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投稿日:2017年04月28日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
金庫の正しい処分方法って知っていますか?
金庫の処分にかかる費用についてもどの位かかるのかよくわかりませんよね。
壊れてしまったり、必要のなくなった金庫でお悩みのあなたに、ここでは粗大ごみでは回収してもらえない耐火金庫の正しい処分方法と費用についてご紹介します。
ます初めに、金庫のサイズ、高さ、横幅、奥行を正確に測定し、把握しておかなければいけません。
金庫の重量とメーカー型番も確認しましょう。
重量や型番については、金庫の周りに記載されているケースが多いです。
また、金庫の画像を取っておくとよいでしょう。
金庫を処分しなければならなくなってしまったら、金庫の大きさ等の詳細を、把握しておくことで金庫を処分してくれる業者へ問い合わせる際に、必ず聞かれる事なので、事がスムーズに運びます。
金庫の画像は、業者からの要請があれば、メールで即座に送ることもできます。
金庫の処分方法について詳しく知っている人って中々いませんよね。
金庫は日曜家電用品のようにちょくちょく買ったりはしません。
金庫が家にある場合いつ買ったのかわからなくなるくらい、長らくそこに置いてあるようなイメージがあります。
ところが、頑丈な鉄の塊でできた金庫にも寿命があります。半永久的に財産を保管できるわけではないのです。金庫の耐用年数は、平均的に20年と言われています。
その耐用年数を超えて使い続けると、利点が損なわれ、火災や水害から財産を守ることができなくなります。
金庫は耐火性のある特殊材料を用いているので処理が困難で粗大ごみとしはて回収してもらえません。
したがって、壊れた金庫や耐用年数を超えた金庫は正しい処分方法で処分しなければいけません。
では、どのような処分方法があるのでしょうか?
金庫を購入したお店で引き取ってもらえないか聞いてみましょう。お店にもよりますが、金庫を引き取ってくれる場合もあります。但し処分費用と回収費用がかかります。
また新しい金庫と買換えを希望ならば、古い金庫を引き取ってもらえるように交渉してみましょう。
不用品回収業者を探して依頼してみましょう。
金庫は粗大ごみとして処分できません。
例え一般家庭で使用していたとしても、事業用と区別がつかないことから、産業廃棄物となります。
産業廃棄物となる金庫は、不用品回収業者で引き取ってもらえます。
但し、金庫引き取り処分料金の他に、運搬費、荷卸し費用などがかかります。
問い合わせる際に費用についても詳しく聞いておきましょう。
金庫を回収してもらう業者は、どうやって選べは良いでしょうか?
インターネットで、金庫回収業者と検索すれば、沢山の回収業者のホームページを見る事ができます。
どんなに立派なホームページを載せていても、悪質きわまりない回収業者もいますので、金庫を正しい方法で引き取ってくれる回収業者の選び方を学びましょう。
不用品回収業者は大抵エリアが決まっています。自宅周辺の不用品回収業者がどの位存在するのか調べてみましょう。
金庫や鍵を扱っている専門業者も回収をしてくれる場合があるので、調べておきましょう。金庫について熟知しているので、安心感があります。
但し、不用品回収業者と同じように回収や運搬に費用がかかります。
金庫は産業廃棄物になるので、産業廃棄物収集運搬許可を取得している業者を選べば安心です。
許可のない業者は、社会問題となっている産業廃棄物の不法投棄に加担している場合もあります。
産業廃棄物収集運搬許可を取得している場合、ホームページに出ているはずなので、必ずチェックしましょう。
よく「いらなくなった不用品を無料で引き取る」といったアナウンスを流しながら、巡回している軽トラックを見かけます。
「何でも無料で引き取ります。」といったアナウンスにつられて家に来てもらったら、高額請求されるといったトラブルも増えています。こうした巡回行為自体も違反になります。
決してこうした業者には依頼しないようにしましょう。
見積もりが無料であるかも確認しておきましょう。電話応対も感じがよく誠実そうであるかのチェックも忘れないでください。
金庫の引取り回収で業者ともめるのは、大抵金庫の処分費用についてが、最も多いようです。
金庫を処分するのに処分費等と運搬回収費用があり、その他にも重量のある金庫は、設置場所によっても荷卸しにかかる費用が発生します。
金庫の見積もりをとってもらう際は後々にトラブルにならないように、納得がいくまで打ち合わせをしましょう。
金庫の重量 | A社 | B社 | C社 | D社 |
---|---|---|---|---|
1kgあたり | 100円 | 150円 | 200円 | 250円 |
30kgあたり | 3,000円 | 4,500円 | 6,000円 | 7,500円 |
100kg | 10,000円 | 15,000円 | 20,000円 | 25,000円 |
上記の表は、金庫の重さで金額を設定している4社の比較になります。
この金額は、金庫についての処分と回収費用を含んだ料金になります。
他にも設置場所の状況、階数、段差等により上記の金額に別途費用がかかるので見積もりを出してみないと、A社が一番安いからといって、一概によいとは言えません。
例えば、70㎏までの金庫を運搬するのに、10cm以上の段差がある場合、5,000円の費用がかかる業者や、螺旋階段でおりなければいけない場合等、金庫を運搬するのに必要以上の手間がかかる場合は別途費用がかかってしまいます。
ホームページ上で、特別価格などと、安い価格を提示している場合は、記載されていない手間のかかる部分の費用が高くなる場合があるので、あまり、安いからと言って信用してはいけません。
他にも100㎏kgを超える大型の業務用金庫の場合は、回収に要する機材が必要であったり、作業員の人数も加算されたりすることから、別途費用を請求されます。
きちんとした見積もりをとってもらい、正当な費用を設定している業者を選びましょう。
処分したい金庫が、まだ新しく充分使える金庫であれば、リサイクルショップで買い取ってもらう方法もあります。
但し、100㎏以上あるような大型金庫は、運搬の費用の方が上回ってしまい、逆に金額を支払うようになってしまう場合があります。
リサイクルショップに引き取ってもらう場合は、過度な期待をもつのは、やめましょう。
リサイクル業者を選ぶときは、必ず古物商許可を取得している正しい業者を選んでください。
金庫の処分は日常において滅多にある事ではないので、その方法について詳しく解説できる人は中々いません。
金庫は粗大ごみとして扱ってもらえないので、産業廃棄物として処理しなければいけません。
処分するのにかなりの費用がかかってしまうのではないか。
とか、鉄の塊をどうやって持っていくのか等、気になっていた方の為に回収業者に依頼する等の方法をいくつかご紹介しました。
難しく大変な手間がかかるわけではありません。
但し、金庫を回収してもらうにせよ、買い取ってもらうにせよ、こちらで学んだことを参考に、正しい処理をしてくれる業者を選び、自分に合った方法で金庫を処分するようにしてください。
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