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投稿日：2017年03月17日 更新日：2021年03月30日
ゆーすけ ｜片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
遺品整理のアルバイトは、これからさらに進んでいく高齢化社会において、必要とされる仕事です。
たとえば、長年一人暮らしを続けて亡くなった高齢者がいます。故人の部屋は、たくさんの生活用品があって雑然としています。親族はその部屋を整理して、次に使えるようにしなければなりません。しかし、雑然とした家財の中から、必要なものを保存し、不要品を廃棄する作業は、膨大な時間と手間がかかります。
遺品整理専門の業者に依頼すれば、その大変な作業を肩代わりしてもらえます。つまり、高齢で亡くなる人が増えれば、遺品整理の依頼も増えます。
遺品整理には人手が必要なので、遺品整理業者はアルバイトを募集します。ところが、需要が高いのにもかかわらず、遺品整理のアルバイトは広く知られていません。
そこで今回は、遺品整理のアルバイトの求人や仕事内容、求められる能力について、ご紹介します。
オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理｜オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
遺品整理のアルバイトでの仕事の流れは、以下のようになります。
故人の親族から遺品整理の仕事を受けたら、まずは責任者が故人の住んでいた場所へ下見に行き、親族と作業内容を決めます。
遺品整理のアルバイトの仕事は、主に作業当日の不要品の運び出しや、6の分別と簡易清掃になります。
遺品整理のアルバイトで故人の部屋に入るとき、まず室内へ向かって合掌します。その後、責任者の指示に従って、親族へ引き継ぐものはていねいに梱包し、不要品はトラックへ積み込みます。
全てを運び出したら、室内を清掃し、トラックに乗せた不要品を仮置き場に運びます。仮置き場では、各自治体のルールに添った廃棄物の分類や、リサイクル品の分類などを行います。
遺品整理のアルバイトでは、時給制と日給制の2つのパターンがあります。遺品整理の給料は日給制で7,000～9,000円、もしくは10,000～15,000円。時給制では800～1,000円、1,100～1,500円とばらつきがあります。
800～1,000円の業者と1,500円の業者の違いを比較してみましょう。
| 時給 | 日給 | 仕事内容 |
|---|---|---|
| 800〜1,000円 | 7,000〜9,000円 | 遺品整理 ＋ 簡易清掃 |
| 1,100〜1,500円 | 10,000〜15,000円 | 遺品整理 ＋ 特殊清掃 |
上記のように、時給が高い業者は、遺品整理と一緒に特殊清掃も行うところが多いようです。。
時給は高いですが、特殊清掃では孤独死や事故の現場に行くので注意が必要です。アルバイトへ応募するときは時給の高さだけで選ばず、仕事内容を必ず確認するようにしましょう。
基本的に定時で終業です。
髪型や服装は自由ですが、派手な髪型は遺品整理という現場なのでNGの事が多いです。服は作業着が支給されます。
遺品整理のアルバイトの求人には、定時で業務が終わること、休憩時間が60分とれることなどが明記されています。
また、毎日の勤務が難しい人は、週に3日や、扶養控除の範囲のみなど、自分の都合で選ぶことができます。
遺品整理以外のアルバイトを経験した人の中には、休みなのに急に呼び出されたり、勤務時間が変更になったりという体験をした人がいると思います。
遺品整理の場合は、見積もりを取って作業日程を決めていますから、休みを楽しんでいる最中に、突然、会社から電話がかかって「今から来て」と言われることはありません。
遺品整理のアルバイトは、プライベートの予定を立てやすい仕事です。
遺品整理のアルバイトはどのように探すのが良いのでしょうか？
遺品整理業は、この数年で大きく伸びた業種です。遺品整理業界の推計では、遺品整理業にたずさわる会社は、全国で1万を超すとみられています。
遺品整理は、専門業者だけでなく、便利屋やリサイクルショップ、リフォーム会社や清掃会社なども関わっています。
そのような会社のアルバイトの場合は、便利屋として遺品整理以外の仕事を受けたり、遺品整理よりリフォームがメインになったりします。
遺品整理のアルバイトを専門にしたい人は、遺品整理業専門の業者を探すことをお勧めします。
それでは、遺品整理業者をどこで探したらよいのでしょうか。
ハローワークは、厚生労働省が設置した、労働者のための行政機関です。
企業側は無料で求人を出せますし、求人を探している人も相談窓口を通して、自分の求める情報を得られます。
また、企業が提供している求人情報だけでは仕事内容が分かりにくいという場合は、ハローワークの職員が企業に問い合わせてくれます。
遺品整理のアルバイトを探すときは、まずハローワークに行くことをお勧めします。
遺品整理のアルバイトをしたいと思ったら、多くの人は、手元のモバイル機器で求人を探すか、外出ついでにフリーペーパーのバイト情報誌を入手します。
