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投稿日:2017年07月04日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
家族が亡くなると遺族は様々なことを行わなければなりませんが、その中でも負担が大きいのは遺品整理です。
遺品整理は単に遺品を整理するだけではありません。作業をする中で不要な物もたくさん出てくるため、それらを処分しなければなりません。
遺品は単に家庭ゴミとして処分できるものばかりではなく、家具や家電など大型の物もあるため、処分にも費用がかかってしまいます。
そのため遺品整理を行ううえでかかる費用も考えておかなければならないのです。
最近では遺品整理の負担を軽減するため、遺品整理をする遺族がいない故人のために、遺品整理業者が広く活躍しています。
そこで遺品を処分する際に、どのくらいの費用がかかるのかを、自分で遺品を処分した場合と遺品整理業者に依頼した場合に分けて見ていきます。
[banner_to]遺品整理を行う場合に処分する物は食品や衣類など細かい物が多いですが、故人が一人暮らしをしている場合などは家具や家電と言った物も処分することになります。
もちろん遺族が引き取って使えるものがあれば使っても構いませんが、家電などはすでに揃っていることがほとんどであるため、処分することになってしまうでしょう。
こういった家具や家電は処分する際に費用が発生します。
これは自分で処分する場合であっても、業者に依頼する場合であっても同様ですが、費用には違いがあります。
では自分で遺品を処分する場合と業者に依頼する場合の費用を比較してみましょう。
遺品を自分で処分する場合は、それぞれの遺品に合わせて回収場所にもっていかなければなりません。
食品や衣類であれば、しっかりと分別したうえで日常的に回収されている家庭ゴミで処分してもよいでしょう。
しかし家具や家電となるとそうはいきません。処分方法としては粗大ゴミとして回収してもらうか、ゴミ収集場に持ち込んで回収してもらうかになります。
粗大ゴミであれば、家庭ゴミと同じく指定の場所に出しておけばいいので楽ですが、大きさや種類によっては回収してもらえないこともあります。
また粗大ゴミとして回収してもらう場合も、各地のスーパーなどで販売されている手数料納付券を貼り付けなければならないので有料となります。
では実際に、遺品の処分費用はどのくらいかかるでしょうか。
まず手数料納付券についてですが、これは各地域によって金額が違い、およそ300円〜2,000円ほどの納付券が用意されており、処分する物に合わせて選ぶことになります。
例えば東京都新宿区の場合、二段ベッドは2,000円、電子レンジは300円、テーブルの場合は大きさや天板の種類によって300円から1,000円の幅があります。
またエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4つの家電に関しては、家電リサイクル法によって電化製品の販売店などに引き取ってもらわなければなりません。
この場合も引き取ってもらうこと自体にも費用が発生しますし、運搬にも費用が発生します。
テレビであれば15型以下で約3,000円、16型以上で約3,500円。
冷蔵庫であれば170L以下で約5,000円、171L以上で約6,000円となります。
つまり家具や家電を含めた遺品を処分する場合、遺品の量によっても差が出ますが、およそ10万円~20万円かかると考えられます。
遺品整理を業者に遺品の処分を依頼する場合、遺品整理だけでなく、不要な遺品の回収や処分も全て一括で依頼することができます。
そんな遺品整理業者はどのように料金が設定されているのかというと、住宅の広さで費用が設定されます。
部屋の大きさ | 料金相場 |
1K・1R | 35,000円〜130,000円 |
1DK | 35,000円〜150,000円 |
1LDK・2DK | 60,000円〜280,000円 |
2LDK・3DK | 90,000円〜450,000円 |
3LDK・4DK | 150,000円〜700,000円 |
4LDK・5DK・それ以上 | 170,000円〜850,000円 |
上記が、遺品の処分を業者に依頼した際の費用相場になります。
これを見るとわかりますが、同じ広さの部屋であっても処分費用に大きな差があるのです。
この違いは何かというと、やはり遺品の量が大きく関係しており、それに加えて住宅の立地条件も関係しています。
例えば部屋いっぱいに遺品があり、さらに家具や家電も大量である場合、一般的な費用よりも高くなることは当たり前です。
また細い道の先に住宅がある場合などは、作業用のトラックが住宅の前までいけないことがあります。
この場合は近くの駐車場などにトラックを停めて、遺品をトラックまで運ぶことになりますが、作業量が増えてしまうため費用にも影響が出てしまいます。
遺品を処分する場合の費用については、遺品の量やその他の様々な条件によって左右されるために一概には言えませんが、費用を抑えようと思った場合には自分で遺品を処分した方が安くなりそうです。
しかし遺品の処分を遺品整理業者に依頼することには大きなメリットがあります。
例えば遺品整理の負担が軽減される、遺品整理によって辛い気持ちにならずに済むといったメリットが挙げられますが、遺品を処分するという観点から見てみると、さらに大きなメリットがあるのです。
それは遺品の移動を任せられるということです。
遺品を処分する場合、家から遺品を搬出しなければなりません。量が多ければそれだけ搬出は大変になります。
また大型の遺品の搬出が必要となる場合には、さらに大変ですし、住宅を傷つけてしまうこともあるでしょう。
賃貸であれば傷をつけることで余計に費用が掛かってしまいます。
遺品整理業者は遺品の移動なども多くこなしているので、トラブルなく作業を進めてくれるでしょう。
費用を抑えるために自分で遺品を処分することも一つの方法ですが、無理をせずに遺品整理業者に依頼をした方がよいでしょう。
自分で遺品を処分するよりも費用が掛かってしまう遺品整理業者ですが、その費用を抑える方法があります。
遺品の中には処分するのではなく、買取できるものもあるでしょう。
そのような遺品は、買取をしてもらうことで遺品の処分費用を抑えることができます。
買取は遺品整理業者自身が行うことが出来るので、買取希望の旨を伝えるのが良いでしょう。
また、遺品整理業者ではなく、通常のリサイクルショップや古美術のお店でも買取をしてもらっても構いません。
処分する遺品の量が減れば、それだけ費用を抑えられることにもなるので、ぜひ試してみましょう。
全国に遺品整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
[banner_to]遺品の処分にかかる費用についてみてきました。
遺品整理から処分まで全体でかかる費用を考えると、自分で行った方が費用を抑えられることが多いですが、作業の負担や作業にかかる時間を考えると遺品整理業者に依頼した方が良いでしょう。
ただし、その時にはしっかり相見積もりを取って費用を抑えるようにしましょう。
遺品を処分する費用に関してもっと知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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