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投稿日:2017年09月26日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
平成27年から「介護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」といいます)」がスタートしました。
平成29年4月からスタートした総合事業では、高齢者の単身世帯が増加し、支援を必要とする軽度の高齢者が増加していることを前提に、高齢者の介護予防が大きな目的になっています。
そのため、在宅介護事業は今後の介護サービスの中心的なものとなってく可能性が高いのです。
ここでは、介護予防訪問介護と訪問介護の違いについて、わかりやすく説明していきます。
「総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業)」は、2015年(平成27年)4月に施行されたサービスです。
この総合事業が導入されてからは、「要支援1・2」の方が利用できていた「介護予防訪問介護」と「介護予防通所介護」のサービスが総合事業に移行しました。
総合事業は、何らかの支援が必要な65歳以上のすべての方が対象となっています。
総合事業がスタートしたことにより、要介護認定が受けられない「非該当」の方がサービスを受けやすくなりました。
また従来は対応できなかった、「要支援」と「非該当」の境い目上にあるような方に対する、サービスの中断のない対応が可能となると考えられています。
また、自立志向が高い高齢者には、ボランティアとして活動するなど、社会参加の場の提供も可能となっています。
介護予防訪問介護(ホームヘルプサービス)とは、要支援者を対象とした、自宅で利用できる居宅サービスのことです。
介護福祉士や訪問介護員などが自宅を訪れ、定められたサービスを提供します。
介護予防訪問介護で受けることができるサービスは、基本的には訪問介護と同じですが、介護予防訪問介護には、「身体介護」と「生活援助」の区別はありません。
身体介護とは、身体に直接触れて行う介護のことを指しています。
具体的には、起床介助・就寝の介助・体位変換・服薬介助といった動作の介護。歩行・着替え・口腔ケア・排せつの介助といった身辺の介護。
食事の介助・洗髪・シャワーの介助・外出の介助といったことまで含まれています。
生活援助とは、高齢者本人や同居する家族が家事を行うことが困難な場合に、訪問介護スタッフ(ホームヘルパー)が居宅に訪問して、掃除や洗濯、調理などの日常生活を援助することを指します。
具体的には、掃除・ごみ出し・洗濯・アイロンがけ・料理・ベッドメイク・衣服の整理や補修・買い物・薬の受け取りなどが含まれます。
介護予防訪問介護の料金は、介護保険が適用されている場合は1割負担となります。
週3回以上の利用は要支援2の方のみが可能です。
サービス費用の設定 | 月額の利用者負担 |
週1回程度必要とされた方 | 1,168円 |
週2回程度の利用 | 2,335円 |
要支援2で週2回を超える程度の利用 | 3,704円 |
【参考・参照サイト】厚生労働省
訪問介護は、自宅で利用できるサービスのことです。
介護福祉士や訪問介護員などが利用者の自宅を訪問し、定められたサービスを提供します。
訪問介護で受けることができるサービスは、基本的には介護予防訪問介護と同じですが、訪問介護では、次のようなサービスを受けることはできません。
訪問介護の料金は、受けるサービスの内容や時間数によって変わります。
訪問介護の料金は、介護保険が適用されている場合は1割負担となります。
サービス費用の設定 | 利用者負担(1回あたり) |
身体介護20分未満 | 165円 |
身体介護20分以上30分未満 | 245円 |
身体介護30分以上1時間未満 | 388円 |
身体介護1時間以上1時間半未満 | 564円 |
生活援助20分以上45分未満 | 183円 |
生活援助45分以上 | 225円 |
通院時の乗車・降車等介助 | 97円 |
【参考・参照サイト】厚生労働省
訪問介護と介護予防訪問介護は、どちらも、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるようにするものですが、それぞれに目的が異なります。
この目的の違いは介護保険法の条文にも現れています。
訪問介護では「世話」、介護予防訪問介護では「支援」という言葉が使われているのです。
また、訪問介護は要介護者が対象となっています。いっぽうの介護予防訪問介護は要支援者が対象です。
介護予防訪問介護は、要介護状態になることを予防するために行うという大前提があります。そのため、さまざまな動作も利用者自身が行うことを重視し、あくまでも「支援」であるということを忘れてはならないでしょう。
介護予防訪問介護は基本的に自宅で受けることとなります。
介護予防訪問介護を受ける前に、自宅をきれいに整理し、さっぱりとした気持ちでスタートしたほうが、成果にも繋がりやすく、なにより物が多いとそれだけで怪我の危険性があります。
そういった観点からも、介護予防訪問介護を受けるまえに、まずは不用品を捨てましょう。
不用品を処分して、必要な物だけを手元に置くことで、介護が必要な人のこれからの生活がより快適なものになります。
このような生前に不用品を処分することを生前整理と呼びます。
生前整理を自分で行うには時間と体力が必要になるので、それらに自信がない人には、生前整理の専門業者に依頼することをおすすめします。
生前整理業者は不用品の処分だけではなく、古物商の許可を持っている業者に依頼した場合には不用品の中から値段が付くものに対しては買取りを行ってくれます。
その買取分は、生前整理の作業料から差し引いてくれるので、お得に生前整理を行うことができます。
そのほかにも業者によっては、女性スタッフの派遣や、生前整理後の自宅の清掃など、さまざまなサービスを行ってくれる業者もあるので、生前整理を行う人のニーズにそったサービスを提供してくれる業者を選ぶことができます。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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介護予防訪問介護は、要介護の状態にならないための支援サービスであり、自宅で生活援助や身体介護を受けることができます。
介護予防訪問介護は、要支援の認定を受けた方であれば介護保険の1割負担でサービスを受けられるため、利用しやすいサービスと言えるでしょう。
ただし、自宅でサービスを受けるためには、訪問して来る介護福祉士や訪問介護員の方たちが気持ちよくサービスできるような環境整備、つまり掃除や整理整頓を心がけることも大切ではないでしょうか。
介護予防訪問介護を依頼しようと思っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
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