オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。

受付時間 9時〜19時
土・日・祝日も対応!
通話
無料
0120-916-397 お客さま
サポート
遺品整理の資格勉強をする女性

投稿日:2017年02月11日 更新日:2021年03月30日

遺品整理の資格として取得すべきものは?

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

ツイートする
シェア
LINEで送る

遺品整理の資格は、遺品整理を行う上で絶対に取得しなければならないものは存在していません。つまり、誰であっても、「やりたい!」という意志さえあれば始められるのが遺品整理業なのです。

遺品整理の資格として有名なのは、一般社団法人遺品整理士認定協会の『遺品整理士』ですが、資格がなくても始められるにも関わらず、なぜ資格を取得しようとするのでしょうか?

それは、遺品整理をする業者が全国で9,000社を超える中で、依頼者が少しでも安全な遺品整理業者さんに任せたいという気持ちがあるからです。『遺品整理士』の資格を持っているということは、その遺品整理業者さんがその資格取得のためにお金を投資し、勉強したという証になり、依頼者の信頼に繋がるということです。

今回はそんな遺品整理の資格についての紹介をしたいと思います。『遺品整理士』の資格だけではなく、遺品整理のお仕事をする上で役に立つ、遺品整理の資格もお伝えします!

オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。

オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。

目次

遺品整理の資格といえば『遺品整理士』

それでは早速、遺品整理に関連のある資格についてご紹介していきたいと思います。

まずは『遺品整理士』という資格からです。

『遺品整理士』とはどんな資格なのか

すでに4人に1人が高齢者の社会の日本ですが、その中での核家族化や高齢者の孤立化が進んでいます。

遺族たちが故人から遠くに住んでいるために故人の家の片付けができない、遺族たちで遺品整理をしようと思ったけれど、量が多すぎて自分たちだけでは到底できない、身寄りのない孤独死で誰も遺品整理をしてくれない、といった事情から遺品整理の仕事が増えています。

『遺品整理士』の資格は、2010年に設立された一般社団法人遺品整理士認定協会が発行している民間資格になります。

遺品整理業に従事したい!という人にとっては、遺品整理士として遺品整理を行うにあたっての心構えや注意点などを学ぶよい機会となるでしょう。

また依頼者にとってみれば、「遺品整理士の資格を所持しているということは、依頼した遺品整理を丁寧に行ってくれるだろう」という安心材料になります。

『遺品整理士』の資格の受講資格は?

遺品整理士の資格を受けるのに、受講資格は存在しません。したがって、誰も受講することができます。ただし、反社会的勢力に該当する方に関しては、受講ができないとされているため注意が必要です。

『遺品整理士』の資格の受講期間と申し込み方法は?

受講期間は約2ヶ月とされています。通信講座になりますので、自分のペースで勉強を進めることができます。

講座の受講後に課題を提出して、優秀な成績を修めれば、晴れて合格となり資格を取得することができます。

万が一2ヶ月で終えられない場合には、一般社団法人遺品整理士認定協会に連絡をすれば無料でさらに2ヶ月間の受講期間の延期を行うことができるので、安心してください。

申込みは、一般社団法人遺品整理士認定協会のHPにある申し込みフォームから直接申し込むか、ヒューマンアカデミーのような民間の資格受験会社から申し込めます。

受講料は、入会金込みで25,000円となっています。また認定手続を含む会費が5,000円かかります。

したがって合計30,000円で遺品整理士の資格を取得することができるということです。遺品整理士の資格は2年間有効なので、2年毎の更新が必要になります。

『遺品整理士』の資格の受講内容は?

遺品整理士の資格を受講すると、教本・資料集・DVD・問題集の4つが送られてくることになります。

まず教本では、遺品整理とはなにか?、遺品整理が必要とされている理由などの基本的な知識を学びます。また遺品整理の業務がどのようなものなのか?、遺品整理業を行う上で注意すべき点など実践的なことも勉強します。最後に事例研究をして、具体的な作業のイメージを掴みます。

次に資料集では、遺品整理の現場のイメージをより明確に持つために、写真などを見て学習します。実際に現場に行ったことのない者にとっては、より具体的な作業内容が想像できるので有益です。

DVDでは、遺品整理に詳しい大学教授や弁護士の方から、孤独死の問題への取り組み方や遺品整理業の法令遵守などについて学びます。

『遺品整理士』の資格の取得難易度は?

