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仏壇の処分

投稿日:2017年03月21日 更新日:2021年03月30日

仏壇処分の方法を紹介!処分の失敗例や処分費用も解説します

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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仏壇の処分は、新しい仏壇を購入しようと思った時や、縁あって遠縁の相続を受けたとき等々で困ることの1つです。

いろんな事情で仏壇を処分しなければならない立場になったとき、どうやって処分すればいいのでしょうか、また、どれくらいの費用が掛かるのでしょうか。

この記事ではそんな皆様に、仏壇の処分方法をご紹介いたします。

目次

仏壇の処分で失敗した方の実例をご紹介

仏壇も含め不法投棄されている写真

仏壇の処分に関して、失敗してしまった例を2つご紹介したいと思います。

たかが仏壇の処分と思わず、何も考えずに仏壇の処分を行うとどのようなトラブルになる可能性があるのかを確認してみてください。

仏壇の処分のトラブル事例1

仏壇を処分しようとしたAさん、業者を探すためにインターネットで検索してみました。

「引き取ってくれるならどこの便利屋でもいいよね。」と、適当な業者に電話したところ、軽トラックでやってきてそのまま搬出にかかりました。

Aさんが少し不安になり、「これ供養とかしなくていいの?」と聞いたところ業者は「そういうのは全部うちがやるから大丈夫ですよ。」と言って32,400円で持っていきました。

その後、しばらくして近くの裏山に不法投棄されていたことが分かりました。しかも依頼した業者は一般廃棄物収集認可を受けていなかったため、発注者責任でAさんまでが処分を受けることになってしまいました。

仏壇の処分のトラブル事例2

仏壇を処分しようとしたBさん、地区の粗大ごみの日に出したところ。

近所の人たちに「魂抜きはしたのか?」など難しいことをたくさん聞かれ、何も答えられずにいると「非常識だ。」と怒られ近所での評判を落としました。

仏壇処分の失敗した方から学ぶ

仏壇の処分においてはきちんとした方法をとらなければいけず、処分する方は責任をもって処分することが求められます

供養などもおろそかにすると、後々「しまった、悪いことがおきなければいいが。」とか「あの時は縁起の悪いことをしてしまった。」などといった後悔の念を残すことになりかねません。

仏壇処分を失敗しないためにも仏壇の処分の正しい知識を身につけておくことは大切です。

仏壇の処分は増えるからこそ正しい知識を

近年日本の人口減少にあいまって都市部への人口流入により、地方の人口が減り墓じまいをする方が増えています。それに伴って仏壇の処分も一緒にしてしまう方が増加しています。

したがって、今後仏壇の処分の数は増えていく可能性があるといえます。その際に仏壇の処分が正しく行えるようにしておきましょう。

仏壇を処分する前に調べるべきこと

墓じまい

仏壇を処分する前にまず調べなければならない事があります。それは、まず対象の仏壇の設置時に「開眼法要」が行われていたのかを確認しなければなりません

「開眼法要」って何ですか?

「開眼法要」とは、入魂式(にゅうこんしき)、御魂入れ(みたまいれ)、御性根入れ(おしょうねいれ)、お精入れ(おしょういれ) とも呼ばれます。

仏壇、お墓、位牌などを新しく購入する際に、お坊さん呼んで読経をあげていただくことです。

開眼という言葉からわかるように、仏像の目を開くという意味があり、この法要を行って初めて、仏壇に魂が宿るといわれています。

開眼法要を行っている仏壇は、ご先祖様の魂を納める役割を担っているということなのです。

処分したい仏壇が、開眼法要をしているのかどうかわかりません

開眼法要を行っているかどうかわからないとき、まずは菩提寺に聞いてみましょう。それでもわからなければ、開眼法要を行っていると考えて行動した方が無難と言えます。

仏壇を処分する前には閉眼供養を

閉眼法要とは、御魂抜き(みたまぬき)、お精抜き(おしょうぬき)とも言われます。

仏壇を処分しようとした時にその仏壇が開眼法要を行っていた場合、その仏壇は魂が入っている仏壇だと言う事になります。

そのため処分したい仏壇の前で読経をあげていただき、仏壇から魂を抜くこと、すなわち「閉眼」をする必要があります。

閉眼供養はいつもお世話になっているお寺に頼むのがよいでしょう。

もし、心当たりのお寺がなかった場合には、お近くのお寺に相談してみることをお勧めします。他には、お坊さんを派遣している会社もあるので、利用してみるのも良いでしょう。

