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投稿日:2019年05月13日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
核家族化や、都市部への人口の集中に伴い、マンションで暮らす世帯の割合は増加傾向にあります。
東京や神奈川、大阪などの大都市部は、全体の2割程度がマンションで暮らしているとも言われています。
このような状況に伴い、マンションの住民間でのトラブルも増加しています。その主要な原因のひとつが、掃除に関するトラブルです。
共用部の掃除の仕方や、掃除機の音によるトラブルなど、一軒家ではあまり気にならないようなことが、マンションではトラブルの元になるのです。
今回は、マンションを掃除する際にどのようなことに気をつけるべきか。どうやったらマンションをトラブルなく掃除することができるのかをお伝えしていきます。
オコマリは、片付けを始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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マンションの掃除で最もトラブルとなりやすいのは、掃除機の音による騒音です。
掃除機は、現代では、一家に一台のかかすことのできない家電製品。サイクロン型など様々な機種が登場し、進化をしていますが、騒音に関してはまだまだ改善の余地のある状況です。
特に、掃除機は床に設置をさせて掃除をするため、下の階の部屋に騒音が大きく響き渡ります。
そのため、トラブルのよくあるパターンとしては、仕事から帰ってきた夜の9時ぐらいにちょっと部屋のほこりが気になったので、少しだけ掃除機をかけたら下の階の子供が就寝する時間と重なってしまい、クレームが発生するような状況です。
数分掃除機をかけるぐらいなんともないだろうと思ってしまいがちですが、生活のリズムが異なる世帯間では、この感覚が大きな溝となってしまうのです。
マンションで掃除機をかける際には、時間帯に十分な配慮が必要です。
理想をいえば、朝10時から夕方16までの時間に掃除機をかけるようにしましょう。
「リラックスできるはずの昼食の時間を掃除機の音で邪魔されたくない!」という方もいますので、できれば昼食帯の時間も避けた方がいいでしょう。
また夜中、特に22時以降は、人によっては寝る時間、もしくは寝る前のリラックスの時間になりますので、掃除機を使用するのは避けましょう。
とはいえ、朝10時から夕方16までに家で掃除機をかけることは、外で働いている方にはとてもできるものではありません。わざわざ掃除機をかけるために早退することは、あまりにも現実的ではない選択です。
それではどのような方法でマンションの掃除をすれば良いのでしょうか?
マンションのオススメの掃除の仕方の1つ目は、ロボット掃除機の導入をお勧めします。
ロボット掃除機は、時間帯を指定して、自動で部屋の掃除をしてくれる便利なものです。これであれば、自分の時間を有効に使いながら、トラブルなくマンションの掃除機をかけることができます。
例えば一番お掃除ロボットとして有名なのはアイロボット社が出しているルンバでしょう。
ロボット掃除機の先駆けとして商品を提供してきたアイロボット社は、最近ではAmazon社が提供しているAlexaと連携したり、アプリを使ってどこからでもルンバを操作できるようにしています。
最近では色々なメーカーからお掃除ロボットが出てきています。ルンバよりももう少し価格の安いお掃除ロボットも購入できますので、検討してみると良いでしょう。
仕事をしている方が昼間にマンションの掃除を行うのは難しいと思いますが、休みの日であれば話は別です。
自分が休みの日を活用して掃除を行うのが良いでしょう。
「休日は外に遊びに行く!」という方や「休日にまとめて掃除なんてしたくない!」という方には、毎日の「ちょこっと掃除」をおすすめします。
これは、毎日5分〜10分くらいを使って掃除をしてしまうというものです。
掃除はずっとしないからこそ、まとまってやらなければいけないだけで、毎日少しづつキレイにしておけば、1回あたりの掃除の時間は圧倒的に短くできます。
玄関にクイックルワイパーのような床を掃除するモップを置いておいて、帰宅時に玄関から廊下、そして部屋の中をサッと掃除してしまえば10分もあれば掃除が終わります。
またお風呂からあがって髪を乾かした後に、コロコロで床に落ちている紙やホコリを掃除するのも良いでしょう。
トイレをしたら直ぐにそのまま掃除をしたり、食器を洗ったらそのままキッチンをサッと掃除すれば、大掛かりな掃除をわざわざする必要がなくなります。
このように「ちょこっと掃除」を心掛ければ、掃除をする時間が短くなるにも関わらず、キレイな部屋を維持できます。
ちなみに、この「ちょこっと掃除」ですが、さらに「ある事」を行うともっと楽になるのですが、一体「ある事」とは何でしょうか?
さて、先ほどまでは「ちょこっと掃除」のススメをしてきましたが、さらに掃除が楽になる方法をご紹介したいと思います。
それは、「部屋の荷物を少なくする」というものです。
掃除をする際、部屋の中に色々なものが散乱していると非常に掃除がしにくい状態になります。
一方で部屋の荷物が少なく、整理整頓されている部屋では、ホコリやゴミが見つけやすいため簡単に掃除を終わらせることができるのです。
このように掃除を楽にするコツは、「物を少なくする」という事になるのです。
それでは物を少なくするためにはどのような工夫が必要になるのでしょうか?
