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投稿日:2017年04月03日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
布団の処分は、無料で行える方法と費用をかけて行う方法があります。布団の処分を無料で行うのであれば自治体に依頼する方法が一番楽ですし、費用をて布団を処分するのであれば粗大ごみで出したり、不用品回収業者に依頼したりするのが良いでしょう。
布団は長く愛用するもので、処分する機会はそう多くありません。したがって、布団の処分の方法がわからず押し入れに片付けたまま、という方も多いようです。
このページでは、布団の処分について、無料や費用をかけて処分する方法をお伝えると同時に、布団の処分を行う前に再利用ができる方法も解説していきます。布団の処分を検討している方は、ぜひ最後まで読み進めていってください。
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布団の処分は、無料で行う方法と費用をかけて行う方法の2つがあると冒頭でお伝えしました。布団の処分の方法について無料で行える方法を3つ、費用をかけて行える方法を4つで合計7つをお伝えしていきます。
それぞれの布団の処分方法にメリットやデメリットがあるので、ご自身に合った方法を見つけていただければと思います。下記にはお伝えする布団の処分方法をリストにしておきました。最初の3つが無料で布団の処分をする方法で、後の4つが費用をかけて布団の処分を行う方法になります。
布団は燃えるごみとして処分できるのをご存知でしょうか?実は、ほとんどの布団は燃えるごみとして出せる素材でできています。
ただし燃えるごみとして布団を処分するためには、普通のごみを捨てる時とはちがい、少し手間をかけなければなりません。ここでは、布団を燃えるごみとして処分する際に注意することや、手順についてご説明します。
布団は燃えるごみとして処分できる素材でできていますが、問題となるのがその大きさです。ほとんどの自治体では30cm四方以上のものは粗大ごみの扱いになるので、布団を普通の燃えるごみとして処分するためには、30cmよりも小さくしなければなりません。また、布団を小さく解体する時に綿や羽毛などが大量に出ることになります。
もしお住まいの自治体が、1回に排出できるごみの量を制限している場合は、追加料金を支払うか複数の回収日に分けてごみを出すなどの負担がかかります。
それぞれの自治体によって燃えるごみの規定は様々です。なかには、ごみ袋に収まる範囲の肌掛布団や50cm以内の大きさであれば、普通に燃えるごみとして出すことができる自治体もあります。
布団を燃えるごみとして処分することを検討している方は、自治体のホームページか電話などで確認しましょう。
布団を燃えるごみとして処分する手順は、「必要な物を準備する・布団を小さく解体する・燃えるごみとして出す」の3つに分けられます。
布団の解体さえすれば普通の燃えごみと同じように簡単に捨てられますが、解体の作業が非常に大変です。
必要となる物品は、大きめのカッターナイフかはさみ・マスク・ごみ袋・掃除用具です。特別な物品は必要ありませんが、特にマスクの着用は忘れないようにしましょう。
長年使用していた布団を解体する場合、綿や羽毛など中身がダニやカビで汚染されている可能性があります。汚染されていない場合でも、作業にともなって大量のほこりが舞い散ることになります。
部屋のなかが衛生的に良くない環境になるので、必ずマスクは着用するようにしましょう。
布団を小さく解体する際には、カッターナイフもしくははさみを布団の縫い目にそっていれていき、表の布と中身の綿・羽毛などを分けます。
羽毛の場合はそのままごみ袋にいれられますが、綿を切断するのが大変な作業となります。非常に体力を使いますし怪我をするリスクもあるので、無理にすすめず慎重に作業しましょう。
ほこりやダニなどを吸い込まないよう、部屋の換気を充分に行ってください。
布団を燃えるごみで処分するメリットは、費用がかからないこと、つまり無料で布団処分ができることです。必要な物品さえ揃っていれば、費用をかけずに布団を処分することができます。
また、ご自身の思い立ったタイミングでできることや、自分のペースですすめられることもメリットといえるでしょう。
反対にデメリットは、非常に大変な解体作業や部屋の掃除をしなければならないことです。布団が厚いタイプのものであると、女性1人では解体できないかもしれません。
布団の解体後に、散らばったほこりを掃除するのも負担となることでしょう。以上のメリットやデメリットを考慮して検討してみてください。