仏壇を処分するいろいろな方法

仏壇をお寺で処分してもらう

仏壇を処分しようと思った場合、いろいろな方法が考えられますが、以下代表的な例を3つ挙げて見ましょう。

仏壇の処分法1 - お寺に引き取ってもらう

閉眼供養をおこなってもらったお寺様にそのまま引き取っていただく方法です。

閉眼供養の費用を支払った上で、さらに仏壇の処分費が必要になる場合もありますが、閉眼供養の流れで処分してもらえるので一番楽な方法でもあります。

仏壇の処分法2 - 買い換えた仏壇店で引き取ってもらう

仏壇を買い替えて以前の仏壇が不要になった方には手間のかからない良い方法です。仏壇屋さんによっては閉眼供養からすべてを請け負ってくれるところもあります。

こちらもお寺に引き取りしてもらう方法と同様に、古い仏壇をそのまま引き取りしてもらえるので楽な方法になるでしょう。

仏壇の処分法3 - 処分業者に引き取ってもらう

閉眼供養を行って魂を抜き終わった仏壇は粗大ごみとして出しても問題ありません。自治体によって処分の方法が異なりますので注意が必要です。

また、自治体での処分が難しい、もしくは早く処分したいという方は、不用品回収業者などに依頼して仏壇処分をしてもらうのも一つの手です。

仏壇を処分する事にかかる費用

仏壇処分の費用

仏壇を処分しようと思った場合、多くの方が気になるところは「費用」だと思われます。

地域によって、またそのほか様々な要因によって変わってきますので一概には言えませんが、大体の目安を紹介いたします。

「閉眼法要」にかかる費用

お寺のお坊様を呼ぶ場合、読経・法話料、お車代、御膳代、お布施、がかかります。こちらに乗せておく相場はあくまで参考相場です。

その地域、宗派の相場もありますので一番良いのはお坊様に聞いておくのが無難です。「皆さんいくらくらい出していらっしゃいますか?」と聞けばお坊様も答えやすくなり、すんなり聞き出せるかと思います。

閉眼供養を依頼する相手方 お布施(車代・御膳別) 平均相場
檀家寺や近くのお寺のお坊様 1万円から5万円 3万5千円
僧侶の派遣サービス 3万円から5万円 3万5千円
仏壇・仏具のお店 - 1万から5万

※仏壇・仏具店に依頼した場合はお寺のお坊様にお願いした時の同じようになります。

お寺様のお坊様と僧侶派遣会社のお坊様はどちらが安い?

お布施だけで言えばそんなに変わらないと言えます。

ただし、僧侶の派遣サービスではお車代、御膳が必要ないところも多く結果的に僧侶派遣の方が安くつくと言う事が多いようです。

しかし僧侶派遣会社によって値段が違い、サービスもレベルも違います。インターネットなどでよく調べて評判の良い会社を選ぶと良いでしょう。

また僧侶派遣の良い点は、インターネットで料金体系が分かりやすく表示されているところが多く、お寺のお坊様に頼んだ時のように、お膳をどうしよう、お布施はいくら包もうか、車代はいくらなのか?と頭を悩ませずに済むところが良いところだと言えます。

「仏壇本体の処分」にかかる費用

閉眼供養後仏壇を処分するときの費用はどれくらいかかるのでしょうか?下記には4つの仏壇の処分の方法と仏壇処分にかかる費用相場を表にまとめてみました。

また、同時に仏壇の処分方法のメリットとデメリットに関しても記載しておきましたので、どの仏壇の処分の方法を選ぶのかの参考にしてみて下さい。

引取手段 費用 メリット デメリット
仏具店での引取り 1万円から8万円 新しい仏壇を購入すれば、格安で引き取ってもらえる可能性有り どんな大きな仏壇でも可能 一般的には回収代は高くなる
菩提寺での引取り 数万から数十万お寺によってかなり差があります。 引き取り先を探さなくてよい お寺までの搬送手段を考えなければならない
粗大ごみでの引取り 500円から2000円程 費用が安く済む 自治体によっては金属部分を外すなどの手間がかかる
引き取り業者を利用 2万円から5万円程 取りに来てくれる 選ぶ業者によってトラブルに発展することも

「仏壇処分の方法を紹介!処分の失敗例や処分費用も解説します」まとめ

仏壇の供養

近頃では核家族化が進んで家も小さくなり、大きな仏壇なんて引き取れないという家庭が増えています。

大きな仏壇の置き場がないうえに通常の仏壇は10万円から高ければ100万円も言われています。

そのため小さな仏壇の人気が出てきており、1万円からの物も多くあり大手ECサイトでも売られています。昔ながらのふすまの奥に大きな仏壇、という光景はなくなっていくのかもしれませんね。

仏壇の処分においては悪徳な回収業者や、質の低い僧侶派遣などが問題になることがあります。

しかし先に紹介した「閉眼法要」はご先祖様に非礼にならず、天界に還っていただくために必要な事です。

ここまでの記事を参考になさって親族様皆様で仏壇の処分の方法を考えて後々後悔のない仏壇の処分をしていただければ嬉しく思います。

記事を読んで供養についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

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