オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年10月30日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
「よし!服を断捨離しよう!」と意気込んで服の断捨離を始めたものの、意外と服を断捨離できていなかったというご経験はありませんか。
もともと持っている服の枚数が多い人は、たとえ100着の服を処分したとしても300着持っていれば、あと200着も服が残ることになります。
100着の服を断捨離したと聞くと、一見すごく断捨離したように感じますが、そのような方はまたすぐ300着、またはそれ以上に服の枚数が増えてしまうでしょう。
では、いったい断捨離する服の枚数はどのくらいがよいのでしょうか。
どうせ時間をかけて服の断捨離をするならば、服への執着も一緒に捨てて、また気合いを入れて服を断捨離しなければならないということがないような、完璧な服の断捨離をしたいですよね。
そこで今回は、服の断捨離を成功させるために、断捨離する服の枚数はどのくらいがよいのかについてご紹介したいと思います。
一般的に女性は100~300着の服を持っていると言われています。
最近は男性の服のバリエーションも増えているので、女性と同じくらい服の枚数を持っている男性もいると思います。
服はシーズンごとにトレンドがあり、春夏秋冬で5着ずつ服の枚数を増やしたとしても、単純に1年間で20着も服の枚数が増えることになります。
服が大好きでよく服を購入してしまう方は、断捨離しなければ服の枚数が増えていく一方です。
しかし、服が大好きだからこそ、いろいろなパターンのおしゃれを楽しみたい方にとっては、服を断捨離するといっても一体どのくらいの枚数の服を断捨離したらよいのか困ってしまうと思います。
そこで、まずは断捨離する服の枚数はどうやって決めればよいのかについて、そのコツを3つご紹介します。
1つ目の断捨離する服の枚数を決めるコツは、自分の生活パターンをイメージすることです。
例えば、あなたの1週間の生活をイメージしてみてください。
この場合、必要な服は以下のスタイルが考えられます。
平日毎日着る仕事用の服は、上下3着ずつの服を持っていれば洗濯も可能です。
会食用の服は、頻度が少なければ、上下1着ずつの服で十分でしょう。
外出用の服も、上下2着ずつの服を持っていればよいです。
この生活パターンの場合、約10着の服があれば十分ということが分かります。
このようにご自身の生活パターンをイメージすることで、どのような服のスタイルが必要なのか整理することができます。
そして、その服のスタイルで上下1~3着ずつの服の枚数にしましょう。
こうすることで、断捨離する服の枚数を決めやすくなるので、ぜひご自身の生活パターンを振り返ってみてください。
2つ目の断捨離する服の枚数を決めるコツは、自分に似合う服を理解することです。
おしゃれが好きな方は、いろいろな服のスタイルを楽しみたかったり、服のトレンドを取り入れたかったりすると思います。
しかし、それは本当に自分に似合うスタイルで服を着こなせているでしょうか。
人には様々な体型、身長、顔型、肌色、髪色があり、似合う服は異なります。
例えば、肩幅がある方は、肩幅をすっきりと見せるために襟元はVネックで抜け感を出した服、袖は肩幅が目立たないようなシンプルなものかドルマンスリーブの服が良いと言われています。
一方、なで肩の方は、肩や腕にボリューム感を出してバランスをとるために襟元は襟やフードがある服、袖はパフスリーブなどの服がよいと言われています。
また、人にはパーソナルカラーがあり、それぞれに似合う服の色があります。
「好きな服 / トレンドの服 ≠ 自分に似合う服」です。
自分に似合う服を理解することで、断捨離する服の基準が明確となり、断捨離する服の枚数を決める助けとなると思います。
自分に似合う服を理解するメリットは、断捨離する服の枚数を決める助けとなるだけではありません。
まず、周りからの印象が良くなります。
自分に似合う服を着ていると、仕事では信頼感が得られるようになったり、プライベートでは異性からモテるようになったりするでしょう。
また、周りの人に印象付けることができます。
自分に似合う服のスタイルをいつも着ていると、「○○を着ている人」と周りの人の記憶に残りやすくなります。
例えば、キャサリン妃はよく同じラインのワンピースを着用されています。
その服の印象が人に与える影響は大きく、キャサリン妃が着用される服はいつも話題となります。
周りの人に服で印象付けることができると、数回しか会っていない場合でも、仕事では次の仕事に繋がりやすくなったり、プライベートでもまた会いたい人として思い出されやすくなったりする可能性が高くなるでしょう。
自分に似合わない服は潔く断捨離して、服の枚数を減らすことをおススメします。
断捨離する服の枚数を決めていくのに役立つので、ぜひこの服の断捨離の機会に、自分に似合う定番スタイルの服を探してみてください。
3つ目の断捨離する服の枚数を決めるコツは、服の1週間コーディネートをイメージすることです。
断捨離する服の枚数を決めるコツ1、コツ2からの流れの最終段階です。
よくファッション誌で見かけると思いますが、手持ちの少ない枚数の服で1週間どのようにコーディネートして過ごすかをシミュレーションしてみましょう。
