孤独死という言葉、最近メディアでもよく耳にしませんか?

特集が組まれ、いろいろな研究対象にもなり、注目されています。孤独死の意味とは一体どのようなものなのでしょうか。孤独死の意味について、わかりやすく説明していきたいと思います。

目次

孤独死の意味とは

孤独死の意味

孤独死とは一般に「孤立死」、「独居死」とも呼ばれ、一人暮らしの居住者が誰にも看取られることなく、また気づかれることなく一人で亡くなる状況を意味します。

その多くが50-60代以降のシニア世代で起こり、孤独死のを引き起こす原因としては、急な脳溢血、心臓まひなどの突発的な疾病や老衰、及び転倒などの事故により助けを呼べないままの衰弱死などがあげられます。

核家族化がすすんだ70年代以降に発生し始めたとされ、80-90年代以降には社会現象としてマスメディアにもたびたび取り上げられている深刻な問題です。

社会から切り離された状況の独居老人が、誰にも気づかれないまま人生の終わりを迎えるということ、また長い間見つからないため凄惨な状態で発見されることなどが孤独死が社会問題として大きく取り上げられる理由とされます。

孤独死はなぜおこるのか

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孤独死の意味を考えるうえで最も重要なポイントは、なぜ孤独死が起こるのかということでしょう。その原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

核家族化による孤立

一般に、孤独死は社会の成り立ちの変化とともに1970年代から起こるようになったといわれています。

高度経済成長期以降、人々は地方から都市へと住居をうつしてゆきました。子供が独立すると夫婦二人で生活することになり、その一人暮らしをするという世帯が増加しました。

こういった独居老人はすでに退職していることから、社会のコミュニティとのつながりが薄いとされます。そのため、地域や社会からますます「孤立した」状態になるのです。

住まいの変化による孤立

こういった家族構成の変化だけでなく、住居の変化も孤独死の意味を考えるうえで大切なポイントになります。

地価が高騰したバブル期以降には大都市において借家住まいやマンション・アパート住まいが多くなりました

昔ながらの一戸建て世帯よりも、地域とのつながりや近隣住民とのつながりが希薄になりやすく、「孤独化」を進める原因となっています。

経済状況の悪化からくる孤立

さらに、バブルが崩壊したことにより、経済状況が危うく、またリストラ、失業率の上昇と相まって特に離婚などが原因で男性において独居化が進んだこともひとつの原因と考えられています。

このように、地域から孤立すると、体調が急変したりなにか事故が起きた場合に誰も助けてくれる人がいません。

また、近隣住民との付き合いが少ないと日ごろから声をかけて訪問してくれる人もいないので、発見されるまでに大変時間がかかります

さらに、家族とのつながりが希薄である場合にも同様です。

実際に、家族や知り合いの訪問によって孤独死しているのを発見されるというよりは、家賃が滞納していて大家さんが訪問した時に初めて気づかれる、新聞がたまってきていて気づかれる、また異臭がするといわれてはじめて気づかれるというパターンが多いそうです。

どのような人に孤独死は起こりやすいのか

孤独死の意味を紐解くために、どのような人で孤独死が起こりやすいのかを見てみましょう。

厚生労働省の人口動態についてデータによると、孤独死は「立会人のいない」死として分類されます。

  • 独居
  • シニア世代
  • 地域社会とのかかわりが薄い人
  • 無職
  • 家族や親類が遠方に住んでいる、もしくは疎遠である
  • 大都市で借家・アパートマンション暮らし

以上のような人に多く起こるとされています。その発生件数は1970年以降年を追うごとに増加しており、2010年では約2,500件にも登りました。2015年には10万人にも達する可能性があるというデータもあります。

中年から高齢者で特に男性に多いとされ孤独死ですが、直接の死因で多いとされているのは下記のとおりです。

  • 風邪などの体調不良からくる肺炎
  • 脳溢血や心臓発作などの突発的な発作や疾病
  • 転倒し、その後助けを呼べずに衰弱死

孤独死では近所づきあいをしていたり、家族とのかかわりが深ければ防げたかもしれないという意味合いが強いかもしれません。

そのため、働かずに引きこもっている若い世代や、大学に通うなどして下宿をしている学生で、かつ友達がいない若者においても、孤独死の可能性は大いにあり得るのです。

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孤独死を防ぐには

孤独死が起きたときの対処法

孤独死があった場合の対応

2015年には世帯主65歳以上世帯の64%が単身高齢者及び高齢者夫婦のみとなるというデータが出ています。

つまり、誰しもに孤独死の可能性があるということは孤独死の意味を考えるうえで知っておかなければいけない事実でしょう。

自分に起こりうることもあれば、また自分の身の回りで起こる可能性も大いにあり得る社会であるということです。自分の周りで孤独死が起きた場合、どのように対処するできるのでしょうか。