布団の無料の処分方法の2つ目は、リサイクル業者に布団を買取してもらう方法です。「布団を捨てるのに抵抗があるな」と感じ、リサイクルショップを検討する方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、布団は高級なものも多く、長年使用していると愛着もわくものです。どうせ処分するなら誰かに使ってもらいたい、少しでもお金に変えたいと思うのも不思議ではありません。しかし、長年使用してきた布団をリサイクル業者に買い取ってもらえることはほとんどないようです。
ダニや汚れなど衛生的に問題があることや、肌が触れることで体臭も染みつきやすいため心理的に抵抗のある方も多いようです。
リサイクル業者の場合は基本的に買い取りが目的であるため、使用済みの布団を出張査定してもらっても、買い取りどころか引き取ってもらえないことも充分あり得るでしょう。
そうなると出張費のみ支払って布団は家に残ったまま、なんてことになりかねません。高級な布団かつ新品未使用であればリサイクル業者に相談するのを検討しても良いかもしれませんが、処分を検討する布団ともなると買い取りはされないと思っておいた方が良さそうです。
もし、布団以外の物品でリサイクル業者に査定依頼する予定があるのであれば、軽く相談するくらいに留めておいた方が良いのかもしれません。
布団の無料の処分方法の3つ目は、布団を寄付することです。
日本では中古の布団が再利用されることは少ないですが、発展途上国では喜んで使ってもらえるようです。どうせ処分してしまうのであれば使ってもらった方が良いかもしれませんね。布団を引き取っている団体に国際社会支援推進会ワールドギフトという支援団体があります。こちらでは、布団だけでなく古着やぬいぐるみ、家電なども受け付けています。不要だけどまだ使える物品であれば、海外で役立ててもらうことも検討しましょう。
段ボールに梱包し、メールで依頼をすることで集荷してもらうことができます。集荷料金は段ボールサイズによって異なりますが3,000円~です。送料は負担となってしまうために、完全に無料という訳にはいきませんが、自分が大切に使ってきた布団が世界のどこかで使われるというのは嬉しいことですよね。
布団を寄付して処分する方法での注意点は、生地が破れていたりあまりにも使い古された布団は引き取りできないこともあるので注意しましょう。あくまで次の人が使える状態で布団を送るようにしましょう。
費用をかけた布団の処分方法の1つ目は、粗大ごみで布団を処分することです。布団は粗大ごみとして処分することもできます。粗大ごみとして布団を処分する場合にも、粗大ごみの出し方や料金設定などは自治体によって違います。
布団を粗大ごみとして処分する方法には、「回収してもらう」「ごみ処理場に直接持ち込む」の2つが挙げられます。それぞれの方法での手順や費用などを見てみましょう。
自治体に布団を粗大ごみとして回収してもらいます。まず自治体の粗大ごみ受付センターに問い合わせて回収の予約をします※各自治体で粗大ごみの出し方は異なりますので、自分のお住まいの自治体HPなどを確認しましょう。
回収日と料金について説明されるので、スーパーやコンビニで粗大ごみ処理券を購入します。回収日に指定されたゴミ置き場まで布団を運び、粗大ごみ処理券を張り付けておきます。
布団の処分の場合、布団処分の料金・費用相場はだいたい300円~500円の間で収まるようです。非常に安い料金で布団を処分できますが、布団を粗大ごみ置き場までは運ばなければなりません。
また、自治体が指定した日時に合わせなければならないので、今すぐ処分したいという方には向いていない方法だといえるでしょう。
予約のタイミングによっては回収日まで1週間以上待つこともあるので、粗大ごみとして処分したい方は早めに問い合わせると良いでしょう。
布団を粗大ごみとして処分するもう一つの方法は、ごみ処理場に直接持ち込むことです。
こちらは、回収してもらうよりさらに100円ほど料金が安くなる自治体もあります。費用をできるだけ抑えたいのであれば検討しても良いでしょう。
しかし、回収してもらう場合と同じように予約の問い合わせや、指定日時に布団の処分のタイミングを合わせなければならないこと、車などで布団をごみ処理場まで運ぶ必要があります。
持ち込みの場合でもごみ粗大ごみ処理券を購入する必要があるので、回収よりも大きな負担となることでしょう。
費用をかけた布団の処分方法の2つ目は、不用品回収業者に依頼する方法です。布団の処分をする時に、不用品回収業者に依頼しようと思う方も多いのではないでしょうか?