遺品整理士の資格の取得難易度は、そこまで高くありません。遺品整理士の資格認定試験の合格率は、約65%と言われています。

「65%って簡単じゃないか!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、3人に1人は不合格になる計算になりますので、油断は禁物です。

特殊な遺品整理のための『事故現場特殊清掃士』

続いて、事故現場を担当する事故現場特殊清掃士に関してです。

『事故現場特殊清掃士』とはどんな資格なのか

高齢化が進んでいる日本社会ですが、同時並行で進んでいるのが、65歳以上高齢者の一人暮らしです。それによって増えているのが、「孤独死」「孤立死」になります。

「孤独死」とは、一人暮らしの人が誰にも看取られることがなく、自室内で死亡することです。

多くの場合は、身内や第三者に発見されるまで、しばらく期間が経過しています。長いと数ヶ月も発見されずに放置されているケースもあります。下記にあるのは東京23区のみの孤独死の推移ですが、年々増加していることが見て取れます。

東京23区内65歳以上高齢者の孤独死の推移

孤独死やゴミ屋敷のように、遺品整理をする現場が悲惨だと、どうしても遺族の方々は「自分たちではできないので誰かにお願いしたい!」という要望が出てきます。

そういった、特殊な現場に対応できる人を育てるために作られたのが『事故現場特殊清掃士』という資格になります。

『事故現場特殊清掃士』の資格は、事故現場特殊清掃センターが発行している民間資格になります。遺品整理業に従事する人にとっては、「特殊清掃」が必要な現場にはいつかは出くわします。

そんな時の業務遂行の心構えや特殊清掃の基礎知識を学ぶことができます。依頼者は、遺品整理業者が資格を保有しているということは、「安心して特殊清掃をお願いできるだろう」という安心材料に繋がります。

『事故現場特殊清掃士』の資格の受講資格は?

事故現場特殊清掃士の資格を受験するにあたっては、受講資格は存在しません

つまり、誰でも希望すれば受講することができます。ただし、遺品整理士同様、反社会的勢力に該当する方に関しては、受講ができないとされているため注意が必要です。

『事故現場特殊清掃士』の資格の受講期間と申し込み方法は?

受講期間は約2ヶ月です。通信講座なので、自分のペースで、自宅で勉強を進めることができます。

講座の受講後に課題を提出、優秀な成績を修めれば、合格となります。2ヶ月間の無料の受講期間の延長が認められているので、必要あれば、事故現場特殊清掃センターに問い合わせてみてください。

申込みは、事故現場特殊清掃センターのHPより申し込めます。受講料は25,000円で、会費(認定手続費用を含む)は5,000円です。事故現場特殊清掃士の資格は2年間有効です。

『事故現場特殊清掃士』の資格の受講内容は?

事故現場特殊清掃士の資格を申し込むと、教本・資料集・DVD・問題集の4つが送られてくることになります。

教本では、特殊清掃とはなにか?、特殊清掃の基礎知識、事例研究などを学びます。

次に資料集では、特殊清掃の現場のイメージをより明確に持つために、写真などを見て学習します。

DVDでは、特殊清掃で最も気をつけなければいけない感染予防について学びます。

『事故現場特殊清掃士』の資格の取得難易度は?

事故現場特殊清掃士の資格の取得難易度は、そこまで高くありません。しっかり勉強して試験に臨めば、合格することができます。

遺品整理に行く時に必要!『普通自動車免許』

次は、『普通自動車免許』についてです。

なぜ『普通自動車免許』が必要なのか?を見ていきましょう。

遺品整理の資格として、なぜ『普通自動車免許』が必要なのか?

