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投稿日:2018年02月07日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
年末の大掃除に限らず、季節の変わり目や1ヶ月に1回は部屋の大掃除を行う方が増えているようです。
断捨離や終活などの影響で、ものに囲まれない生活を希望されている方が多くなってきているからです。
部屋の大掃除と聞くと、なんだか難しいように聞こえてしまいます。
しかし、部屋の大掃除では、「どこからすべきか」「どの順番ですべきか」を押さえて行えば、確実に部屋をキレイにすることが出来ます。
今回は、そんな部屋の大掃除について、確実に部屋をキレイにする方法をお伝えしていきたいと思います。
部屋の大掃除は、どこから始めるべきなのでしょうか?
今回は、部屋の中全体(家の中全体)を大掃除する場合と、ある1つの部屋を大掃除する場合に分けて解説していきます。
部屋(家)全体を大掃除する場合には、大掃除する部屋が複数あるということになります。
その場合には、下記の優先度通りに行っていきましょう
玄関を最初の大掃除の場所にしたことに驚かれる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、玄関はすべての通り道です。
部屋の大掃除をした後のゴミ出しも玄関を通らないと出来ないでしょう。
したがって、玄関が散らかっている場合には、まず玄関から手を付けるようにしましょう。
大掃除が簡単に終わりそうな部屋から手をつけるようにしているのは、まずは達成感を得るためです。
大掃除が多く必要な部屋は、必然的に掃除の難易度も上がっていきます。
いきなり難易度の高い部屋の大掃除に挑戦すると、挫折してしまうかもしれません。
それを回避するためにも、まずは部屋の大掃除が簡単なところから始めるようにしましょう。
ゲームでもボスは最後にやってきますので、同様に部屋の大掃除が大変なところは最後にしましょう。
ある1つの部屋の大掃除をする場合、その部屋のどの箇所から始めるのか決める必要があります。
始める場所の決め方は、「簡単に大掃除が終わりそうな箇所から」が基本です。
先述のとおり、まずは簡単そうなところから開始し、慣れてきたら難しい箇所を大掃除すべきです。
部屋を見渡して、自分で出来そうだ!という箇所を見つけるようにしましょう。
さて、ここまで部屋の大掃除をどこから始めるべきかについて説明してきました。
ここからは、部屋の大掃除の順番について解説していきます。
9つの順番通りに行っていくことで、部屋の大掃除を確実に終えることができます。
部屋の大掃除の順番の最初は、理想の姿を描きます。
つまり、どういう部屋や家にしたいのかの目標を設定する所から始めます。
この作業を怠ると、「大掃除して、結局どうしたいんだっけ?」と悩むことになりかねません。
理想の姿を描き、目標をしっかりと設定することで迷いなく進むことが出来ます。
もし思い浮かばない場合には、インターネットや本などを見て、理想の姿を見つけるようにしましょう。
部屋の大掃除の順番の2つ目は、大掃除をする場所を決めることです。
どこから部屋の大掃除を始めるのか決めないと、あっちこっち行ってしまい、結局なにも終わらないことになってしまいます。
目標を設定したら、それを分割して一つ一つ終えていくことが、確実に部屋を大掃除をしていくには重要です。
順番の3つ目は、準備を行うことです。
大掃除をするには、準備なしには始められません。最低限下記のものは用意して下さい。
ゴミ袋は90リットルのように大きいものだと逆に扱いにくいです。
45リットルくらいのものであれば、一杯に詰めても持ち運べるくらいの重さにしかならないので便利です。
これは順番と言わないかもしれませんが、部屋の大掃除をすると必ずホコリが舞います。
したがって、窓を開けたりして換気は必ず行いながら実施しましょう。
マスクを付けるのも忘れずに。
部屋の大掃除の5番目は、順番2で決めた場所のものをすべて一度出すことです。
押し入れやクローゼットなど収納の中にいっぱいものが入っている場合には、それらも一度出しましょう。
押し入れの見えない所にものがあったり、クローゼットにしまってあった服のポケットに貴金属があったりと、案外見えない所にものが溜まっているものです。
その見えないものを見える化するための方法が、このすべてを一度出す行為なのです。
もしすべてを出さないで行うと、「あれ?○○がない・・・あの中かな?」と掃除した所に戻るようなことが発生してしまいます。
すべて出したものを、必要・不要・保留に分類していきます。
準備したダンボールで3カテゴリ分作り、3秒ほどの決断スピードでダンボールに入れていきます。
迷った時には「保留」のダンボールに入れていきます。
「保留」にしたダンボール箱は、1ヶ月ほど置いておいて、その期間中に一度でも使わないようであれば処分してしまいましょう。
「不要」になったものは、通常のゴミとして処分します。ダンボールが一杯になったら、ゴミ袋に入れるか、最初からゴミ袋に入れてしまいましょう。
ここで、「売れるかも?」と思うのは止めましょう。「売れるかも?」と考えると、売れるまでの期間はずっとそのゴミ袋やダンボール箱は部屋に残ったままです。
貴金属やブランドバッグ以外は、売れたとしても二束三文にしかなりません。
その二束三文のために出品したり、リサイクルショップまで運んだりするのは非常に面倒です。
ガソリン代や自分の時間をお金に換算すると、そのまま捨てるのとあまり変わらないことが多いので、基本的には捨てることをしましょう。
部屋の大掃除の順番7つ目は、収納することです。
「必要」となったものは、文房具や春服・夏服・秋服・冬服といった同カテゴリでまとめて、収納していきましょう。
収納の際には、出来る限り新しい収納は購入しないようにします。
購入する場合には、「必要」になったものを収納するのに十分な大きさのものを選びましょう。
