オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年04月26日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
長い間日本人に愛されてきた日本人形はどのように処分すればよいのでしょうか?
普通のゴミとして出せるかも知れないけれど、そのまま処分するのはちょっと…という方もいるかと思います。
今回は日本人形の処分方法をお伝えしていきたいと思います。
顔が描かれている日本人形は、御霊が宿ると考えられているため、ゴミ袋に入れて簡単に捨てるのが嫌だと考える人はたくさんいます。
そのため、処分したいのであれば、日本人形を売却や寄付、供養を依頼する必要があります。
日本人形の種類によっては、価値が認められることもあるため、高く売ることが可能です。
コレクターの中には、お金をたくさん出しても手に入れたいと考える人がいるため、売却してまとまったお金に換えることができるでしょう。
また、不用品を回収し途上国などに寄付を行う団体も存在しますので、必要無くなった時は、寄付をして手放すことができます。
お寺などでは、人形を供養するために焚き上げを行っています。
きちんと供養を行った後、燃やしてもらうことができますので、ゴミとして捨てるより軽い気持ちで処分することができるでしょう。
様々な方法で処分することができる日本人形ですが、処分をする際に注意すべき点がいくつかありますので、手放す前にきちんと確認をする必要があります。
一度処分をしてしまいますと、再び手元に戻すことが難しくなりますので、本当に処分していい日本人形なのか考えることが重要です。
また、供養を行っているからと調べずに神社に持っていくと、人形の供養が行われていない神社を選んでしまう可能性がありますので、しっかりと事前調査をすることが大切です。
処分をする前に正しい処分方法や注意点を学んで、効率良く処分をしましょう。
日本人形を処分する時に神社や寺院で供養してもらう時は、どのような流れで処分されるのか、きちんと学ぶことが重要です。
年間通していつでも供養を受け付けているような規模の大きい寺院などでは、受付時間内であれば、いつでも申し込みをすることが可能です。
日本人形を持っていく前に電話で連絡をすることで、スムーズに手続きを進めることができるため、家を出る前に連絡をしましょう。
ただし、人形の供養を行う日程が決められている神社や寺院の場合、決められた日時に処分をする日本人形を持っていく必要があります。
持ち込まれた日本人形は、寺院や神社が決定した日時に合わせて供養が行われます。
読経供養などによってきちんと供養が行われたら、最後にお焚き上げによって処分されます。
ただし、お焚き上げは環境や近隣住民のことを考慮して、ほとんどの場所で行われなくなりました。
寺社で供養をしてもらう際の費用は、おおよそ5,000円〜30,000円になっており、どれくらいの量の日本人形の供養を依頼するかで変わってきます。
自分の周りの寺社で雛人形の供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、雛人形の供養を実施しています。
オコマリで雛人形の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個雛人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
雛人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
続いて日本人形を寄付して処分する方法についてお伝えしていきます。
日本人形を寄付して処分する方法は主に3つあります。
日本人形を寄付する方法の1つ目は、NPOやNGOに寄付することです。
みなさんも寄付というと一番最初に思い浮かぶのが、この方法なのではないでしょうか?
NPOやNGOへの日本人形の寄付の場合、寄付を無料で出来るところと有料で受け付けているところの2パターンあります。
NPO法人もったいないジャパンでは、雛人形を無料で寄付することが出来ます。
特に事前連絡の必要はなく、雛人形を任意の箱に詰めて送るだけで寄付が完了です。
もったいないジャパンでは、衣類や日用品、おもちゃ、スポーツ用品など雛人形以外にも寄付出来るので、雛人形以外にも寄付出来そうなものがあれば、一緒に寄付してみてはいかがでしょうか。
国際社会支援推進会ワールドギフトという団体では、雛人形を始めとする人形類や雑貨、古着を途上国支援に役立ててくれます。
費用は箱の大きさによって異なり、縦×横×奥行の3辺合計が120cmまでであれば2,400円。縦×横×奥行の3辺合計が160cmまでであれば3,700円となっています。
料金には宅配送料だけでなく、再利用にかかる全ての費用が含まれています。
日本人形を寄付する方法の2つ目は、保育園や幼稚園に寄付する方法です。
調べてみるとわかりますが、幼稚園や保育園のウェブサイトに日本人形の寄付を受け入れているかどうかは書かれていないことが多いです。
したがって、自分の家の近くの保育園や幼稚園に自分で電話をして確認を取る必要があります。
日本人形を寄付する方法の3つ目は、知人や親戚に寄付する方法です。
自分の身の回りに雛人形を使いそうな人がいたら声をかけてみましょう。
今であれば、FacebookやTwitterといったSNSを使って呼びかけるのも良いと思います。意外な人が「欲しい!」と言ってくれる可能性がありますよ。
次に日本人形を売却して処分する方法です。
日本人形を売ろうと思ったら、どこに持っていくのが良いのでしょうか?
近くのリサイクルショップなどが一番わかり易いかと思いますが、最近ではインターネットでも販売することが出来ます。
どれくらいで売れるのか気になる方は、実際にオークションサイトをチェックしてみると良いでしょう。
売るわけですから、プレミアが付いた日本人形かきれいな日本人形のみにしておきましょう。
日本人形を処分する際には、自分で自治体のゴミとして処分することが可能です。
しかし、そのまま処分するのは…と思う方は、日本人形をキレイに拭いてあげて、塩をふって清めることで家で供養をすることが出来ます。
処分するとしても、少し手間を掛けて日本人形を手放すことで、日本人形自体も喜んでくれるのではないでしょうか。
日本人形の処分方法をご紹介してきました。
どの処分方法が良いかは、それぞれどのような日本人形を持っていて、どのように処分するのが一番適切なのかによります。
大事にしてきた日本人形なわけですから、後悔のないようにして処分するようにしましょう。
人形供養について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください<。
人形供養のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは人形供養について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に人形供養に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。