「物を少なくしよう!」と思うと、多くの方が「服や食器を捨てるのが良いんでしょ?」と考えるかもしれません。
確かに小物を捨てることで物は少なくできるのですが、それ以上に大事なのは大きな家具や家電を無くす事です。
部屋の荷物が多い方の共通点は、必要以上の収納家具を所持しているというものです。
タンスが何竿もあったり、収納ケースが何十個もある部屋では、「もっと収納できるから物を増やしても大丈夫だ!」と考えてしまい、物が増え続けてしまうのです。
したがって、タンスや収納ケース、食器棚などを処分する事が結果的に部屋全体の物の量を減らすことへと繋がるのです。
部屋の中の不用品を選別したら、廃棄する場所まで運ばなければいけません。
もちろんこの際にはマンションの共用部を通っていくのですが、これがトラブルの原因になります。
袋に入れて捨てられるようなものであれば問題ないのですが、大きな家具や家電は、数人がかりで運ばなければなりません。
慣れていないと、ついつい壁にぶつけてしまったり、通路をひきづってしまったり、最も多いのがエレベーターの中を傷つけてしまうことです。
こんなトラブルを防ぐために、事前に養生をしたり、運ぶ物に毛布をかけるなど、マンションの共用部に傷をつけない工夫が必要です。
ですが、そういったことはわかっていても、実際に作業をするのは大変です。
エレベーターに養生をしようと思っても、どうやったらいいかわからない方がほとんどだと思います。
下手にテープを貼って、汚してしまったら、本末転倒もいいところです。ふつうの家には、家具の移動に使うためのいらない毛布を常備している家はほとんどありません。
そもそも、重い収納家具を少し移動させるなんて、考えられないほどの重労働です。まず1人では難しいですし、2人でもできるかどうか怪しいです。
では4人いたらどうか?それでも難しいのではないでしょうか。家電も大変で、大型のテレビは画面のガラス面が重く、また精密機械で繊細なため、傷つけずに運ぶことは至難の技です。
冷蔵庫なんて、絶対に持ち上がりません。家の中で、簡単に移動させられる家具や家電は、せいぜい椅子や、小さなキャビネット程度。ほとんどの家具家電は、マンションのエレベーターまで運ぶことも難しいです。
ではどうすればいいのか。ここはひとつ、思い切って片付けの専門業者に依頼をしてみましょう。
引越しでもないのに、部屋の片付け程度で大げさかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
実際、共働きの世代も増え、家具も西洋風の大きなものが多くなった現代では、片付けを業者に依頼する家庭は年々増えています。
特にマンションの掃除の場合は、上のような事情もあり、自分で動かすよりも何百倍も簡単に、そして安全に作業をしてもらうことが可能です。気楽な気持ちで、相談をされてみてはいかがでしょうか。
ただし、掃除や片付けの業者は、かなりの数があります。
ちょっとインターネットで検索をしても、膨大な数の業者が出てきて、どこに頼んだらいいのかわからないかと思います。
実際、よくわからない業者に頼んだため、高額な追加料金を請求されてしまったケースや、作業が適当すぎてけっきょくお部屋やマンションの共用部、移動させた家具や家電を傷つけてしまったケースなども多く報告されています。
また、最悪なのは警察に事情聴取を受けたというケースです。
驚いたことに、業者の中には、不用品の処分費用を支払いたくないがために、回収した不用品を近所の空き地や、川岸、森の中などに不法投棄することがあるのです。
新聞やテレビでも時折報告されている通り、これは犯罪です。そのため、不法投棄から、名前や住所が特定できるものが見つかった場合は、警察から事情聴取されることがあるのです。このようなことにならないよう、業者の選択には注意が必要です。
では、どんな業者に頼めばいいのでしょうか。
まず大切なのは、金額を曖昧にして作業を始めようとする業者はやめておくことです。
悪徳業者の1番のポイントは、追加料金を請求してくることです。
最初に聞いていた金額は安かったのに、追加料金が膨大になり、とても高額で、どう考えても不当な料金を請求されたようなケースがよくあります。
事前に、明確な料金を伝えてくるかどうかは、業者選びの最も大切なポイントです。安すぎる業者は、注意しましょう。
また、近くの業者に依頼をすることも、実は避けた方がいいポイントです。
ご近所と言えるほど近くにいる業者は、ラッキーと思ってしまうかもしれませんが、実は注意が必要です。
なぜなら、もしトラブルが起こったら、ご近所づきあいの関係などで、苦情をいうことが難しいからです。
ちょっと距離が離れていても、料金んが大きく変わることはないので、近い業者よりも、より安心できる、対応のしっかりとした業者にお願いするようにしましょう。
マンションの部屋を掃除する際には、掃除機の音に注意が必要です。夜間や早朝など、階下の住民が不快に思う時間は避けましょう。
マンションの部屋での掃除を簡単にするには、部屋にある物の量を減らすことが重要だとお伝えしました。
特に大きな家具や家電を減らすことが、部屋をスッキリさせて掃除を簡単にするためには大切なので、優先的に処分するようにしましょう。
自分たちで大きな家具や家電を部屋から運び出す際には、しっかりと養生をするなど、できるだけ共用部を傷つけない工夫が必要です。
ただ、養生をして重いものを運び出すことは、自分でするにはとても大変な作業になるため、業者への依頼をお勧めします。その際には、安心して依頼できる業者を、しっかりと見極めてください。
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