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投稿日:2017年07月01日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
近年、遺品整理業者に遺品整理を依頼する人が増えています。しかし遺品整理は家族などが亡くなった場合にしか行わないため、遺品整理業者を利用したことがないという人も多いでしょう。
そのため遺品整理業者をどのように選べばよいのか、費用はどのように決まるのかなどを知らない人は多いでしょうし、費用の相場がわからないということもあるでしょう。
そこで今回は、遺品整理業者に遺品整理を依頼する場合に、業者の選び方や選ぶ際の注意点などを、費用という観点から見てきます。
[banner_to]家族が亡くなった場合、故人の持ち物は遺品として残されます。これらの遺品は遺族にとって大切な想い出の品となりますが、全てをそのまま保管しておくわけにもいきません。
人によって遺品の数は様々ですが、仮に一軒家で一人暮らしをしていたとすれば、衣類や日用品だけでなく、家具や家電も遺品となり、非常に膨大な数になります。それらを全て遺族が保管することは現実的ではありません。
そこで遺品整理をして不要な遺品を処分し、本当に残しておきたいと思える物だけを保管しておく必要があるのです。
本来遺品整理は遺族自身が行うものです。しかし近年は遺品整理を遺品整理業者に依頼する人が増えています。
これには大きく分けて2つの理由があります。
遺品整理業者の需要が増している1つ目の理由は、遺品整理を行う人手が減っているということです。
昔の日本では一家庭における子どもに人数は非常に多く、1925年には平均5.11人となっています。ところが近年では2人を割ってきています。
家庭の中では両親が先に亡くなる場合が多いため、遺品整理を行うのは子どもたちということになります。
しかし子どもの人数が減っているということは、遺品整理の負担も大きくなるということです。もちろん子どもが結婚していれば負担は軽減されますが、それでも負担が大きいことには変わりありません。
そこで遺品整理業者に依頼をして、遺品整理のサポートをしてもらうのです。
前述したように遺品には家具や家電といった大型の物もあります。そういう遺品の搬出や処分も遺族だけでは難しいものですが、遺品整理業者に依頼することで素早く適切に行うことができます。
2つ目の理由として挙げられるのが、生涯を独身で過ごす人が増えていることです。
未婚率増加の背景や核家族化が進んでいることもあり、ここ数年で50歳以上の一人暮らしをしている人は増加傾向にあります。これは今後さらに増えていくことが予想されています。
[caption id="attachment_11726" align="aligncenter" width="1024"] クリックして拡大[/caption]遺品整理は遺族が行うものですが、生涯を独身で過ごし、先ほど挙げたように兄弟もいないとなれば、遺品整理を行ってくれる人がいない可能性もあります。
そういった場合は遺品整理業者のような第三者に依頼をするしかないのです。こういった理由から遺品整理業者の需要は高まっており、今後もさらに高まっていくと考えられているのです。
需要が高まっている遺品整理業者ですが、まだ利用したことがないという人も多いでしょう。そのため費用がどのくらいかかるのかということも分からないかもしれません。
そこで一軒家で遺品整理を行う場合の費用の相場を見てみましょう。
まず遺品整理の費用はどのようにして決められるのでしょうか。第一の基準となるのは家の広さです。
やはり部屋数が多くなればそれだけ遺品の量も多くなるため、費用も高くなります。
一人暮らしをしている場合に多いのは、1DKや1LDKでしょう。
1DKの場合の費用相場は35,000円〜150,000円ほどです。そして1LDKや2DKの場合は60,000円〜280,000円ほどの費用がかかると考えられます。
また親が一軒家で一人暮らしをしている場合であれば実家であることが多いので、広さは3LDKくらいになるかもしれません。
3LDKの場合の費用は150,000円〜700,000円となります。
ここで費用に大きな開きがあることに疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。相場と言ってもかなり開きがあるのはなぜなのでしょうか。
この費用の差は住宅の場所が関係しています。
例えば遺品を処分するためにトラックを利用しますが、住宅に面している道が狭くてトラックが入らないとなれば、遺品をトラックまで運搬する必要が出てきます。
またトラックを別の駐車場に止めておく必要も出てくるでしょう。このように条件によって費用が変わってくるため、費用相場も大きな差が出てしまうのです。
一軒家の場合は、マンションの様に高層階から遺品を搬出する必要がないので、エレベーターの有無などで費用が左右されることはありません。
しかし立地条件によっては費用が高くなる可能性もあります。一軒家だからと安心するのではなく、きちんと見積もりを取って費用を確認したうえで依頼するようにしましょう。
遺品整理業者の需要が高まっているということは、業者の数自体も増えているということです。
しかし善良な業者ばかりが増えているとは限りません。中には悪徳業者が存在していることも事実です。
実際に遺品整理を悪徳業者に依頼してしまったことで被害に遭ったという人も多くいます。そういった人たちはどのような被害に遭っているのでしょうか。
悪徳業者による被害で多いのが、高額な費用を請求されるというものです。
遺品整理は需要が高まっているとはいえ、まだそれほど多くの人が利用しているわけではありません。つまり費用相場も広く知られているわけではないということです。
また今回紹介したように、同じ広さの住宅でも相場に大きな差が出てしまいます。そこにつけ込んで相場よりも高い費用を請求されることがあるのです。
また見積もりを取って費用に納得したうえで依頼をした場合でも、実際に作業をしてもらった後に、見積もり以上の金額を請求されるという例もあります。
もう一つの被害は不法投棄によるものです。
遺品整理業者の業務には遺品の回収と処分も含まれます。
家電などを処分する場合には、適切な場所できちんとした手順を踏んで処分しなければなりません。そのため処分にも費用がかかります。
ところが悪徳業者であれば費用を削減するために、不適切な場所に放置してしまうことがあるのです。
この場合、悪徳業者に全責任があるのかというとそうではありません。不法投棄をした場合、その物の持ち主に責任が問われます。
そのため不法投棄された物から持ち主が特定され、回収を命じられることもあるのです。
処分にかかる費用も業者に支払っているにもかかわらず、再度自ら処分しなければならないということです。
このように遺品整理業者の選び方を失敗してしまうと、様々な被害に遭ってしまう危険性があります。こういった話が広まったため、遺品整理業者は危険なものと思っている人も多いようです。
しかし全ての遺品整理業者が危険なわけではありませんし、今の日本において遺品整理業者は必要なものです。そのため依頼をする前にしっかりと見極めることが大切になってくるのです。
全国に遺品整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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[banner_to]今回は遺品整理業者に依頼した場合の一軒家における費用相場と、そこからどのように業者を選べばよいかということについてみていきました。
相場は大きな差があるため、事前に見積もりをとっておく重要性をわかっていただけたかと思います。
そして人の死はいつ訪れるか予測できません。そのため遺品整理業者に依頼をするのもいつになるのかわかりません。
突然、遺品整理業者に依頼をしなければならなくなる可能性もあるため、どのように見極めれば良いのかを確認しておき、いざという時にしっかりと見極められるようにしておきましょう。
遺品整理についてもっと知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
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