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投稿日:2017年08月25日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
あなたは空き家になった実家の荷物整理に悩んだことはありませんか。
核家族化が進む中、近年、親の死亡や老人ホームなどへの入所によって、空き家になった実家の荷物整理に悩む人が多くなっています。
誰も住まなくなった実家を賃貸住宅にする場合や売却する場合でも、いずれは実家に置いてある荷物を整理しなければなりません。
その時に、あなたなら自分で荷物整理を行いますか、それとも業者に依頼しますか。
今回は、実家の荷物整理を自分で行う場合と業者に依頼する場合によるメリッデメリットについてお伝えします。
実家の荷物整理を自分で行う場合と業者に依頼する場合のメリットデメリットをお伝えする前に、実際に実家の荷物整理を行うきっかけが多い理由をみてみましょう。
使用する資料は、2014年8月20日に東洋経済ONLINEで公開された記事『これが「実家の片づけ」に悩む人の実態だ!』で使用されていたものです。
2014年7月に東洋経済が行った「実家の片づけ」をテーマにしたアンケート結果で、これは、実家の荷物整理を経験した20代以上の男女540人を対象としたアンケートです。
「片づけ・処分を始めたきっかけは?」の問いに対しては、実際に親が死亡した場合が47.4%と最も多く約5割を占めています。
また、施設などへの親の転居や親との同居を含めると、実家の荷物整理を始めたきっかけには、親に関わる理由が約7割強による結果となっています。
[caption id="attachment_13472" align="aligncenter" width="640"] クリックして拡大[/caption]実家の荷物整理を自分で行う場合のメリットデメリットを説明する前に、実家の荷物整理を自分で行う場合にかかる時間と費用について、実家の荷物整理を経験した人のアンケート結果からみてみましょう。
実家の荷物整理を経験した人が実際に荷物整理にかかった時間は、3か月未満の人が5割で最も多い結果でした。
しかし、その反面、実家の荷物整理が1年以上の長期までかかる人が2割いました。
[caption id="attachment_13473" align="aligncenter" width="646"] クリックして拡大[/caption]では、どのような理由で、実家の荷物整理が進まないのでしょうか。
年齢を重ねると使用していないものでも、もったいないという気持ちがわき何でも品物を取っておいてしまいます。
また、生前に荷物の整理を行おうと思っていても、体力が低下して荷物整理ができないなどの理由で、どんどんと無駄な荷物が溜まっていきます。
特に、遠方にある実家では、1年の内に帰省する機会が少ないために、何がどこに収納してあるのか分からなかったり、たくさんの荷物が多くあったりして不用品の分別に手間がかかってしまい、なかなか荷物の整理が進まない状態が続きます。
親との思い出の品物やアルバムなどを整理する時には、親への思いをはせながら行うため、処分しなければならない気持ちと保存しておきたい気持ちとの精神的葛藤があり荷物整理がなかなか進まない現状もあります。
次に、最もみなさんが心配する実家の荷物整理の費用についてみてみましょう。
[caption id="attachment_13474" align="aligncenter" width="640"] クリックして拡大[/caption]実家の荷物整理にかかる費用は、実際に経験した半数の人が30万円未満で行えてはいるものの、100万以上の高額な費用がかかった人もいました。
実家の荷物整理を経験した人が荷物整理にかかった時間と費用について、アンケート結果から見てきました。
実家の荷物整理を自分で行う場合は、自分の都合に合わせて荷物整理を行えるメリットがあります。
しかし、仕事の合間などで荷物整理を行うために、整理期間が長くなることがありますので、精神的負担や肉体的負担などのデメリットも発生します。
そして、実家の荷物整理を自分で行う場合の一番のメリットは、業者に依頼する場合に比べて、何といっても、費用が安くすむ点になります。
しかし、整理する実家の荷物の中には、大型家具や家電製品などの大型家財道具がたくさんあります。
家電リサイクル法で決まっている家庭電化製品の処分や大物家具の処分は思っている以上に、処分費用が嵩むことがあります。
また、大量の不用品を処分する場合には、可燃物や不燃物に区分けをしたうえで、自治体指定のゴミ集積所に指定日に出すなど肉体的なデメリットもあります。
では、次に実家の荷物整理を業者に依頼する場合について見ていきましょう。
実家の荷物整理を業者に依頼する場合には、出張買い取り業者、不用品回収業者、生前整理業者への依頼があります。
実家に直接買い取りに来る業者で、リサイクルを目的とした内容になっています。
しかし、実家にある荷物の全てを引き取ってもらえませんので、実家の荷物整理を全て処分したい人には不向きとなります。
また、業者の間でも査定ポイントが違いますので、買い取り値段が不透明な部分が多いともいえます。
実家の荷物整理を全て不用品回収業者に依頼する場合です。
この場合のメリットは、指定された日時に、全ての不用品をトラックで回収してもらえる点です。
しかし、家の中のもの全ても回収してしまうので、事前に実家の荷物を自分で分別する必要があります。
不用品回収業者の中には、不用品を山林などに不法投棄したり、見積もり料金よりも高額な料金を請求したりする業者がいます。
そのため、依頼者と業者間でトラブルが発生することも多くありますので、依頼をする時には注意が必要です。
生前整理とは、片付けたい本人が元気なうちに、部屋の中にある物を片付けておくことです。生前整理は年齢が何歳でないといけない!というルールは存在しません。何歳であっても生前整理を行ってよいのです。
そんな生前整理を業者に依頼する場合には、次のようなメリットが多くあります。
生前整理を始めてみると、何を残して、何を捨てるべきか迷ってしまう場合があります。
生前整理業者に依頼することで、そのような悩みに対して経験からのアドバイスを貰うことができるのです。
また、片付ける物の中で、必要に応じて買取を行ってもらえるために、思っていたよりも安く荷物整理を行う事が出来る可能性があります。
しかし、生前整理業者の中にも、不用品回収業者と同様に悪徳な業者が混ざっている可能性がありますので、生前整理業者選びは、慎重に行う必要があります。
では、どのような生前整理業者に依頼すれば良いのでしょうか。生前整理業者を選ぶ時のポイントをあげてみますので、参考にしてください。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
「実家の荷物整理、どうしたらいい?」をお伝えしましたがいかがでしたか。
実家の荷物整理を行うきっかけが親の死亡が約5割であること、また実際に行った時間と費用についてもお伝えしました。
さらに、実家にある大量の荷物整理をするには、自分で行う場合と業者に依頼する場合があり、それぞれメリットデメリットがあることを説明しました。
どちらが良いかは実家の荷物の様子で変わると思いますので、自分に合った方法で荷物整理を行うようにしましょう。
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