もちろん、普通自動車免許は遺品整理の資格ではありませんし、遺品整理業に携わる上で持っていなければできない訳ではありません。

しかしながら、遺品整理をする場所は電車やバスなどの公共交通機関でいけるところとは限りません。

また荷物の運搬をする以上、車を運転する必要性が出てきます。そういう意味で、遺品整理の資格として普通自動車免許は必要なのです。

可能なら中型免許・大型免許も取得しよう

もし可能であれば、中型免許・大型免許も保持しているといいでしょう。

実際、遺品整理業者の求人情報を見ると、中型免許・大型免許を持っている人を歓迎するようなことが書いてあることが多々あります。

普通自動車免許と同じで遺品整理の資格という認識はあまり持てないですが、それでも遺品整理の作業をする際に役立つことは間違いありません。

臭いも取るのも遺品整理の一つ!『脱臭マイスター』

続いて脱臭に関しての資格である『脱臭マイスター』に関してです。

『脱臭マイスター』とは一体どのような資格なのでしょうか?

『脱臭マイスター』とはどんな資格なのか

『脱臭マイスター』は、一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会が発行している資格です。

介護施設や病院施設での臭気問題が発生している中で、最新の脱臭技術によって、従来諦めるしかなかった臭気の多くが解決可能になっています。脱臭マイスターでは、そんな新しい脱臭技術を学ぶことができます。

遺品整理、特に特殊清掃の場合には臭いを取る作業がとても重要になってきています。その脱臭技術を学ぶ機会としての、脱臭マイスターということになります。

『脱臭マイスター』の資格の受講資格は?

脱臭マイスターを受講するのには、特に受講資格はありません。受講料は、一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会の会員であれば30,000円。一般であれば50,000円かかります。

『脱臭マイスター』の資格の受講期間と申し込み方法は?

通常は平日の2日間にわたって開催される講習会に参加します。講習会は常に開催されているわけではないので、詳細は一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会のHPをチェックしましょう。

『脱臭マイスター』の資格の受講内容は?

脱臭サービスに関する知識を全体的に学ぶことができます。脱臭技術のみならず、臭い物質の知識や臭気評価方法、除菌の基礎知識など臭いのプロフェッショナルとして必要な知識を学ぶことができます。

『脱臭マイスター』の資格の取得難易度は?

講習会が終了すると認定書が発行されるため、とても簡単な資格ということになります。ただ、簡単だといっても勉強はしましょうね。

特殊な遺品整理のための『相続診断士』

最後には、『相続診断士』という資格をご紹介します。

今度はどのような資格なのでしょうか?

『相続診断士』とはどんな資格なのか

高齢化が進む中で必ず話題として増えるのが、「相続」になります。

日本における1年間の相続資産額は約50兆円と試算されています。「相続で問題になるのはお金持ちだけでしょ?」と思っているあなた。

実は遺産分割額が5,000万円以下の訴訟が、遺産の訴訟全体の約7割を占めるんです。つまり、遺産相続での訴訟問題は身近な存在といえるでしょう。

遺品整理に携わると「相続」についての話題を少なからず聞くと思います。遺品整理の資格として『相続診断士』を挙げたのは、依頼人から相続に関して何か聞かれたときに、応えられるようにしておくためです。

依頼人から信頼を得ることができたら、口コミなどでその評判が広がり、次の仕事に繋がるかもしれません。

相続診断士は、一般社団法人相続診断協会が発行している民間資格です。資格を取得することで、相続についての基本的な知識を身につけ、相続診断ができるようになります。

相続についての知識を全く持たない相続関係者と、税理士や司法書士、行政書士、弁護士などの専門家との間に立ち、適切に両者をマッチングさせることが相続診断士には求められます。

『相続診断士』の資格の受講資格は?

相続診断士は、誰でも受講できる資格です。

『相続診断士』の資格の受講期間と申し込み方法は?

一般社団法人相続診断協会のHPから申し込むことができます。受講期間は、約1〜3日あれば終えられます。

受験する際の値段は、個人受験だと37,800円(税込み)、団体受験(10名以上で実施可能)だと32,400円(税込み)です。万が一、不合格だった場合には再受験ということができ、16,200円(税込み)で申し込むことができます。

『相続診断士』の資格の受講内容は?