実際の服でイメージすることで、この服は他の手持ちの服と合わせづらいなど、きっと気づいてくることがあると思います。
つまり、少ない服の枚数でおしゃれを楽しむためには、着回ししやすい服であることも重要なのです。
他の服と合わせづらい服は潔く断捨離してしまいましょう。
そうすることで、断捨離する服の枚数を決めていく助けとなります。
さて、ここまでで断捨離する服の枚数を決めるコツをご紹介してきました。
いよいよ断捨離する服の枚数の目安について、具体的にお話したいと思います。
断捨離する服の枚数の目安は、クローゼットの中身が1シーズン10着となるまでにしましょう。
『フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~』(ジェニファー・L・スコット著/大和書房)がベストセラーになり話題となりましたが、これはどういう内容なのでしょうか。
この著書の中では、その服は気に入っているか、着ているか、似合っているか、今の自分らしいと言えるかの4項目をチェックしながら服を断捨離し、10着のワードローブで過ごすフランス人のライフスタイルを紹介しています。
しかし、この10着の中にすべての服が入っているわけではないので、断捨離して服の枚数を10着にするのはハードルが高いと焦らないで大丈夫です。
上着類、ドレス類、アクセサリー、靴、アンダーシャツなどの服は除きます。
つまり、トップス・ボトムス・ワンピースなどを1シーズン10着までにするように断捨離して服の枚数を減らしましょう。
日本には四季があるので、服の枚数は最大でも40着までとなります。
また、服の衣替えをこまめに行い、その季節に使用する服だけがクローゼットの中にあるようにしましょう。
断捨離する服の枚数の目安は、クローゼットの中身が1シーズン10着となるまでと聞いても、まだ断捨離して服の枚数を減らす勇気が出ない方もいらっしゃると思います。
しかし、よく考えてみてください。
単純にすべての服を着まわせると考えると、トップス5枚、ボトムス5枚で、最大25通りの服のコーディネートが可能なのです。
こう考えると、服10着でも十分おしゃれのバリエーションを楽しむことができると感じていただけたのではないでしょうか。
断捨離する服の枚数の目安を考えるうえで、忘れてはならない大事なポイントは、ご自身の服の収納スペースです。
ここで要注意なのは、服の収納スペースが広いからといって断捨離する服の枚数を少なくしてもよいというわけではありません。
服の収納スペースの大小に関わらず、断捨離する服の枚数の目安は、クローゼットの中身が1シーズン10着となるまでです。
ただ、服の収納スペースが狭い場合は、断捨離する服の枚数をさらに増やすことも必要となります。
ポイントとしては、服をゆったりと収納できることです。
片付いているクローゼットを見るだけで、気分も晴れやかになり、余計な服を増やさないようになります。
これまで見てきたのは、ご自身で服を断捨離することを前提としてきました。
しかしながら、人によっては自分自身では処分できないほどの枚数の服を持っているという方もいらっしゃるでしょう。
そういう場合には、断捨離のプロに依頼して服を断捨離していくのも一つの手段です。
数え切れない枚数の服の断捨離を業者に依頼するなら、片付けのプロである生前整理専門業者に依頼しましょう。
生前整理とは、自分が生きているうちに部屋の中を整理、片付けしておくことです。
服の断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、収納し、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
今回は「断捨離する服の枚数はどれくらい?」についてご紹介してきました。
断捨離する服の枚数を決めなければ、せっかく服を断捨離しようとしても、「まだ着る服かも」「人からもらった服だから」「この服を捨てるのはもったいない」と思って、結局服の枚数を全然減らせていなかったということが起きてしまいます。これは服の断捨離失敗です。
「断捨離する服の枚数を決めるコツ」をご参考にしていただき、ぜひ服の断捨離を成功させてください。
断捨離して服の枚数が減ると、服の収納スペースにゆとりができることで、気持ちにゆとりも生まれ、余計な服を増やさないように意識が変わります。
1着服の枚数を増やしたら、1着服の枚数を減らすようにして、クローゼットの中の服の枚数が変わらないようにしましょう。
また、断捨離して服の枚数が減ると、持っている服の枚数が少ないので、服をより大事にするように自分の行動も変わでしょう。
断捨離して厳選した自分らしさを表してくれる服を着て、毎日ハッピーに過ごしましょう。
記事を読んで断捨離についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
片付けのことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは片付けについて、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に片付けに詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。