オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2018年02月27日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
お雛様は子供が小さい頃は毎年出して飾っていますが、大きくなると押し入れの場所を取ってしまい困ってしまうものの一つです。
処分するにしても可燃ごみでそのまま捨てるのも申し訳ない気がしますし、高かったお雛様を捨てるのは勿体無い気もします。
今回は、そんなお雛様の処分の仕方を大公開していきます。
自分にあった処分の仕方でお雛様を手放すようにしましょう。
それでは早速お雛様の処分の仕方をご紹介していきたいと思います。
どの処分方法が一番自分に合うのかを考えながら、読み進めてみて下さい。
最初のお雛様の処分の仕方は、自分で供養して処分する方法です。
冒頭にも少し触れましたが、お雛様自体は可燃ごみであることが多いので、通常の自治体のごみとして処分することが出来ます。
ただし、お雛様に針金などが使われている場合には、分別が必要になってくるので注意しましょう。
また、ガラスケースは不燃ごみ若しくは粗大ごみ(東京都だと30cm角以上は粗大ごみに分類)になるので、可燃ごみとして出さないようにして下さい。
お雛様をそのままごみ袋に入れるのは申し訳ないという方は、お雛様をキレイに拭いて、塩を振ってあげることで自分で供養が出来ます。
ただ単に処分するよりは、感謝の気持ちを込めて処分する方が、お雛様も嬉しいはずです。
お雛様の処分の仕方の2つ目は、寺社で供養して処分することです。
寺社で供養をしてもらうには、お雛様を供養してくれる寺社を探す所から始める必要があります。
寺社は自分たちのウェブサイトを持っていないことが多いので、もし最寄りの寺社に持ち込んで供養してもらいたい場合には、電話帳などから調べて直接電話をするようにしましょう。
寺社によっては郵送で供養してくれるところもあります。箱に詰めて送るだけで済むので、楽にお雛様を供養出来ます。
自分の周りの寺社で雛人形の供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、雛人形の供養を実施しています。
オコマリで雛人形の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個雛人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
雛人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
お雛様の処分の仕方の3つ目は、寄付することです。
寄付する先は、NPOやNGO、幼稚園や保育園などが考えられるでしょう。
「寄付する」からと言って汚れの付いたお雛様は敬遠されます。寄付する前にはお雛様をキレイにしてあげるようにしましょう。
保育園や幼稚園への寄付の場合には、ウェブサイトに「寄付受付中」と書いてあるところは少ないので、電話で聞いてみるようにして下さい。
NPO・NGOに場合には、寄付でも無料のところと有料のところの2つのパターンがあります。
下記には両方のパターンを記載しておきますので、寄付先を決める際の参考にしてみて下さい。
NPO法人もったいないジャパンでは、雛人形を無料で寄付することが出来ます。
特に事前連絡の必要はなく、雛人形を任意の箱に詰めて送るだけで寄付が完了です。
もったいないじゃぱんでは、衣類や日用品、おもちゃ、スポーツ用品など雛人形以外にも寄付出来るので、雛人形以外にも寄付出来そうなものがあれば、一緒に寄付してみてはいかがでしょうか。
国際社会支援推進会ワールドギフトという団体では、雛人形を始めとする人形類や雑貨、古着を途上国支援に役立ててくれます。
費用は箱の大きさによって異なり、縦×横×奥行の3辺合計が120cmまでであれば2,400円。縦×横×奥行の3辺合計が160cmまでであれば3,700円となっています。
料金には宅配送料だけでなく、再利用にかかる全ての費用が含まれています。
お雛様の処分の仕方の4つ目は、誰かに売ることです。
購入する時は高額なお雛様も、売る時にはあまり高く売れることは無いようです。
しかし、「捨てるくらいだったら誰か欲しい人に使ってもらいたい!」という方もいらっしゃると思いますので、お雛様をリサイクルショップに持ち込んだり、人形専門の買取業者に依頼したり、オークションに出品したりしましょう。
ただし、あまりにも汚れが付いていると売り物として見なされないので、キレイな状態にあるお雛様のみに絞りましょう。
お雛様の処分の仕方の5つ目は、知人や親戚に譲ることです。
「子供が生まれた」人が周りにいれば、声をかけてみるのが良いでしょう。また、SNSなどで呼びかけるのも効果的です。