相続診断士テキストと相続診断士テキストをわかりやすく解説したDVDが送られてくるので、それを見ながら学習します。

相続を学ぼうとすると、どうしても法律用語が出てくるため難しく感じるかもしれませんが、DVDでの学習をすることで非常に理解がはかどります。

『相続診断士』の資格の取得難易度は?

相続診断士では、「CBT方式」と呼ばれるコンピュータ試験の形式を取っています。

通常の資格試験の場合には、受験日の日程が決まっていますが、相続診断士の試験の場合には「CBT方式」が採用されており、全国の197箇所以上の会場で、好きな時間に受験することができます。

忙しい方でも気軽に受験できるのが、相続診断士ということになります。

遺品整理の資格としての相続診断士の取得難易度は、とても簡単で約9割の合格率ということです。試験形式は○×、三肢択一、穴埋め方式となっています。試験時間は60分、問題数は60問とされています。

資格の有効期限は2年間とされていますので、2年毎の更新が必要になります。

遺品整理の資格ではないけれど大事なもの

遺品整理を行うにあたっては、資格だけでは不十分です。

ここでは、遺品整理の資格ではないけれど、大事なものをご紹介したいと思います。

体力とやる気

遺品整理をする上で体力はどうしても必要になります。タンスや机、家電製品など重たい荷物を運び出さなければならないので、常日頃から体力はつけるように努力しましょう。午前中は元気でも、午後になるとヘトヘトになって作業効率が下がるというのはよく聞く話です。

遺品整理の仕事をやり始めると最初はわからないことだらけで困ってばかりです。先輩社員が優しく教えてくれればいいですが、忙しい現場では厳しくされてしまう可能性もあります。

その時に「辞めてやる!」とならずに、学ぶ姿勢でいられるかは、やる気にかかっています。どうやって自分自身をモチベートさせるかは、人によって様々です。

ただ、「やってやるぞ!」という気持ちで仕事には望むようにしたいですね。

「遺品整理の資格として取得すべきものは?」まとめ

いかがだったでしょうか?遺品整理の資格について、いくつか紹介してきました。

どれもないと遺品整理ができない!というものではないですが、あった方が作業が効率的に進み、スムーズに遺品整理を行うことができるものです。

気になったものは、まず調べてみて、検討した上で受講してみましょう!

遺品整理について詳しく知りたいかたはこちらをご覧ください。

ツイートする
シェア
LINEで送る

遺品整理のことならオコマリ

遺品整理のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは遺品整理について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に遺品整理に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。

オコマリスタッフ
  • おかげ様で累計実績7,000件超
  • 詳しい専門スタッフが親切対応
  • 見積りは無料です
  • 日本全国対応いたします
  • メディア掲載実績多数あり
    (小学館・集英社等)

遺品整理のサービスを見る

お問い合わせ・お申し込みはお電話から

午前9:00~午後19:00 土・日・祝日も対応!

本日電話受付終了|受付時間9~19時

無料でメール相談する

フォームから簡単に相談可!24時間受付中!

最新記事

人形供養

投稿日:2017年05月06日 更新日:2024年04月28日

人形供養が無料でできる場所のリストと方法を紹介

生前整理

投稿日:2017年07月04日 更新日:2024年04月18日

社会福祉施設の種類一覧!事業やサービス内容もわかりやすく解説

不用品回収

人形供養

投稿日:2024年03月29日 更新日:2024年03月29日

【2024年3月27日開催】富士浅間神社での人形供養祭の様子

無料メール相談フォーム

名字と名前の間はスペースをあけてください

お電話受付時間は9時〜19時となっています。電話の折り返しご希望日時をご指定ください。

通話無料・受付時間9時〜19時土日祝対応!

お友達追加で
お得クーポン配信!!
専門相談員が対応
無料で電話相談
24時間受付中!
無料メール相談
なんでもお気軽に
ご相談ください!