引越し時の不用品の引き取りを依頼する方法

引越し時の不用品は、居住スペースのものを全部動かさなくてはならないので、「なんでこんなにあるんだろう?」と思うぐらい、本当にたくさん出てきますよね。

新しい引越し先へ持って行くための荷づくりが、不用品だらけで捗らなかったり、不用品の量が多過ぎて、ゴミ捨てや処分に時間がかかり過ぎたりしてしまうこともあります。

引越しに慣れていないと、不用品と見極められずに、新しい引越し先まで一緒に引越しをしてしまうことも実際にあります。

不用品を引越し先へ持って行ってしまって、新居で不用品処分に追われたりしないように、今回は引越し時に出る不用品の引き取りについてご紹介します。

引越し時の不用品引き取りを依頼する方法

引越し時の不用品には、家具や大型家電製品を含めて、実にさまざまな物が不用品として出てきます。

不用品を種類ごとに分別しながら、引越しまでの間に自分で地道に処分していくのですが、これがなかなか思うように捗らないのも事実です。

引越し経験者の方であれば、既にお分かりかと思いますが、実際に不用品であっても引越し荷物の中に一緒に納めてしまって、引越し後に荷ほどきをしているときに激しく後悔するということもあります。

引越し時の不用品の引き取りを依頼するには、いくつかの方法がありますが、自分の引越しの日程までの期間を考慮しながら、最善の方法を選ぶようにしましょう。

自治体に不用品を引き取りしてもらう

引越しで出る不用品は、自治体のゴミとして出すことができます。

可燃ゴミや不燃ゴミだけではなく、粗大ゴミなどにも出せば引越し時の不用品をしっかり引き取りしてもらうことができるでしょう。

また、大量に不用品がある場合には、自治体のクリーンセンターに持っていけば、格安で引き取りをしてもらうことができます。

自分たちで運ぶのは面倒ではありますが、手間がかかる分安く済むのです。

引越し会社に依頼する

引越しをする際には、自分で新居へすべてのものを引越しさせるという人は、非常に少ないと思います。

引越し先がさほど遠くなく、近場や同じ市内などの場合には、自分やご近所さんなどと助け合いながら引越しを完了させることも可能ですが、県外や遠方の場合には、なかなか思うようにはいきませんよね。

そのため、引越し専門の業者に引越しを依頼することになりますが、引越し業者は不用品の引き取りをしてくれる会社もあるので、引越し業者を選ぶ際の基準にするのも良いかも知れません。

引越し業者が不用品の引き取りをしてくれる場合には、引越し先へ運ぶ荷物を作りながら、不用品を別にひとまとめにしておけば、業者が持って行ってくれます。

引越し業者に不用品の引き取りを依頼するときに、なかには不用品の買い取りサービスをしている会社もあるので、事前によくリサーチすることをおすすめします。

引越し業者の不用品買い取りに関しては、細かな規定がある場合も多いので、よく確認することと、買い取りをしてもらう不用品は、できる限りキレイにしておくと、少し高く買い取ってもらえることもあるようです。