自分の家族に起きた場合

考えたくはありませんが、遠方に両親や親類がいる場合にはいつでも孤独死の可能性があります。ここでは自分の家族に孤独死が起きた場合にとる一般的な対処法をご紹介します。

遺体が発見される

賃貸アパートやマンションに一人暮らしをしていた場合には、多くの場合異臭や虫などの苦情が大家や管理会社に入り、訪問され発見されるというパターンが多くあります。

貸家や持ち家に一人暮らしをしていた場合には、配達物などが貯まっていることを不審に感じた近隣の住民が警察に通報するという例もあるようです。

遺体発見の連絡が来る

遺体が発見されると、警察及び不動産の管理人等から、孤独死をしていたという連絡が入ります。

親族、及び連帯保証人、緊急連絡先にすぐさま連絡が入りますので、遺体発見から連絡までの時間はそれほど長くはかからないでしょう。

連絡がきたら、とてもつらい作業にはなりますが、本当にその人物が親類・家族であるか遺体の確認をする必要があります。

葬儀と清掃会社の依頼をする

孤独死意味特殊清掃

遺体を確認した後には、葬儀及び清掃の手配する必要があるでしょう。

孤独死の場合には、葬儀を請け負ってくれる会社を自分で手配しなければいけません。すでに知っている葬儀会社に問い合わせるか、インターネットなどで検索して葬儀の手配をしましょう。

近年では、直葬といって葬儀をせずに火葬のみで済ませる簡単なお見送りの仕方もあります。その後、最も大変な作業は清掃になります。

孤独死では、死後何か月も放置されている場合もあります。その場合、悪臭や遺体から出る体液によるシミ、汚れなど通常の清掃では追いつかない特殊清掃が必要になる可能性があります。

借家や賃貸アパート・マンションでは明け渡し日と現状回復の程度を相談しながら清掃会社を手配する必要があります。

こちらも、インターネット等で検索ができるほか、大家さんや不動産管理会社から紹介してもらえる可能性もあります。

特殊清掃を業者に依頼する時には遺品整理ドットコムを利用する

遺品整理ドットコムを利用する主婦

特殊清掃が必要になった場合、悪臭や害虫により周辺住民の方に迷惑を掛けてしまうので「緊急でとにかく早く対処して欲しい!」という要望が多いと思います。

しかし、いくら緊急とはいえ、焦って業者を選んで悪質な業者に依頼してしまっては意味がありません

では、なるべく時間を掛けずに安心できる業者を選ぶためにはどうすれば良いのでしょうか?

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自分の身の回りで起きた場合

孤独死が近所で起こる、ということもできれば遭遇したくない事件です。もし、ご近所での孤独死に気づいてしまった場合、もしくは異常を感じた場合どのような手立てをとることができるでしょうか。

大家・不動産管理会社、警察に連絡をする

ご近所で孤独死が起こった場合に、あなたができることは大家・不動産管理会社、警察に連絡をすることのみです。

最近なんだか虫が以上に湧いている、何とも言えない異臭がする、など異常を感じたらすぐさま大家、及び不動産管理会社に連絡を取りましょう。

また、持ち家や借家のご近所さんの場合には、郵便受けに新聞がたまっていたり、最近姿を見ないなどといった気になる点があればすぐに大家さんに連絡するか、警察に連絡をするようにしましょう。

早期発見ができることで、最悪の事態を防ぐことができたり、更なる凄惨な状態を回避することができます。

「孤独死の意味とは」まとめ

孤独死事故物件

「孤独死」とは一人暮らしの人が、誰にも看取られることなく最後を迎えることを意味していました。

特に、社会や地域から孤立しがちな中年・シニアの男性に多く、その発生件数は年々増加しています。孤独死発見した場合には、すぐに不動産管理会社に連絡をするなど対応が必要となります。

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