廃品回収の相場ってどれくらい？

部屋の片付けや引越しで不要になった物を廃品回収してもらおうと思ったことはありませんか？

街中で走っているトラックの廃品回収に依頼するのが手っ取り早い方法になりますが、廃品回収の相場を知らずに依頼すると思わぬトラブルにまきこまれます。

トラブルに巻き込まれないためにも、廃品回収の相場を知っておくこととても大切なことです。ここでは、廃品回収の相場について説明しています。

廃品回収とは？

廃品回収や不用品回収とよく聞くけれど、そもそもどんな点が違うのか知っていますか？

混同されやすいこの2点について簡単に説明しましょう。

不用品回と廃品回収

不用品回収とは、再生利用できる不用品のほか、いわゆるごみと言われている再生利用できないものまでも回収することです。

それに反して、廃品回収とは再生可能な物を資源として再生する目的で廃品を回収することになります。

また、廃品回収することによって、対価を得ることができることが特徴になります。

廃品回収と聞くと一番に思いつくのが、ちり紙交換ですね。

中でも、町内会や小学校の保護者会で行う古紙回収は、廃品回収で得たお金が会の財源となります。

しかし、不用品回収業者の中には、廃品回収の作業を行うことも多くあり、環境省では、不用品回収業者と廃品回収業者を「不用品回収業者」と統一して呼んでいますので、分かりづらい面がありますね。

今回の記事でも、廃品回収といっても資源ごみだけではなく、不用品回収と同様に通常のごみを回収することを意味としては含んでいます。

では、どのような物が廃品回収の対象となるのかをみていきましょう。

廃品回収対象 - 家電製品

家電リサイクル法で回収方法が義務付けられているテレビ、エアコン、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機
その他の小型家電製品。スマートフォンやコンポ、コンロ、レンジ、ポット、炊飯器等

廃品回収対象 - 家具

食器戸棚やテーブル、椅子等。デザイナー家具やブランドの家具は、特に人気が高いと言われています

廃品回収対象 - 事務用品

事務机やロッカー、ホワイトボード等の事務用品

廃品回収対象 - 自転車やバイクなど

自転車、マウンテンバイク、原付バイクなど。特に電動アシスト自転車は人気が高いと言われています。その他には、スノーボードやサーフィンボードなど

廃品回収対象 - その他

工具類や楽器類など。自治体のごみの分別で出される不燃ごみに該当する物でも再生可能な物は、廃品回収の対象になります

廃品回収の相場

では、廃品回収の相場を品目毎に見ていきましょう。

廃品回収の相場をお伝えする前に、まず、廃品回収料金の設定がどのようになっているのかをみていきましょう。

廃品回収料金は3つのタイプに分かれています。

廃品回収の料金設定1 – 基本料金タイプ

基本料金＋廃品回収品毎の料金＋オプション料金

多くの廃品回収業者が採用しているのが、このタイプになります。

基本料金には、出張費や運搬費などと明記してある場合もあります。

廃品回収の基本料金の相場は、3,000円～5,000円。この基本料金に、廃品回収品毎の単価料金を加えていきます。

オプション料金の相場

廃品回収でかかるオプションには、次のような項目があります。

オプションの項目	説明
階段を使用する運び出し作業の相場	大きな家具や家電などを階段から運び出す際にかかる費用で、1,000～5,000円が相場となります
吊り降ろし作業の相場	ピアノやベッドなどの大きい廃品をドアから運び出せない時、にベランダなどから吊降ろす時の作業にかかる費用で、10,500～20,000円が相場になります
解体や分解作業の相場	大型のベッドや家具を廃品回収する時、そのままの状態で運び出しが不可能な場合に、分解や解体をして搬出する際の作業料金になり、1,000円～3,000円が相場となります
エアコン取り外し作業の相場	エアコンは壁に掛けた状態になっている場合には、取り外す作業の際にかかる費用で、5,000～8,000円が相場です
時間帯指定や夜間指定の作業の相場	依頼者の希望の時間帯に廃品回収するための料金です。時間帯指定や夜間指定の作業は、通常料金の5％～20％増しが相場になり、大体1,000円～5,000円が相場となっています
PCデータ消去の相場	PCの中は、全てデータを消去したとしても、ハードディスクが記憶しているために完全消去できません。ハードディスクに穴を開けデータを物理的に消去する作業の費用になり、1,000円～3,000円が相場になります