友人・知人などに引き取りを依頼する

引越しが決まったら、まずは処分しなくてはならない家具や大型の家電製品などをリストアップしましょう。

この場合、譲るのか売るのかは本人との関係次第ということになりますが、引越しで忙しいことを考えて、自宅まで取りに来てもらうようにすると負担が軽くなります。

大型の家具や家電製品は、下手に扱うと破損してしまったり、大変な苦労を伴ったりするので、運搬してくれる人を数人確保しておいた方が安心です。

引越し時の不用品の引き取りに、量が多かったりして、運搬作業が難しい場合には、宅配業者に不用品の運搬を依頼することもできるので、問い合わせてみましょう。

引越し時の不用品引き取りに関する金額は、当人同士で交渉し、いくつかの不用品を抱き合わせて引き取りしてもらえば、引越しのための荷造りも捗るでしょう。

リサイクルショップに引き取りしてもらう

引越しの時に出る不用品は、状態の良いものや新品なども出てくると思いますが、それらを一括してリサイクルショップに引き取りしてもらうという方法もあります。

リサイクルショップに不用品の引き取りをしてもらう時には、必ず不用品の状態をきれいに整えて、見栄えを良くしておくことが最低条件です。

引越しの時には、なにかとお金が要り様になるので、不用品と言え、売れるものは全部売って、少しでも高く買い取り＆引き取りをしてもらえるように努力しましょう。

中には、リサイクルショップでは買い取ってくれないものもあるので、不用品の引き取りを依頼する前に、事前に確認しておくと、引越しの時に処分に困らなくてすみます。

引越しの時は忙しいと思いますが、なんとか自分で時間を都合して、リサイクルショップへ不用品を持ち込んで引き取りしてもらった方が、自宅に不用品の引き取りに来てもらうよりも、買い取り金額がアップすると言われています。

不用品などの専門業者に引き取りしてもらう

引越し準備で忙しく、不用品の処分はしなくてはいけないけれど、リサイクル業者を自宅に呼んで、引き取りしてもらえる物を仕分けしている時間が作れない!という人もいるでしょう。

今まで住んでいた家で使っていたものを、引越しで邪魔になるからといって不用品で処分したり、粗大ゴミに引き取りに出したりするのは気が引ける場合も多く、中には思い入れの多いものもあります。

不用品などの専門業者に引き取りを依頼すれば、引越しでバタバタしている最中でも、自分が依頼した都合の良い日時に、自宅へ引き取りに来てくれます。

不用品を分別したりして、仕分けを手伝いながら引き取りと、不用品の処分をしてくれるので、引越し準備もスムーズに捗るでしょう。

引越し時の不用品引き取りを依頼する際の料金相場

引越し時の不用品引き取りに関する料金には、不用品の種類によっても、数によっても当然ながら異なります。

各市町村などの自治体による不用品の引き取りは、不用品の引き取り専門業者よりも安く、引越し時の不用品ランキングで1位を誇るベッドで1,000円〜2,000円弱、リサイクル家電の冷蔵庫で3,500円〜6,000円弱、洗濯機で2,500円程度とされています。

不用品の引き取り業者では、料金の設定に規定がないため、業者によって作業内容と対象の不用品によっても、見事に異なります。

引越し時に出る不用品の量は、通常の大掃除とは異なるので、まとめて専門業者に依頼する場合、不用品を運搬する車両に詰め込めるだけの量を詰め込んで、30,000円〜100,000円弱と設定しているところもあります。

専門の業者に依頼する場合には、不用品の引き取り代金とは別に、不用品の分解や、自宅からの運び出し、トラックに積み込むための作業費などが、オプション代金として1,000円ほどかかります。

平日以外に不用品の引き取りを依頼する場合でも、通常の料金が2割増しになる業者もあるようです。

引越しを依頼する業者に、見積もり時に不用品も見積もってもらって、引越しの荷造りの時に、同時に不用品を引き取ってもらうということも可能ですが、料金は特に相場がないので、現物と確認してもらいましょう。

引越し時の不用品引き取りを依頼する際の注意点

引越し時の不用品を引き取りしてもらう際に注意すべきことはなんでしょうか？

自治体は営業日に注意

引越し時に不用品の引き取りを依頼する場合、各自治体の場合には、不用品の引き取りは平日以外には一切受け付けておらず、夜間も対応していません。

平日に働いていて、休日が土日しかない場合には、不用品の引き取りができないので、引越し前に有休を取るか、家族か友人に対応してもらう以外に方法がありません。

不用品回収業者選びはしっかりと

民間の回収業者に不用品を引き取りに来てもらう場合には、引き取りした不用品を不法投棄したり、ぼったくりの料金を請求したりする悪徳業者もいるので要注意です。

自治体が税金で賄われている、基本料金と呼ばれる車輌代と、引き取り時の出張代は、民間業者の不用品引き取りには支払わなくてはなりませんが、高額を請求される場合もあるので注意しましょう。

すべての不用品をゴミとして処分してしまう業者もいるので、どのような扱いをするのかを確認して、必ず複数の業者から引き取りに対する見積もりを取るようにしましょう。

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