大きな収納を購入してしまうと、「まだ入るじゃん!」と思ってしまい、部屋の大掃除後のリバウンドに繋がってしまいます。
ここまでで、ものの片付けが終わり、部屋の大掃除も終盤戦です。
順番7までのプロセスを部屋全体の箇所で実施していきます。そして、すべての箇所が終わったら掃除を行います。
掃除を行う際には、「上から下」が原則です。ホコリは上から下に落とせば、二度手間になりません。
掃除機やハタキ、雑巾などをフル活用して、部屋の大掃除の締めを行っていきましょう。
部屋の大掃除が終わったら安心してはいけません。しっかりと維持することが重要です。
維持するには、「新しいものを購入したら、古いものを捨てる」「何かを使ったらすぐに戻す」など習慣化していくことが必要になります。
習慣化が出来るようになれば、最初は大変だった部屋の大掃除も簡単に感じてきます。
部屋の大掃除後のリバウンドをする方は結構多いので、注意しておきましょう。
部屋の大掃除をした際に、通常の燃えるゴミ、燃えないゴミで捨てるのであれば無料で捨てることが出来ます。
しかし、大量にゴミ袋が出た場合や、リサイクル家電が出た場合、粗大ごみが出た場合には有料になることもあります。
下記にはそれぞれでどれくらいの処分料金が掛かるのか記載しています。
部屋の大掃除で大量のゴミ袋が出た場合には、小分けして毎週燃えるゴミ・燃えるゴミで捨てるか、クリーンセンターに持っていって一気に捨てるかを考える必要があります。
クリーンセンターに持っていく場合、有料になることが多いので注意しましょう。
下記がクリーンセンターに持ち込みして捨てる場合の費用観です。
市町村 | 費用 |
さいたま市 | 100kg未満は無料、100kg以上は20円/kg+税 |
横須賀市 | 150円/10kg |
大阪市 | 90円/10kg |
自治体によっては、クリーンセンターに直接持ち込むことを行っていないところもあります。
まずは自治体のホームページにアクセスし、調べる所から始めるのが良いでしょう。
下記は、東京23区で粗大ごみを処分した際にかかる料金表の一部です。
粗大ごみは自治体によって無料で引き取りしているので、自治体のホームページを確認するようにして下さい。
粗大ごみの品目名 | 粗大ごみの処理にかかる料金 |
オイルヒーター | 700円 |
ガスコンロ | 300円 |
照明器具 | 300円 |
電子レンジ | 300円 |
掃除機 | 300円 |
ミシン(卓上式) | 700円 |
食器洗い乾燥機 | 1,000円 |
プリンター(高さ30cm以上) | 1,000円 |
こたつ(家具調) | 700円 |
こたつ板 | 300円 |
部屋の大掃除の際に、エアコンや洗濯機、冷蔵庫、テレビを捨てたいということもあると思います。
これらの家電は、家電リサイクル法によって規定されており、処分料金を支払う必要があります。
この処分料金は、メーカーや年式、製品番号などによって変わってきます。
しかし、大体エアコンは2,000円前後、テレビは小型であれば約2,000円、大型であれば約3,000円、冷蔵庫は約5,000円、洗濯機は3,000円前後が相場となっています。
また、この処分料金に加えて、回収に来てもらう場合には、「出張料金」が加算されることになります。
引越し時に処分する家電リサイクル法の家電が、いくらの処分料金が掛かるのかは、下記のWEBサイトから確認することができます。
これまでの部屋の大掃除は、自分たちで行うことを前提としてきました。
しかし、読者の中には「忙しすぎて大掃除を自分で出来ない」「どうしても部屋の大掃除は苦手」といった方もいらっしゃるかと思います。
その際には、業者に依頼して部屋の大掃除を業者に依頼するということを考えてみましょう。
部屋の大掃除を依頼する時には、生前整理業者がオススメです。
生前整理において重要なことは、本当に必要なものを残すということです。
つまり部屋の大掃除と生前整理には非常に似た部分があるということになります。
したがって、部屋の大掃除を依頼するのであれば、生前整理業者が一番良いということになるのです。
家事代行サービスも考えられると思いますが、家事代行サービスの場合、ものを捨てることができないためオススメできません。
生前整理業者であれば、片付けだけでなく、不用品回収も行ってくれるので楽です。
部屋の大掃除を業者に依頼する場合には、依頼する業者をしっかり選ぶことが重要です。
適当に選ぶと悪徳業者にあたってしまい、不当請求や不法投棄、ものの盗難などのトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるので注意しましょう。
まず大切なことは、選んだ業者が明確な料金システムを提示しているかどうかです。
ゴミの種類によって料金が定められているかも、判断のポイントとなります。
料金が不明瞭であったり、極端に安かったり高かったりする時は、注意が必要です。
インターネット上のHPはいいことしか書いてありませんし、真実かどうかを確かめることはできません。実際の電話応対や担当者の人柄などで相性を確認します。
良心的な業者であれば各種証明書を発行してくれます。
言った言わないを避けるためにも、最低でもお見積書はもらうようにして下さい。
その際、追加料金の可能性があるならば、どういう条件で発生するのかを聞くようにすると同時に、文面に落とすようにして下さい。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
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部屋の大掃除について、どこから、どの順番で行うべきかについて説明してきました。
部屋の大掃除は、しっかりと順番通りに行っていけば、難しいものではありません。
しかし、人によってはどうしても苦手な方もいるでしょう。その際には、業者を活用して部屋の大掃除を行いましょう。
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