廃品回収の料金設定2 – 基本料金無しタイプ

廃品回収品毎の料金＋オプション料金

廃品回収業者の中には、基本料金の設定がなく、廃品回収品目毎の料金とオプション料金で設定しているケースがあります。

オプション料金がかからない時は、廃品回収品目のみの料金設定であるため安上がりになることもあります。

廃品回収の料金設定3 – トラック積み放題タイプ

トラック積み放題パック料金

トラックの大きさによって、廃品回収料金が設定されています。

積み放題タイプなので、引越し時や断捨離時ででた大量の廃品回収を依頼する時に向いています。

廃品回収品目毎の相場

次に、廃品回収品目毎の費用相場をみてみましょう。

品目	相場
テレビ	4,000～5,000円
冷蔵庫	6,000～8,000円
洗濯機	5,000～7,000円
エアコン	4,000～6,000円
PC	4,000～6,000円
電気ストーブ	1,000～2,000円
ベッド	4,000～5,000円
マットレス	2,000～3,000円
ソファ	3,000～5,000円
テーブル	3,000～4,000円
タンス	4,000～6,000円
本棚	5,000～6,000円
カラーボックス	500～1,000円

廃品回収でのパック料金相場

下記の廃品回収の価格の比較を見てみると、タンスなど3～4点の廃品回収を軽トラックで行う場合には、30,000円前後が相場となるようです。

（一人住まいでタンスなど3～4点を廃品回収した場合の相場）

	A社	G社	F社	N社
料金（税抜）	30,000円	31,000円	16,000円～	37,000円
対応人数	1～2人	2人	1人	1人
対応車両	軽トラック	軽トラック	軽トラック	軽トラック
回収量	積める分	積める分	積める分	積める分

廃品回収の相場より安すぎる時には注意が必要

今まで廃品回収の相場を見てきて分かるように、廃品回収を行い再利用資源とするためには、それなりの費用がかかります。

しかし、これらの相場に比べて、安い料金設定を表示している廃品回収業者がいます。

廃品回収の相場より安すぎる時には、業者による不法投棄など不正行為が行われている可能性があります。

不法投棄を行った業者に廃品回収を依頼した人も罰せられるので注意しましょう。

廃品回収を適正な相場で行ってもらうには？

でも、たくさんある廃品回収業者の中から廃品回収を適正な相場で行っている廃品回収業者を探すのは、とても大変なことですね。

ここからは、どのような基準で不用品回収業者選べば、適正な相場で廃品回収を行ってもらえるのか？をお伝えしていきます。

お見積書を貰う

廃品回収を業者に依頼する際には、必ずお見積書を郵送やメールで貰うようにしましょう。

お見積書が無いと、当日になって不当な追加料金を取られかねません。

「電話口では1万円と言っていたのに、当日になって突然5万円も請求された」というトラブルは、非常に多く発生しています。

お見積書を貰っておくことで、「この金額でやる」というのを業者と握ることが出来るのでトラブル防止策となります。

業者の対応をチェックする

不用品回収業者に電話をかけたり、メールを送ったりして、お問い合わせした際の対応の質をチェックしましょう。

対応の質があまりにも酷い場合には、その不用品回収業者には最初から何も依頼しない方が安心です。

電話にそもそも出なかったり、作業中に電話対応をしたりする不用品回収業者への依頼は止めておきましょう。

不用品回収ならオコマリがオススメ

全国に不用品回収業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。

この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して不用品回収を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。

部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。

例えば、1K・1Rはたったの79,800円（税込）という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。

また、登録されている業者は一般的な不用品回収業者ではなく、オコマリのスタッフが1社1社面談して厳選した業者のみになっており安心です。

現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。

問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。

「廃品回収の相場ってどれくらい？」まとめ

廃品回収の相場を説明しました。

業者の中には、無料回収や安い相場で客寄せをし、荷積みが終了すると様々な手数料をつけて、高額な廃品回収の料金を請求する悪徳な廃品回収業者がいます。

相場を学んだ上で、業者に適正な費用相場で作業を行ってもらう方法を実践してみましょう。

折角依頼するのであれば、安心して依頼できる不用品回収業者を選ぶ方が良いですよね。

記事を読んで、廃品回収や不用品回収についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。