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投稿日:2017年11月22日 更新日:2022年02月28日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離とはヨガの「断行」、「捨行」、「離行」をもとにした、「物に対する執着を捨てて自分の周辺と心身を整えるという考え方です。
しかし、断捨離を行い、シンプルな生活を行うには家族の協力や同意は不可欠です。
ここでは断捨離を行う際の家族との協力の仕方について説明していきます。
断捨離を行おうとする場合、キッチンや自分のクローゼットなど、自分の「テリトリー」内での断捨離は比較的スムーズに行うことができますが、いざ家族の持ち物を断捨離しようとすると、家族の反対を受けてしまうことが結構あるようです。
家族が反対する理由は、次のようなものがあります。
これらの反対理由は、2を除いては断捨離の考え方からかけ離れています。
ですので、家族に「なぜ断捨離が必要なのか」を理解してもらう必要があります。
もし、2の理由が家族の反対の大きな理由であるならば、一度自分の断捨離を見つめなおす必要もあるかもしれません。
一人暮らしならば家中の断捨離を自分の判断で行うことができますが、家族がいるとそうはいきません。
自分以外の家族も使うものを勝手に断捨離することは一番やってはいけないことです。
そのような家族の共有物や家族個人の持ち物を断捨離するときには、必ず家族の許可を得る必要があります。
ここでは、前に書いた家族が断捨離に対して反対する理由についての説得方法や、家族に断捨離に協力してもらう方法について説明していきます。
家族がまだ使えるからと言っても、いつ使うか未定の物もあります。
この「いつ使うか」というタイミングを家族でよく話し合い、「未定」または「わからない」といった結果が出たときには断捨離を勧めると良いでしょう。
また使うかもしれないのに、今捨ててしまっては後から困るかもしれないと言っているときも同様の方法で説得しましょう。
説得する時には、「次に必要になるときにはもっと安価で高性能の製品を買えばよい」といった方向から説得をしてみると良いでしょう。
この場合は、自分の断捨離の目的をもう一度見直す必要があります、断捨離とは手段にすぎず、快適なシンプルライフを手に入れることが真の目的です。
捨てること自体が目的になっていないか、今一度自分の断捨離先にあるものをよく考えてみましょう。
広い家に住んでいて、スペースが余っている場合などに家族がこのように思っていることもあります。
しかし、そのまま生活していくと、物はどんどん増えていき、そのうち収納するスペースにも限界が来てしまいます。
そうなったときには家族の形も変わり、子供たちが巣立った後の大きな家に老夫婦と不用品の山が残されてしまうことが予想されます。
そこまで事態が進行してから断捨離を行おうとすれば、もはや家族の手だけでは断捨離を行うことは到底不可能です。
そうなる前に少しずつ片付け始めることを家族に提案し、緩やかに断捨離を進めていくと良いでしょう。
大掛かりな断捨離を始めるには、40代が最後のチャンスともいわれています。
その理由は50歳を過ぎると体力が衰え、大きなものを整理する気力すら萎えてしまい、現状維持の生活が死ぬまで続いてしまう可能性があるからです。
また、この先子どもは手を離れ、自宅から巣立っていくことを考えると、夫婦のみの生活になったときに不用品の山に囲まれて窮屈な暮らしをいないといけなくなる可能性もあります。
もし、夫婦ともに50歳前であれば、夫婦二人暮らしになる将来に備えて断捨離を行いたいとご主人に相談してみてはいかがでしょうか。
子供が就職や結婚などで家を独立する時には、ある程度の荷物は実家に残してもよいだろうという甘えが出ることがあります。
しかし、そのような荷物は何年たっても持ち主の家族に引き取られないまま、実家に置きっぱなしになる例が多いようです。
そのような状態にならないためにも、子供には、持ち物は独立するときに持っていけるだけの量に留められるよう、整理整頓、断捨離を心がけるようにある程度の年齢になったら躾していくことも必要です。
家族の持ち物をまず、自分が断捨離したいと思ったときに、「これ、捨てていい?」という聞き方をしてはいけません。
このような聞き方をされると、家族は自分の持ち物を粗末に扱われたような気分になって、断捨離に対してさらに非協力的になってしまいます。
逆に「これ、取っておく?」という聞き方をすれば、その物の持ち主である家族に選択が委ねられるので、「捨ててもいいよ」といった答えが出てくる可能性があります。
言葉遣い一つで家族の持ち物を断捨離することができるケースもあります。
家族が断捨離に協力してくれるよう説得も終わり、いざ断捨離を行おうと思っても、すでに不用品が多すぎたり、忙しくて断捨離を行う時間が取れなかったりなどの理由で家族で断捨離を行えない場合も考えられます。
そのような場合には、断捨離をサポートしてくれる専門の業者に依頼することをおすすめします。
不用品回収業者や引っ越し業者などの中にも断捨離のサポートを行ってくれる業者がありますが、そのような業者の中では生前整理を専門に行っている業者が一番おすすめです。
断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
つまり、自分が望んでいないものを捨てられる可能性がないということになります。また、作業後の部屋の掃除も行ってくれます。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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ここでは家族で協力して断捨離を行うための方法について説明してきました。
断捨離に関して否定的な考え方や、自分の物は触られたくないと考えている家族もいるとは思います。
しかし、断捨離を始める本人がまず自分の持ち物から断捨離を行い、不用品を持たない快適な生活を始めることで、家族に断捨離の良さを分かってもらうことができます。
また、それでも自分の物を断捨離したくないという家族には、慎重に言葉を選びながら、断捨離の利点を説明していくと良いでしょう。
その時決して断捨離を行えない家族を、否定するような言葉を使ってはいけません。
人間否定されればますます意固地になるものです。
断捨離を中心になって行う人が、家族の断捨離を上手にアシストして、家族全員で快適なシンプルライフを送れるように努力しましょう。
記事を読んで、断捨離のことをもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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