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投稿日:2019年03月18日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
掃除と片付け、そして捨てること。
これらの事を上手く組み合わせて行っていけば、部屋がキレイになっていく事は誰でも理解できるかと思います。
しかし難しいのは、これらをどのような順番で行っていけば良いのか?という点です。
順番を無視して行ってしまうと、むしろ汚さが増してしまうこともあります。
今回は、この掃除・片付け・捨てるの3つの行為をどのような順番で行って、部屋をキレイにするのかをご紹介していきます。
オコマリは、片付けを始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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さて、まず掃除、片付け、捨てるの3つのそれぞれの意味について考えていきましょう。
3つが並んでいるという事は、これらは全て違う意味だという事になります。
「掃除」は馴染みがある言葉なので、改めて説明する必要はないでしょう。
ホコリやゴミを集めて、捨てることで部屋をキレイにする事です。
掃除をせずにいると、髪の毛やホコリの塊が部屋の隅っこに大量に発生してしまいます。
キッチンであれば食材の切れ端、よくあるのは米粒や野菜の破片が落ちていることが多くあります。何かをこぼしてしまった結果、ベトついた床になってしまう事もあるでしょう。
お風呂やトイレや水垢やカビが発生しやすい場所です。
このように掃除をして除去しなければいけない対象は、場所によって様々です。
したがって、掃除の仕方も場所によって変えていくことが大切です。
「片付け」という意味は?と聞かれるとなかなか難しいのではないでしょうか?
小さい頃に親から「片付けなさい!」という意味は、「散らかっているものを元の場所に戻す」という意味合いが強かったでしょう。
したがって、「片付ける」と聞くと「整理整頓する」という意味に捉える方が多いようです。
今回は「捨てる」という言葉が別途出てきているので、「整理整頓する」という意味で問題ないですが、片付ける場合には「捨てる」行為も忘れないようにしましょう。
部屋をスッキリさせようとすると、整理整頓して物の配置を整えるだけでは難しい事があります。
そんな時には、しっかりと「捨てる」事を意識して行う事で、よりスッキリとした部屋が出来上がります。
「捨てる」はその文字通り、物を捨てていく行為です。
部屋にある不要な物を捨てる事によって、部屋にある物の量がしっかりと減り、スッキリとした管理しやすい部屋になります。
「片付け」には「捨てる」の意味があるとお伝えしましたが、部屋をスッキリ、キレイにしていく過程には、捨てる行為が必須になります。
ここまで、掃除・片付け・捨てるの意味についてお伝えしてきました。
それでは、この3つの行為をどのような順番で行っていくのが良いのでしょうか?
部屋をキレイ、スッキリとさせるまでの順番を見ていきましょう。
先ほどからお伝えしている順番は、掃除・片付け・捨てるでしたが、実際に行う順番は逆になります。
つまり「捨てる→片付け→掃除」になるのです。
まずは部屋にある物を捨てて部屋の物量を減らし、その後部屋に残したいと思ったものを片付けて、そして何も無くなった床などを掃除していきます。
ただし、片付けをして元に戻す前に掃除をするのも良いでしょう。それは収納する場所自体が汚れている可能性があるからです。
したがって、厳密な流れは「捨てる→掃除→片付け→掃除」という順番になるのです。
それでは早速、捨てる時のコツから見ていきたいと思います。
まずキレイスッキリとさせたい部屋を選びましょう。一気に全ての部屋をキレイスッキリにするのは不可能です。
初心者向けなのは玄関や洗面所と言った面積の狭い箇所です。物が少なく、簡単にキレイスッキリさせられます。
場所を決めたら、そこにある物を一度全て出しましょう。玄関であれば靴箱の中も一度全て取り出します。
取り出したら、必要・不要の判断をしていきましょう。この時の必要・不要の判断に使って良い時間は「5〜10秒」のみです。
それ以上時間がかかるのであれば一旦「保留」にしておいて、後ほど判断するようにします。
必要と判断したものは片付け時の役割なので、不要とした物を捨てていきましょう。捨てる際には自治体のゴミのルールに則る事に注意しましょう。
この全てを出した状態の時に、収納スペースの掃除をすると良いでしょう。
例えば靴箱の中であれば、靴がない状態の靴箱の方が掃除がしやすいはずです。
続いて、片付け時のコツです。
捨てるのパートで不要な物は既に処分しているはずですので、必要な物のみを収納スペースに戻していくだけになります。
しかし、注意したいのはただ単に収納スペースに戻していくのでは意味がありません。
片付けとして収納する以上、次回が使いやすいような状態にしておく必要があります。