不用品回収業者に依頼するメリットは、ご自身の処分したいタイミングで処分できることでしょう。燃えるごみとして布団を処分するために解体をする負担や手間、自治体に依頼すると指定日時まで待たなければならないことなどを考えると、スムーズに布団を処分することができます。また、出張対応をしている不用品回収業者であれば、布団の運び出しをする必要もありません。
しかし、布団の処分にかかる費用はやや割高となり、廃棄料金は1,000円~3,000円ほどかかります。粗大ごみとしての処分費用と比べると、どうしても高くなるようです。また、布団1点のみの依頼は対応してもらえなかったり、出張費が別途3,000円~5,000円かかることもあります。
したがって、不用品回収業者に布団を処分してもらう場合の料金・費用相場は5,000~15,000円と考えておくと良いでしょう。布団以外でも家具や家電などの処分を検討しているのであれば、まとめて処分してもらえるため非常に便利ですが、布団のみ処分したい場合はかなり割高になってしまうので注意しましょう。
引っ越しを予定していて布団を処分したいというケースであれば、引き取りサービスを行っている引っ越し業者があります。引っ越しをきっかけに不用品を処分したいというニーズも多いようで、有料で引き取りサービスを行っています。
布団の引き取りサービスの相場はだいたい3,000円ほどなので、不用品として業者に引き取り依頼するのであれば引っ越しのついでに処分してもらう方が負担も少ないかもしれません。
なかには無料で不用品を引き取ることをうたっている業者もありますが、処分費用を引っ越し費用に上乗せしている可能性もあります。
引っ越しのついでに引き取りも検討している方は、処分費用のみでなく引っ越し費用全体の見積もりを複数社に依頼すると良いでしょう。引っ越し業者の不要品引き取りは、あくまでサービスの一環です。引っ越しを検討していない方には対応してくれないので気を付けましょう。
もし引っ越し業者の引き取り料金に疑問を抱いた場合は、不用品回収業者に一度見積もりを依頼しても良いでしょう。
費用をかけた布団の処分方法の4つ目は、布団の販売店や家具の販売店に使用済みの布団を引き取りしてもらう方法です。
布団販売店や家具販売店のなかでも布団の引き取りサービスを行っているところがあるのはご存知でしょうか?布団販売店に布団を引き取ってもらえるのであれば安心ですよね。
しかし、引き取りサービスを行っている場合でも、ほとんどは「布団を購入したお客様」という条件があり、下取りという形になります。また、下取りでない場合でも、引っ越し業者や不用品回収業者と同じように処分費用がかかることもあります。
先ほどもご説明したように、中古の布団はリサイクル品として販売できないものなので、処分費用がかかってしまうのはしょうがないことでしょう。布団を購入する予定があるのであれば、下取りサービスとして引き取ってもらうことを検討してみても良いかもしれません。
また、処分費用が多少必要でも、不用品回収業者より布団販売店に処分してもらう方が安心できる方もこちらの処分方法を考えてみても良いでしょう。
布団の引き取りサービスを行っている販売店を挙げるので参考にしてみてください(記事を作成した時には布団の引き取り処分のサービスを提供していたようですが、2020年6月の時点ではすべての販売店での布団の引き取り処分サービスを終了しているようでした)。
販売店 | 内容 |
---|---|
日の本寝具 | 布団の引き取り処分のサービスは終了している(2020年6月にHP上で確認すると記載がない) |
ベルメゾン | 布団の引き取り処分のサービスは終了している(2020年6月にHP上で確認すると記載がない)。家具については引き取り対象商品を購入した方のみ、購入した商品と同じ種類の不要品・同じ数だけの引き取り |
ニトリ | 布団の引き取り処分はサービスを終了している(2020年6月にHP上で確認すると記載がない)。ニトリでは、購入された家具(組立家具は除く)と引取りする家具が同数量または同容量までであれば1注文につき3000円(税別)で引取りができる |
布団を処分する方法についてご説明してきました。布団の処分の方法は様々あり、それぞれのメリットやデメリットもあることがお分かりになったかと思います。