遺品整理のアルバイトを探している人にとって、求人サイトやバイト情報誌は、情報を手早く探せて助かります。
しかし、求人を出す企業側は掲載料を支払わなくてはなりません。
ですから、求人にお金をかけたくない企業は、求人サイトや情報誌は使いません。多くの情報を集めるには、向かないツールです。
遺品整理業のアルバイト募集は、遺品整理業を行っている企業のホームページに掲載されていることがあります。
求人にお金をかけたくない企業でも、自身のホームページであれば無料で求人情報を掲載できますし、自身の会社に興味を持った人が応募してくれるというメリットがあります。
遺品整理のアルバイト、もしくは正社員をしている友達がいれば、求人がないか聞いてみましょう。
アルバイトを採用する企業側も、自分の会社で働いている人の友達だと聞けば、信用をおいて採用しやすくなります。
遺品整理のアルバイトにて持っていると有利な資格はあるのでしょうか？
ここからは遺品整理のアルバイトで持っていると優遇されやすい資格をご紹介します。
遺品整理のアルバイトは、トラックの運転免許があると採用に有利です。
遺品を倉庫や廃棄物処理場に運ぶためにトラックを使用しますから、運転できる人が来てくれると助かるのです。
普通免許でも2tまでのトラックは運転できますが、2t以上のトラックを運転できる中型免許や大型免許を持っていると、たくさん荷物が運べるため、重宝される人材になります。
遺品整理士とは、遺品整理士認定協会が遺品整理士として認定した資格を持った人のことを言います。
遺品整理士になるには協会の講座を受けます。講座では法律に添った遺品の取り扱いや、親族とのコミュニケーションの取り方などを学びます。
受講資格はないので、誰でも受けることができます。
遺品整理士の資格を取得する際、遺品整理の作業内容などをまんべんなく学べるので、遺品整理のアルバイトのイメージが付きやすくなり、仕事に馴染みやすくなります。
遺品整理のアルバイトに必要な資格は見てきましたが、資格ではなく必要な能力はあるのでしょうか？
ここでは遺品整理のアルバイトで必要な2つの能力をお伝えします。
遺品整理のアルバイトに必要な能力は、まずは体力です。
遺品を運び出すために、重たい袋を持って何度も故人宅を出入りし、大型家具や家電なども運びます。しっかり体を作っておきましょう。
故人の遺品は故人とは関係ない人から見れば、単なる物に見えますが、故人の気持ちや思い出がこもった品です。
物として粗雑に扱うのではなく、故人を尊重して、供養する気持ちで整理をすすめましょう。
そして、親族の悼む心を尊重し、遺品整理を通じて故人の最後を一緒にお見送りする、寄り添いの気持ちで、最後の清掃までを終えます。
遺品整理のアルバイトは、依頼者から「ありがとう」と言われる仕事です。
例として、遺品整理業者を利用した、ある高齢女性のお話をご紹介します。
その高齢女性Aさんには、訳ありで疎遠になった娘さんがいました。別れたのは娘さんが子供の頃のことです。Aさんは、それから約50年間、毎日会えない娘さんのことを気にかけていました。
ある日、遠方で一人暮らしをしていた娘さんが、急死しました。疎遠であるAさんは、娘さんの元へ行くことも、葬儀に参加することもできませんでした。部屋の片づけにも行かれません。
娘さんの親族は遺品を全て廃棄処分にするよう、業者に依頼しました。
ところが思いがけないことに、遺品整理業者は全て廃棄せず、アルバムをていねいに梱包して親族に送りました。そのアルバムは親族からAさんに渡されました。
アルバムには、友達と旅行に行って楽しそうに遊ぶ娘さんの写真が、たくさん納まっていたそうです。
お母様は疎遠だった娘が楽しく過ごしていたことを知り、大切な思い出を送ってくれた遺品整理業者に感謝しました。
遺品整理とは、単に遺品を処分するのではなく、故人の思いを親族に引き継ぎ、「ありがとう」と言ってもらえる仕事なのです。
遺品整理のアルバイトは需要が高い仕事ですが、具体的にどのような仕事か、あまり知られていません。
今回は、遺品整理のアルバイトについて、求人の探し方や求められる能力などをご説明しました。
遺品整理のアルバイトは体力が必要ですが、勤務時間や条件が明確なので、プライベートとの両立をしやすい仕事です。
そして、故人の遺品を整理する作業を通じて、故人の思いを親族に引継ぎ供養する、人間性が豊かな仕事です。
遺品整理のアルバイトに関心がある方は、求人を探して応募しましょう。
記事を読んで、遺品整理について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
遺品整理のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは遺品整理について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に遺品整理に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。
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