次回に使いやすいようにするポイントは、下記の2点です。
同じカテゴリでまとめておく事で探すのに時間がかからなくなります。
例えば文房具でまとめるとしても、筆記用具とハサミ、ノートなどではジャンルが異なります。
また衣類であれば、春夏秋冬のシーズンで分けた上で、トップス・ボトムスといった上下、さらにトップスの中でも肌着・アウターなどでも分けられます。
どこまで細かく分けるかは、収納スペースの数や衣類の数で異なると思いますので、適切なレベルでの分類をするようにしましょう。
収納スペースに入れていく時、使う頻度が高いものを前に入れておくことで使いやすさがUPします。
使用頻度が高いのに奥の方に入れると取り出しにくく、使う度に部屋が散らかってしまいます。
したがって、使う頻度が高いものは前に収納して使いやすいようにしましょう。
最後に掃除時に関するコツです。
掃除をする際には、上から下を心掛けて行う方が良いです。
理由は上のホコリが下に落ちたとしても、下を掃除するのが後であればキレイになるからです。
これが逆だと折角キレイにしたにも関わらず、再度汚くなってしまうのでオススメできません。
またあまり知られてない事ですが、湿気の多い雨の日に掃除をする方が乾燥している晴れの日よりも汚れが落ちやすくてオススメです。
雨の日の方が外に出かけずに家にいることが多いと思いますので、そういうタイミングに「捨てる→片付け→掃除」を行うのが良いでしょう。
掃除や片付け、そして捨てるという行為を行おう!と思った理由は様々だと思いますが、「開運すると聞いたから」という人もいます。
良くない事や嫌な事があると、「運が悪かった…」と運に原因を求める人は少なくありません。
それでは、本当に掃除や片付け、そして捨てる事をするだけで開運は訪れるのでしょうか?
まずは仕事運との関係性をお伝えしたいと思います。
ずばり、掃除や片付け、捨てる事をすれば仕事運の開運の可能性があります!
その理由は下記のようなものです。
部屋がキレイでスッキリとした部屋では、休日にはしっかりと休むことが出来てリラックスした時間を過ごせます。
また、仕事に出かける時に散らかっていると探しものをしてしまい遅刻する…という可能性がありますが、それを防ぐ事が出来るようになります。
そうすると、オン・オフの切り替えがしっかり出来るようになり、仕事に打ち込めるようになる結果、仕事での成果が出やすくなるのです。
恋愛運も掃除や片付け、捨てる事をすれば開運する可能性が高くなります。
キレイな部屋に住むことは、心に落ち着きや余裕を与えてくれるようになります。
容姿はなかなか変えるのが難しいですが、心については努力次第で良くすることが出来ます。
この心の変化や余裕が異性には魅力に映り、恋愛運を上げてくれるのです。
最後に金運との関係はどうなのでしょうか?
実は、掃除や片付け、捨てる事をすれば金運UPの可能性もあります。
散らかった部屋は、どこに何があるか分からない為に無駄な買い物が増えてしまいます。
あるはずの物を再度購入してしまった方は、買った物をしっかり管理できていなかったからに他なりません。
スッキリとした部屋に住むことで、物の在庫管理がしっかりと出来るために無駄使いが減り、金運が開運するのです。
ここまで、自分自身で行う事を前提としてお話をして来ましたが、様々な理由で自分で行えないケースがあります。
多忙な方や、物の量が異様に多い場合など、自分だけではどうしようもない時には、業者に全てを任せてしまうのも一つの手です。
部屋の片付けを業者に依頼するのであれば、不用品回収業者が良いでしょう。
ただ、今回の「捨てる→片付け→掃除」のどこまでやってくれるのでしょうか?
結論から言うと、全てを行ってくれますが、どこまで依頼するかで費用が変動します。
通常の不用品回収では「捨てる」をメインとしているため、これに「片付け」と「掃除」を含めようとすると費用が高くなります。
「掃除」は掃き掃除くらいであれば無料で対応してくれる可能性がありますが、ハウスクリーニングほどになると確実に追加料金扱いになります。
「片付け」の箇所は、収納をすることに慣れている業者が少ないため、そもそも見つけるのが大変でしょう。また、自分の好みで収納する方が良いこともあり、「片付け」の箇所は業者に外注するよりは自分で行う事をオススメします。
掃除と片付け、そして捨てる事の意味から始まり、それらをどのような順番で行うべきかについてをお伝えしてきました。
どの行為も身近な事のため、あまり意識して意味を考えたり、どのような順番でやるかを考えたりして来なかったと思います。
しかし、適正な順番で行わないと予想以上に時間や労力がかかり、途中で断念してしまう原因にもなりかねません。
正しい順番で、正しく行う事でキレイでスッキリとした部屋を手に入れる事が出来ます。
書いてある事を実践して、自分の部屋をきれいサッパリしてしまいましょう!
記事を読んで、片付けについてもっと知りたいという方は下記の記事も参考にしてみて下さい。
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