お雛様を欲しい人は、意外なところにいるかもしれませんので、なるべく広い範囲に周知してもらう事を心掛けて下さい。
この処分の仕方も、あまりに汚いお雛様は避け、譲る前には一度キレイに拭いてあげることはしておきましょう。
お雛様の処分の仕方の最後は、業者に処分してもらう方法です。
お雛様が大量にある場合や、これまで紹介した方法が面倒だなぁ・・・と思われる方は、業者に依頼してお雛様を処分してもらうのが良いでしょう。
不用品回収業者に依頼すれば、早ければ即日に対応してくれるので、忙しい日々の中でお雛様を処分するには最適です。
ここまでお雛様の処分の仕方を6つ紹介してきました。
しかし、「結局どうやって決めればいいの・・・?」と悩んでしまう方も多いのではないかと思います。
そこで、下に「安さ」「早さ」「簡単さ」の3つの軸で表を作成してみました。
どのお雛様の処分の仕方が一番自分にとって合うのかを判断するのに活用いただければと思います。
安さ | 早さ | 簡単さ | |
自分で処分 | ◎ ほぼ無料 |
△ ごみの日に合わせる必要あり |
△ 自分ですべて行う |
寺社で供養 | △ みかん箱1つ5,000円〜30,000円 |
○ 郵送すればすぐに終わる |
○ 寺社を調べる手間が掛かる |
寄付する | ○ 無料と有料がある |
○ 郵送すればすぐに終わる |
○ 調べる手間が掛かる |
売る | ◎ 売れれば収入に |
△ 売れるまで時間がかかる時も |
△ オークションであれば自分で出品する |
譲る | ◎ 取りに来てもらえれば無料 |
△ 探すのに時間がかかる |
○ 譲るのは簡単 |
業者に依頼する | △ 三段飾りのお雛様で5,000〜30,000円 |
◎ 即日対応可能 |
○ 探すのに時間がかかる |
お雛様の処分を業者に依頼する際には、いくつかポイントがあります。
業者の中には悪徳業者もおり、そのような業者に依頼すると不当請求や不法投棄などトラブルに巻き込まれる可能性があります。
お雛様を不用品回収業者に依頼する際には、しっかり業者を見極めることが大事になります。
ここからは、そんな業者の見極め方をご紹介していきます。
インターネット上のHPはいいことしか書いてありませんし、真実かどうかを確かめることはできません。実際の電話応対や担当者の人柄などで相性を確認します。
良心的な業者であれば各種証明書を発行してくれます。
言った言わないを避けるためにも、最低でもお見積書はもらうようにして下さい。
その際、追加料金の可能性があるならば、どういう条件で発生するのかを聞くようにすると同時に、文面に落とすようにして下さい。
複数の業者を比較して判断する材料として、なるべく相見積もりを取るよう心がけてください。
料金の安い業者を見極めるだけではなく、こちらの請求通りにきちんとした見積もり金額を出してくれるか、またその内容が明確かという業者の信頼性を見ることができます。
特に料金面での利用者と業者のトラブルは大変多くなっていますので、業者にゴミの処分を依頼しようと考えている人は、念頭に置いておきましょう。
自分でしっかり情報を得て、悪徳業者に騙されないようにすることが最も重要です。
「相見積もりを取りましょう」とお伝えしましたが、見積もりには業者の下見が必要になり、その下見には1時間ほどかかります。
一般的に相見積もりは3社が適切と言われているので、3時間も下見に費やさなくてはなりません。
この相見積もりの問題を解決したのがオコマリです。この記事を執筆しているオコマリでは業界初の1回の下見で相見積もりが取れるサービスを提供しているので、通常3時間かかっていた下見がたった1時間で済みます。
また、登録されている不用品回収業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
問い合わせや下見、見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
お雛様の処分の仕方について6つ紹介してきました。
どの処分の仕方が良いかは人によって異なると思いますので、自分が合う方法を見つけてお雛様を処分するようにしましょう。
一番納得の行く形で処分することが、お雛様にとっても良いことであるはずなので、しっかり考えて決めるようにして下さい。
記事を読んで、お雛様や人形の処分についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
人形供養のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは人形供養について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に人形供養に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。