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5月人形の処分

投稿日:2017年06月25日 更新日:2022年08月28日

5月人形の処分方法を解説

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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5月5日は何の日だかご存知ですか?1954年の国連総会で採択された「世界こどもの日」です。

子供の日というのは、日本だけのものではないのです。

そして、日本では昔から女の子の「桃の節句」と並んで男の子の節句と言われる「端午の節句」の日と言われています。鎧兜を飾り、庭でこいのぼりをあげるお祝いの日として受け継がれています。

目次

5月人形や兜の処分:5月人形や兜の知識

5月人形の処分

そもそも5月人形や兜とはどのような役割を持っているのでしょうか?

まずは5月人形と兜の概要をお伝えしていきます。

5月人形や兜って何?

一言で5月人形や兜といっても、5月人形や兜って何だろう?という方もいると思います。5月人形や兜は大きく分けて3つに分類されます。

兜飾り(かぶとかざり)

兜飾りは、両側に弓と太刀の飾りを飾る、強くたくましいイメージのお飾りです。このお飾りは場所を取らず省スペースで済みます。

出すのも片づけるのも簡単ですので核家族でマンション住まいの方にはちょうどいいかもしれません。

鎧飾り(よろいかざり)

一般には、兜飾りより豪華で見栄えのする5月人形となります。待望の長男誕生の時になどに選ばれることの多いものです。

鎧を中心にして少々場所を取りますので、ご家庭内にスペースが必要です

武者人形(むしゃにんぎょう)

別名大将飾りと言います。精悍な顔をしたお人形を中心に、両側に弓と太刀を飾ります。

武者人形は男の子の代わりに災いを受けてくれると言われています。近頃はケース入りの場所を取らないものが多く出ていますので核家族のマンション住まいでも気楽に購入できます

5月人形や兜の風習はいつからできた?

始まりは奈良時代からと言われています。元来、宮中で行われてきた災厄を避けるための行事が、跡取りのための男の子の健康と厄除けのための行事と移り変わっていったとされています。

端午の節句として5月人形や兜の風習が庶民の間に広がっていったのは、奈良時代からと言われています。 

時が進み江戸時代になると、5月5日は徳川幕府の式日として定められました。各地の大名や旗本が江戸城を訪れ将軍のお祝いをするようになりました。

さらに男児が生まれると表御殿に馬印(旗)やのぼりを立ててお祝いするようになりました。そして武家の家では玄関先に馬印を立てるようになります。

このような風習が徐々に広がり、庶民の間にも広がったとされています。庶民の間では、馬印ではなく、鯉の滝登りをイメージした鯉を絵にかくようになり、その風習が時を経てこいのぼりになりました。

そして家の中では、紙に書いた兜や武者の絵を飾るようになっていき、それが5月人形や兜飾りになっていったとされています

5月人形や兜は一家に1つ?

5月人形や兜は、一人一人の災厄の身代わりになる為のものと言われています。その意味からも、代々受け継いだ5月人形というよりは、一人に一つの方がよいでしょう

長男の時には「鎧飾り」次男の時には「兜飾り」などでお好きなものを追加する形でも良いでしょう。

5月人形や兜を飾り始める時期

昔から5月人形や兜を飾り始めるのは立春から遅くとも4月中がよいと言われています。せっかくのお飾りですので20日間くらいは飾りたいものです。

5月人形や兜を片付ける時期

5月人形や兜を片付ける時期ですが、女の子のお祭りのひな人形は早く直さないと婚期が遅れるなどと言われています。しかし5月人形や兜はそのような言い伝えはないため、急ぐことはありません

鯉のぼりなど季節感のあるものを出し続けるのは違和感があります。しかし、兜や鎧飾りに関しては、美術品やインテリアとして年間を通して飾ることも可能です

近年の武将ブームで自身の気に入った武将にちなんだ鎧兜などを収集し、年間を通じて飾っている方もいます。

とはいえ、手入れをしないまま出しっぱなしにしていると、湿気によるカビやホコリが溜まる事での虫食いの誘発にも繋がりますので、梅雨に入る前には片付けることをお勧めします。

また、保管する場所は風通しがよく、直射日光や大きな寒暖差のない場所が望ましいとされています。

しかし5月人形の収納にはそれなりのスペースが必要となりますので、保管に適した場所を誰もが確保できるとは限りません。

そういった方にお勧めなのが、人形専門店が提供している人形の保管サービスです。

店舗によって多少の違いはありますが、最適な環境で人形を補完できるので、スペースにお困りの方や高価な人形をお持ちの方にとっては非常に便利なサービスです。

5月人形や兜の処分:何歳まで飾りますか?

