理業者によっては買取の品の得手不得手があるのは事実です。
ある遺品整理業者は貴金属に買取が強いけどアンティークは弱め、ある遺品整理業者は家電には買取が強いけどそのほかは弱め、などです。
ちなみに、家電は製造年から5年以内であれば買取してもらえる可能性が高く、ほとんどの遺品整理業者が対応しているので相談してみるとよいでしょう。もちろん、5年以内であっても汚れや傷が目立ってしまうと買取対象外になるので注意が必要です。家電の買取を希望するのであれば、遺品の買取査定をしてもらう前に綺麗にしておく方が良いでしょう。
遺品整理業者が苦手とするのは、掛け軸などの骨董品です。骨董品は専門業者でさえも価値を見間違える可能性があるものです。専門ではない遺品整理業者が、買取査定を行うにはスキルの限界があるのです。
ただし、遺品整理業者に買取を依頼すれば、遺品整理の料金から値引きしてくれるのでお得に遺品整理を行うことができるのは事実です。スピード重視を重視している方には遺品整理業者に依頼して買取をしてもらうのをオススメします。
スピードよりも買取価格重視であれば、専門の買取業者を呼ぶか、自分で売買するのが良いでしょう。特に貴金属やブランド品、骨董品などは専門の業者に依頼する方が高く買取してもらえる可能性が高くなります。
自分で売るのであれば、ブランドの服などが良いでしょう。骨董品など自分で価値の判断がつかないものはプロに任せてしまった方がよいからです。
自分たちの置かれた状況からどこに遺品の買取を依頼するのかを判断するようにしましょう。
遺品整理で出てきた遺品でよく買取してもらえるものと、買取してもらえないものがあります。
遺品整理におけるよく買取してもらえる品と買取してもらえない品を表にまとめてみました。買取価格も記載してみたので確認してみてください。
遺品整理でよく出る遺品 | 買取のしてもらいやすさ | 買取価格の水準 |
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カメラ | △ | 500~60,000円 |
冷蔵庫 | 〇 | 1,000~52,000円 |
洗濯機 | 〇 | 1,000~45,000円 |
エアコン | 〇 | 3,000~50,000円 |
テレビ | 〇 | 1,000~50,000円 |
時計 | 〇 | 100~1,500,000円 |
パソコン | △ | 1,000~100,000円 |
貴金属 | 〇 | 1,000~3,000,000円 |
椅子・机 | × | 100~15,000円 |
自転車(ロードバイクも含む) | △ | 1,000~100,000円 |
ゲーム機器・音楽機器 | △ | 1,000~30,000円 |
着物 | × | 500~500,000円 |
人形 | × | 500~30,000円 |
古書 | × | 500~11,000円 |
桐ダンス | × | 500~10,000円 |
※買取のしてもらいやすさは、「〇・△・×」の3段階で設定しております。
遺品整理の買取価格は日によって変動していきます。
表で挙げた時計(特にロレックス)は、世界的な需要がある内は高値で取引されていますが、そうでなくなれば価格は下がっていくでしょう。
遺品の買取価格はある意味運でもあるのですが、今回紹介している買取価格はあくまで参考程度にしてもらえればと思います。
遺品整理での着物の買取は、非常に多く依頼があるのですが、なかなか買取が難しい品です。
すでに「遺品整理の主要な買取品とその価格」の表で紹介はしていますが、着物は購入時は非常に高価であるものの、売却時にはどうしても安くなってしまいます。
理由としては買取価格は需給のバランスで決まるため、現代の人々が着物を着なくなってきている中で買取価格が下がっているのです。
実際あった話ですが、東京の神楽坂にある高級料亭の方が片付けをする際に着物を買取して欲しいと仰っていただいたので鑑定したのですが、数百円にしかならなかったということなのです。
購入時は50万円ほどした着物も、売却時には数百円にしかならないという寂しい現実があります。
遺品整理時に出てきた着物については、遺品整理業者にもよりますが買取ではなくお客様にお返しして「着物の布を使って他の物を作ってはどうか?」とご提案されるようです。
下記には着物の買取表を載せておきますが、やはり状態などで変動するため、遺品整理で出てきた遺品の着物の買取を希望する場合には実際に買取業者を呼ぶようにしましょう。
着物の種類 | 着物の買取相場 |
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振袖 | 1,000~120,000円 |
色留袖 | 1,500~60,000円 |
黒留袖 | 1,000~60,000円 |
訪問着 | 500~140,000円 |
