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投稿日:2018年03月22日 更新日:2024年03月03日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
「供養」とは、「死者の霊に供え物などをして、その冥福を祈ること」を指します。
供養と聞くと、お墓に関する「永代供養」が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、人形供養や水子供養など様々な供養が存在しています。
今回は、お寺の供養の種類と料金相場についてお伝えしていこうと思います。
まずはお寺で出来る供養の種類についてお伝えしていきたいと思います。
お寺によっては、今回紹介する供養以外も受け付けていますが、大きく分けて下記の3つになります。
それでは早速、下記からは各供養の種類に関して詳細の説明と料金相場をお伝えしていきます。
永代供養は、お墓をお寺や霊園が管理や供養をしてくれる埋葬方法のことを指します。
近年の核家族化の進行などもあって、先祖のお墓参りが出来なかったり、お墓参りをしたくなかったりといった状況の変化が起きています。
お寺での永代供養は、そんな時代の流れを汲み取った供養の仕方です。
お寺の永代供養は、通常であれば一回忌、三回忌、七回忌、十三回忌…と年忌法要を行うのですが、そのような事が出来ない方が、永代供養を選ばれます。
お寺での永代供養の料金は、お墓の種類によって変動します。
個人に割り当てられるお墓の大きさが大きいほど、供養料金も高くなるのです。
種類 | 内容 | 供養料金 |
単独墓 | 通常のお墓と同じで、個別の墓石を建てて納骨する | 35万〜50万 |
集合墓 | 納骨スペースは分かれているが、それぞれは小さな石碑や石塔などを建て、それを集合させて1つのお墓にまとめている | 15万〜25万 |
合祀墓 | 他の人と混ぜて納骨する | 5万〜15万 |
お寺での永代供養を検討する際には、下記の2点を気をつけましょう。
お寺による永代供養は、「永代」と付いているのが一生供養してくれるように思います。
しかし、実際は期限付きの供養となっていて、平均は33回忌が多いようです。
「思っていたよりも、供養してくれる期間が短かった」といった期間に関するお寺とのトラブルが多いので、しっかりとどれくらいの期間供養してくれるのかを聞くようにしましょう。
また、「追加料金が発生しないのか?」という点については、まさに提示されている金額以外に費用が掛かることが無いかを確認するものです。
「お寺とお金の話をするのは気が引ける・・・」という風に躊躇してしまうと、後になってトラブルになりかねません。注意しましょう。
続いてお寺での人形供養に関してです。
人形供養は、これまで大切にしてきた人形やぬいぐるみなどに対して、供養を行うことを指します。
「人形」と書いてありますが、アルバムや時計、万年筆などその人が大切にしてきたものであれば基本的に供養の対象になります。
これらの供養をする対象の共通点は、それらのものに魂が宿ると考えられている点です。
「人形に呪われた!」という風に言われる背景は、人形を供養せずに処分してしまったために、その魂が悪霊となり捨てた本人を呪いに来るというものです。
故人や自分自身が大切にしてきたものは、供養を行い、処分するようにしましょう。
お寺で人形供養をしてもらう際の料金相場は、ダンボール箱1つで5,000円〜30,000円ほどです。
お寺で人形供養の料金は、ダンボール箱の大きさが大きくなればなるほど高くなるお寺もあります。
供養の料金体系については、依頼しようと考えているお寺に確認するようにして下さい。
お寺で人形供養を検討する際、気をつけることが2つあります。
まず最初の気をつけることですが、お寺によってはガラスケースなどの付属品は供養できないという決まりになっているところがあります。
そうなると、供養して欲しい人形をガラスケースから出し、付属品は外してから供養を依頼する必要があるので、注意しましょう。
料金体系と同様、供養を依頼する予定のお寺に問い合わせするのが良いでしょう。
また、人形をお寺で供養した後に、供養証明書のようなものを発行してくれるかを聞くようにして下さい。
これもお寺によっては発行してない場合もあります。
自分の周りの寺社で雛人形の供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、雛人形の供養を実施しています。
オコマリで雛人形の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個雛人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
雛人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
最後にお寺での水子供養に関してです。
水子供養とは、生まれることが出来なかった胎児を供養することです。
お寺での水子供養の料金相場は、おおよそ「一霊につき○○円」といった設定になっています。
また、供養の程度によって料金が変わってきます。下記にはその供養料金表を記載しておきますので、気になる方はチェックをしてみて下さい。
内容 | 供養料金 |
読経供養(読経のみ) | 1霊につき5,000円〜1.5万円 |
戒名供養(読経・戒名授与) | 1霊につき1.5万円〜2.5万円 |
永代供養(読経・戒名授与・位牌) | 1霊につき3万円〜4万円 |
お寺で水子供養を検討す際に気をつけることは、1霊が2霊以上になった際の料金の変動についてです。
2霊以上の水子供養になった際には、料金が倍になるのか、それとも少し割り引かれた料金になるのかはお寺によって異なります。
曖昧のままにするのではなく、気になるのであればしっかりとお寺に確認を取るようにしましょう。
お寺で供養をしてもらえる種類と料金相場についてお伝えしてきました。
「供養をお寺でしてもらえる」ことは知っていても、具体的にどのようなことを、どのような価格台で出来ることを知っている方は少ないのではないかと思います。
記事を通じて、お寺での供養への知識が高まってくれれば幸いです。
記事を読んで、供養についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
人形供養のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは人形供養について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に人形供養に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。