5月人形や兜の処分をする時期

5月人形や兜は毎年出すのも仕舞うのも大変です。「あー、めんどうくさい。」と、思っていてもそろそろ飾り終わる時期が来ると寂しいものです。

では、5月人形や兜は何歳まで飾り続けるものなのでしょうか。これには諸説ありますが、大きく分けると、3つに分かれます。

5月人形や兜は7歳まで飾る

今でこそ新生児の死亡率は1.1%(2011年)となっていますが、昔は子供の死亡率は非常に高く、昭和元年の新生児死亡率は56.9%と、とても高い状態でした。

そのことから昔の時代は、「7歳までは神のうち」と言われてきたのです。7歳までは神様から預かった子供であるという意味です。

七五三もこのことからきており、この時から子供はやっと現世に立つと言う事を意味していると言われます。

5月人形や兜は15歳まで飾る

昔は、15歳ほどから元服をしました。年齢に関しては各地方や、年代で異なります。

この時期に合わせて、5月人形や兜の役目は終わりという説があります。

元服とは

元服とは男子の成人の儀式です。おおよそ12〜16歳に元服していたと言われ、多くは15歳にて元服しました。

公家や武家を通じておこなわれました。童から成人になったことの象徴として、烏帽子などをかぶり、大人の髪形、服装に改めて、これを機会に社会で一人前との扱いを受けます。

古くは夜間に行われていたようですが、江戸時代には日中に行われるようになったようです。

5月人形や兜は20歳(成人)まで飾る

子供が成人して大人になるまで飾るということです。

5月人形や兜の処分:どうやって処分すればいいの?

5月人形や兜の処分

男の子が無事大きくなるまで見守ってくれた5月人形や兜の処分。粗大ごみで出すことは確かに可能ですが、やはり気が引けますね。

ではどうやって5月人形や兜を処分すればいいのか、ご説明いたしましょう。5月人形や兜の処分方法には大きく分けて5つがあります。

  1. 粗大ごみとして処分
  2. 自分で供養して処分する
  3. 必要な方に譲る、もしくは売る
  4. 寺社で供養してもらう
  5. 生前整理・遺品整理業者に処分、または供養を依頼する

ではひとつずつ見ていきましょう。

関連記事:5月人形の処分について詳しく知りたい方はこちら
五月人形の処分方法まとめ

粗大ごみで処分

あまり考えたくはない事ですが、ドライに考えれば、地区の粗大ごみに出せば5月人形や兜を処分できます。家庭の事情で仕方がなくこの処分方法を選ばれる方もいるかもしれません。

自分で供養して処分する

大切にしてきた5月人形や兜をゴミとして処分するのはちょっと…という方は、自分で供養して処分することを検討してみてはいかがでしょうか?

自分で供養して処分する場合には、まずはキレイな布やタオルで5月人形や兜に付いている汚れやホコリを取り除きます。

その後、5月人形と兜にお清めの塩を振りかけ、白い紙や布で包みます。そして最後にゴミ袋に入れて処分するのです。

こうする事で簡易的ではありますが、自分で供養して処分することができます。

必要な方に譲る、もしくは売る

施設に譲る、コレクターに売るもしくは譲る。ネットオークションで販売する、リサイクルショップに売却する。いろいろなやり方があります。

いろいろな理由で高額な5月人形や兜を買えない方もたくさんいます。そのような方の役に立つのなら5月人形や兜も喜ぶことでしょう。

寺社で供養してもらう

お勧めは永年子供の成長を見守ってきた5月人形や兜を、きちんと寺社で供養して処分する方法です。

5月人形や兜の処分に限らず様々な人形の供養を依頼者の立会いの下、公開供養している寺社もたくさんあります

一緒に供養に参加したい、ちゃんと供養してくれているか不安だ、などの方はこのような寺社を選ぶことがいいでしょう。前もって予約をしてから持ち込むことから始めます。

公開の場合、5月人形や兜の供養の日取りが決まっていることが多いのでその日にもっていくようにしましょう。

5月人形や兜の供養料金は、「気持ちで包んでください」と言われるところであれば、5,000〜8,000円くらいが良いかと思います。場所によっては、ダンボールの大きさなどで料金が決まっている場合があります。

ダンボールの大きさによる料金では、5,000円〜30,000円が相場になっています。

しかし不安でしたら、さりげなく「他の方々は5月人形や兜の処分に、いくらくらいお包みになりますか。」と聞いてみるのもいいかもしれません。

オコマリの人形供養を利用しよう

オコマリを利用する主婦

自分の周りの寺社で5月人形の供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。

この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、5月人形や兜の供養を実施しています

オコマリで5月人形や兜の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ

費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個5月人形や兜を入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。

供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。

5月人形や兜以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。

お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。

生前整理・遺品整理業者に処分、または供養を依頼する

5月人形や兜を生前整理や遺品整理の一環として処分したい場合には生前整理・遺品整理業者に依頼する方法がおすすめです

生前整理・遺品整理業者に依頼することで他の不用なものとまとめて処分することができます。また、人形やぬいぐるみなどの思い入れのあるものはしっかりと供養をしてもらえます。

さらに一般的な不用品回収業者とは違い、処分する人の気持ちに寄り添った対応をしてくれるので安心です

業者によっては、生前整理や遺品整理を依頼するのであれば供養はサービスしてくれる所もありますので、聞いてみると良いでしょう。

「5月人形の処分方法を解説」まとめ

5月人形の処分

5月人形や兜の種類や起源などの知識や処分方法をご紹介いたしました。処分方法は大きく分けて5つあり、それぞれでやり方や費用がかなり異なります。

知識を身に着けて後悔をしないように自分の状況にあった方法で処分をしてください。

記事を読んで5月人形などの人形の処分や供養に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

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