断捨離での書類の捨て方！具体的な手順と捨てることの効果を解説

断捨離を始めるときにまずやっておきたいのが書類の断捨離です。

しかし、「書類の整理は非常に難しい」と思っている方はいませんか？

黙っていてもいつの間にかたまってしまう書類たち、いつもきれいにしておけばいいのですが、めんどうで放っておいてしまいがちです。

断捨離の中でも比較的やりやすい書類から手を付けて、断捨離生活に勢いをつけていきましょう。

書類を断捨離する手順

書類の断捨離はどのような手順で行えばよいのか分からない方も多いでしょう。

捨ててはいけない重要な書類もたくさんあるため、きちんと選択をしなければいけません。

ここからは、断捨離における書類の捨て方について、順を追って具体的に説明していきます。

どうしても、書類の断捨離に不安があって出来ないという方は、まずは文房具を断捨離してみるのがおすすめです。文房具の断捨離は間違えて捨ててしまっても、再度購入できるので初心者に向いています。

関連記事：文房具の断捨離について詳しく知りたい方はこちら
「断捨離で文房具を処分するコツと手順を解説！初心者は仕分けから」

書類の断捨離手順1 - まずは全部1カ所に集める

断捨離を始める前に、まずは家じゅうの書類を1カ所に集めましょう。

あらゆるところにあった書類を集めてみると、意外にも量が多いことに気が付くと思います。

書類の断捨離手順2 - 書類を仕分けする

次に書類を仕分けしましょう。

段ボールとゴミ袋を用意し、必要なものは段ボールに、不必要なものはゴミ袋に入れていきます。

この時点では、まだ市町村指定の燃えるゴミ袋等に入れる必要はありません。仕分けは大雑把でも構いませんので、ひたすら必要なものを必要のないものに分けていきます。

何が必要で何が必要のない書類かわからない、という方は以下のリストを活用してください。

断捨離するべきもの

パンフレット
ダイレクトメール
レシート
チラシや新聞類
給与明細
広報類
郵便物の封筒
記入済みの通帳
住民票や戸籍謄本のあまり(取得から3か月以上経過したものは使えないことが多い)
家電の説明書(現在使用していないもの、保障の切れているものなど)
取扱説明書(紙がなくてもメーカーのウェブサイトで閲覧可能なものが多い)

断捨離できないもの

源泉徴収票
保険関係の書類
税控除の証明書類
家の登記に関する書類
相続関係で必要な書類
使用中の通帳や投資関係資料

書類の断捨離手順3 - 書類をさらに仕分けする

大雑把に仕分けた後、次はより細かく仕分けていきます。この時に分ける基準は「金銭の関わるものかどうか」という点です。

金銭関係で必要なもの、例えば生命保険の控除証明書や国民健康保険の納付書、車両の納税証明書や各種税金の納付書は「とても大切なもの」として、別な場所に大事にしまっておきましょう。

書類の断捨離手順4 - 必要のない書類をシュレッダーにかける

必要のない書類の中でも、とりわけ個人情報が記載された書類はしっかりシュレッダーにかけましょう。

ゴミから個人情報を盗まれることもありますので、少し面倒ですが書類は慎重に断捨離せねばなりません。

電動のシュレッダーがあれば楽なのですが、なければ書類裁断用ハサミなどを利用するといいでしょう。

書類の断捨離に欠かせないシュレッダーの調達方法について

シュレッダーを普段から自宅に常備している人はなかなかいないでしょう。

しかし書類の断捨離を行うのであれば、シュレッダーが必要不可欠と言えます。

かといって、これだけの為にシュレッダーを買うのは難しいですよね。そんな時には「シュレッダーレンタルサービス」を利用するか、「出張裁断サービス」を利用しましょう。

どちらもお金がかかりますが、面倒がないのは出張裁断サービスの方です。

書類の断捨離手順5 - 必要のない書類を捨てる

最期はいよいよ捨てる段階です。

シュレッダーにかけて細かくなった書類は、市町村のゴミ分別ルールに則って捨てましょう。

リサイクルする市町村も少なくありませんので、方法がわからなければ市町村の衛生関連の窓口に問い合わせてみてください。

断捨離における書類の捨て方

断捨離した書類の捨て方ですが、前述のように「市町村に分別ごみとして出す」ことももちろん可能ですが、それ以外にもこのような処分方法があります。

意外と知られていない、有料だけれど使える書類の断捨離サービスについてご紹介します。

書類をまるごと溶かす有料サービス

段ボールに不必要な書類を詰め込み、溶解サービスを行う会社に送付するだけのお手軽なサービスです。

届けられた段ボールは、そのまままるごと溶かされます。そのため情報漏洩の心配もありません。

個人事業等を行っている方は、機密情報の漏洩を防ぐためにも有料サービスを利用しましょう。

生前整理業者を利用する

あまりにも大量の書類やそれ以外のゴミが出てしまったときには、すべて一括で処分してくれる生前整理業者を利用すると便利です。

これらの業者は、ゴミの分別に長けているばかりではなく、それぞれのゴミを適切に処分してくれます。

また、重要な書類に関してはきちんと依頼者に確認をしてくれます。

そのため、重要な書類を誤って捨ててしまう事が無いのです。

情報がつまった書類も、情報を漏らすことなく安全に処分してくれるでしょう。このようにとても便利な生前整理業者ですが、業者選びは意外と難しく、そこで利用をあきらめてしまう方も多いようです。

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断捨離で書類を捨てる効果とは？

断捨離で書類を捨てることによって得られる効果について考えていきましょう。

物をため込み、片付けられない人が、断捨離を始めて最初に感じるものが「罪悪感」「うしろめたさ」です。

日本では古来より「物には魂が宿る」という考えがあるからか、特に高齢の方ほど物を捨てる罪悪感が大きいようです。

物を捨てられないという気持ちは一種の執着心ですから、断捨離を行うことで「無駄なものに執着しない心」と「物を物と切り分ける思考」、「本当に必要なものを見極める力」を得ることができます。

これらのことから断捨離、特に書類の断捨離において得られる効果は以下のようなものが考えられます。

断捨離によって大切な書類だけが残る

書類の断捨離では、当たり前ですが必要のあるものと必要のないものを仕分けていきます。

書類の中にはもちろん重要なものも存在していますから、無差別に断捨離することはできません。

断捨離前の状態では、ごちゃごちゃになった書類が束になり、必要な書類も取り出すことができない状態です。

しかし一度整理をし、そのあと断捨離癖がついていけば「いつでも必要な書類だけが家にある」状態にできます。

これなら無駄な掃除も必要がなくなりますから、とても生活しやすくなるでしょう。

書類の断捨離で財布の中のレシートもすっきり

書類の断捨離には、財布の中にあるレシートも含まれます。

レシートをすっきりさせるとお財布の運気も良くなると言いますから、ぜひ実践してみて下さい。

書類の断捨離で頭も中もシンプルになる

ごちゃごちゃの書類の山は、片付かない思考の表れともいえます。

いつでもシンプルに生活できる人は、思考もとってもシンプルです。

必要なものと必要のないもの、それを見極める力をつけて、シンプルな生活を目指しましょう。

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