新しく布団を購入することを検討していたり、引っ越しの機会に捨ててしまおうと思う方も多いことでしょう。しかし、布団は身体に毎日触れるもので、「この布団でなければ眠れない」というこだわりを持っている方もいるのではないでしょうか。
布団が嫁入り道具とされていた時代もあり、特に中高年の方にとっては捨てるのも忍びないと思うかもしれません。
ここでは、布団を捨てるのではなく、再利用するための方法についてご説明します。
布団を処分する前に、打ち直しでもう一度使えないかを検討しましょう。
特に高価な布団では中綿や羽毛も上質な物が使われているので、打ち直しをすることで再利用できるかもしれません。
長年愛用してきた布団だからこそ、引き続き大切に使っていくことを考えても良いのではないでしょうか。
布団の打ち直し費用は15,000円前後が相場のようです。ただし、大きさや素材によっても変わるので確認が必要です。
一見すると高く感じるかもしれませんが、同価格の布団で同質のものが購入できるかを考えてみましょう。
敷布団の寿命は3~5年、掛布団は7~10年が目安とされています。あまりにも中綿や羽毛などの材質が劣化していると打ち直しも難しくなるようです。
ただし、新たに中の素材を追加するサービスを行っている業者もあるので、再利用を検討している方は相談してみると良いでしょう。
布団はかさ張るものなので使う機会が無いと収納に困ってしまいますよね。しかし、布団を別の形に変えてしまうことで再利用できることもあります。
使わなくなった布団を別の形で生活の一部に取り入れるのも素敵だと思います。
布団の再利用の一例として、ソファのマットレスとして利用することができます。ソファの土台となる木枠を購入するかご自身で作り、その上に布団を置くことで座り心地の良いソファになります。
また、布団の中綿や羽毛をぬいぐるみの中身に変えて使っている方もいるようです。物作りが趣味な方にとっては、布団の素材を有効に使うのも良いでしょう。
長年使用していた布団の場合、布団の中綿がダニやカビで汚染されていることも考えられます。しっかりと天日干しするなど衛生面に配慮しましょう。
布団の処分は、生前整理を考えている高齢の方や、そのご家族には優先的に行うことをオススメします。
特に高齢の方は布団を大切にする傾向があるので、遺品整理の際に布団が出てきて、遺族の方が布団の処分に困ることが多いようです。
布団が遺品で出てきた場合、先ほどご説明したようにリサイクル品として出すことは難しいものです。どうしても処分することになるので、処分費用が多くかかってしまうことになるでしょう。また、容量が大きくかさ張るものなので、遺品整理での処分は負担が大きくなります。
高齢の方にとって、ご自身で布団を処分するのは体力的に厳しいかもしれません。部屋からの運び出しや処分の手続きなども多いので、体力の低下した高齢者には大変な作業となります。
できるだけご家族も生前整理をサポートし、生前のうちに処分しておくことをおすすめします。最近では、比較的安価でも保温性に優れた軽量タイプの布団も多く販売されています。
処分が大変になる前に買い替えておくのも良いかもしれません。故人亡き後、葬儀の手続きや書類作成など様々な負担がご遺族に課せられることになり、遺品整理作業の負担も決して軽いものではありません。
また、生前のうちに身の周りを整えておくことで、高齢の方のその後の人生も身軽になることでしょう。思い立ったが吉日、できるだけ早い段階で布団処分を検討しましょう。
布団処分の7つの方法について、無料で布団処分できる方法と費用をかけて布団処分を行う方法の2つの方面から解説してきました。
それぞれの布団の処分方法でメリット・デメリットが存在していますので、自分が一番良いと思う布団の処分方法を選ぶようにしましょう。
ご自身の負担の少ない方法で布団の処分を行ってくださいね。
記事を読んで、家の不用品の処分について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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