小紋 | 1,500~80,000円 |
羽織 | 300~25,000円 |
和装小物(帯締・帯留・簪など) | 50~10,000円 |
遺品の着物買取の裏話としては、「着物買取」と謳っておきながら実際に家に伺ったら「着物以外にも買取できるので、ぜひ他のものも鑑定させてください」と言われ、当初買取してもらうつもりではなかった物まで買取されたというケースがあるようです。
「着物がある家=お金を持っている家」というような方程式が成り立ちやすいことから、このようなことが行っているようです。遺品の着物の買取の際には気を付けるようしてください。
遺品整理での貴金属の買取については、遺品整理業者に依頼するのも良いですが、専門の買取業者にもお見積りを取ることをオススメいたします。
遺品整理業者の中で貴金属の買取に強いところは確かにありますが、数としては全国的にもあまり多いとは言えません。もし遺品整理業者に貴金属の買取をしてもらいたいのであれば、ホームページなどで貴金属の買取実績があるか?をチェックするようにしましょう。
また、遺品整理中の貴金属類についての気を付ける点は、貴金属かどうかを判断できず捨ててしまう事です。
金の延べ棒が出てくれば誰でも金だと判断できますが、イアリングやネックレスといった装飾品が本物の金かどうかを素人ではなかなか判断できません。
これまでの遺品整理の中でも、誤って金のネックレスやイアリングを処分してしまって後悔したというお客様のお話を伺ったことが何度もあります。
金かどうか悩んだ場合などは、一旦取っておいて専門の人に見てもらうのが良いでしょう。
遺品整理での買取額を上げるためにできることは3つあります。
通常の買取においても、買取品の状態が悪ければ悪いほど買取価格は下がっていってしまいます。これは遺品整理での買取でも変わりません。買取品についている傷や汚れは事前に除去できないかを試しておきましょう。
ただし、よくある失敗は傷を取ろうと頑張っていたら逆に傷を付けてしまったというものです。「やらなければよかった…」と後悔する種になりますので、あまり無理してやらないようにしましょう。
遺品の買取先を適切なところに依頼することが買取額に大きな差が出ます。やはり、業者によって得手不得手がありますので、苦手なものの買取になると、どうしても買取額が下がってしまう可能性が高くなります。
苦手というのは、査定ができないという事です。査定ができないので、買取後の損失を少なくするために、買取価格が下がるのです。
遺品の買取業者による得手不得手を把握して、適切な業者に遺品整理で出てきた品の買取を依頼するようにしましょう。
買取して欲しい遺品がどれくらいで売れているのか?を事前にインターネットなどで調べておきましょう。
遺品整理では大量の遺品が出てきますので、すべての遺品を調べることは困難かと思いますが、高値が付きそうだな…というものを選んでおいて、その遺品だけでも調べておくのが良いでしょう。
相場を知っておくことで、相場よりも高い・安いが査定で出たときに、「なぜこんなに安く買取されるんですか?」といった質問を遺品整理業者や他の買取業者にすることができます。
遺品の買取における交渉能力を持つという意味で大切なことになるので覚えておきましょう。
遺品整理の買取時に注意すべきことは2つあります。1つは相続に関連した話、2つ目は遺品整理業者の盗難に関する話です。
遺品整理の買取をしてもらったとして、その受け取ったお金を懐に入れてよいかは相続が済んでいるかに依存します。
相続が終わっていないのであれば、貴金属などは遺産として相続の対象になりますので、そもそも勝手に売却することさえも許されない場合があります。
相続の協議中であったとしても、遺品整理を行わなければいけないケースは多くあると思いますが、その場合の貴金属類などの買取できる遺品については担当してもらっている士業の方に相談してください。
また、遺品整理業者に関する点ですが、貴金属類やブランド品などの買取できると分かりやすいものは遺品整理業者が依頼者に無断で盗む可能性があるので注意が必要です。
特に貴金属類は小さくてポケットに入れられたらまずバレませんので、依頼者は気付かずにいてしまうのです。
ある遺品整理業者の車の中から茶封筒が出てきて、そこに貴金属類が入っていたという話は実際にあるのです。
遺品整理業者の選定をしっかりと行って、トラブルなく遺品の買取を行ってもらうようにしましょう。
遺品整理のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは遺品整理について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に遺品整理に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。