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投稿日:2017年11月27日 更新日:2022年10月12日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
一見すっきりと見える部屋でも押入れを覗いてみると、物にあふれていることは珍しくありません。
大容量でたくさんの物をしまえる押入れだからこそ、無計画に収納してしまうと次々といらない物が溜まってしまいます。
押入れは本来、布団などの寝具を収納するためスペースですが、さまざまなジャンルの物が所狭しとしまわれていることも多いものです。
また扉を閉めてしまえば、押入れの中は普段は見えないので、適当に収納してしまい目も当てられない様子になっていることもよくあります。
押入れの扉を開けるたび、目をそらしてしまいたくなっていませんか。
目につかない場所だからこそ、すっきりとした空間が広がっていると気持ちのよいものです。
ここでは押入れを上手に断捨離して、キレイにする方法について解説しています。
押入れであってもそれ以外の場所であっても、断捨離を行う基本的な手順は変わりません。
この手順さえ分かっていれば、家中どこでも断捨離できるので覚えておくとよいでしょう。
まずは押入れの中の物をすべて出してしまいます。
たくさんの物が収納されているのであれば、広めにスペースをとっておくとよいでしょう。
「押入れの中の物をわざわざ全部出さなくても断捨離できるのでは?」とお思いかもしれません。
しかし押入れの全部の物を出すことで、現状を把握できて物をどれだけ持っているのかということを視覚的に理解できます。
また、「意外と多くの物を押入れにしまっていたんだな」と気づくことができ、どのくらいまで減らそうというゴールを設定することができるので、効率よく断捨離するためにも全部の物を出すことをおすすめします。
押入れの物を全部出したら、次は「いる」「いらない」「迷う」の3つに物を分類します。
分類するときに「いつか使うかも」は禁物です。
いつか使うかもしれない物をとっておいては、断捨離は進みません。
いつどこで使うかということがハッキリしているのであれば、断捨離せずに「いる」物に分類しましょう。
不要な物をすべて断捨離してようやく、押入れの中を整頓します。
断捨離をせずに、いきなり押入れの中を整頓しようと思っても、不用品が邪魔をしてうまくできません。
断捨離が終わったら、使いやすさを優先して押入れの中を整頓しましょう。
続いて断捨離で押入れをキレイにする方法について、具体的に解説していきます。
やみくもに押入れを断捨離してしまうと、途中で挫折してしまうかもしれません。
ちょっとしたコツを知っているだけで、押入れの断捨離はスムーズに進めることができます。
押入れの断捨離が完了するまで、収納アイテムは購入しません。
しかし押入れを断捨離しようと思い立ったら、まずは収納アイテムを買いに走るという方も多いのではないでしょうか。
断捨離が終わって最終的に押入れに何がどれだけ残るか分かってからでないと、無駄な収納アイテムを買ってしまいかねません。
さらに不用品が出る原因にもなり、断捨離から遠ざかってしまいます。
また収納アイテムを買うだけで、気持ちが満足してしまうようなことも考えられます。
収納アイテムに合わせて物を持つのではなく、物に合わせて収納アイテムを考えるためにも、購入は急がないようにしましょう。断捨離後で十分に間に合います。
押入れの断捨離で分類の段階で注意したいのは、「いる」か「いらない」かの判断はできるだけすばやく行うという点です。
例えば、押入れの上段を30分で断捨離してしまおうなど、具体的に時間を決めると行いやすくなります。
断捨離では時間をかければよい判断ができるというものではなく、時間をかければかけるほど悩んで決められなくなってしまうことが多いものです。
実は、もう悩んでいる段階で「いらない」物である可能性が高いともいえます。
なぜなら本当に「いる」物を選ぶときには、悩まないからです。
しかし押入れの断捨離を始めたばかりでは、なかなか決断が下しにくいことも多いでしょう。
そんなときは一時的な管理ボックスに期限を決めてしまっておき、判断を先のばししても構いません。気をつけたいのは、必ず期限内には判断することです。
押入れの断捨離を進めていくと、しまっていたことすら忘れていた物が出てくることがあります。
必要な物や使う物であればもちろんとっておいても構いませんが、これまで使うことなくしまわれたままであったということは、ほとんど必要のない物であることが多いでしょう。
ずっと押入れにしまわれっぱなしであったのなら、断捨離して処分しても構わない物だといえます。
押入れの中のメインである寝具は大きく、スペースを大きく占拠します。
そのため家族分の寝具だけでも場所をとるにも関わらず、いつくるか分からないお客様のための寝具もしまわれて押入れの中がぎゅうぎゅう詰めになっていませんか。
頻繁に来客がある場合には家族分以上の寝具が必要ですが、年に数回程度であれば断捨離してしまってもよいでしょう。
最近では寝具のレンタルサービスもあるので活用してみるのもおすすめです。
費用はかかりますが、定期的に洗ったり干したりするなどしなければならない寝具の管理より気持ちの面でも楽になるのではないでしょうか。
押入れにしまわれているのは、寝具を除いてほとんど断捨離してもよい物のことが多いものです。
実は押入れは奥行きも広く、あまり使いやすい収納スペースとは言えないからです。
しかしその広いスペースから、なんでもかんでも投げ込んでしまいがちでもあります。
さらに普段は扉がしまっていて押入れの中を目にすることは少なく、捨てられないけど使わないような物をしまうには絶好の場所でもあるのです。
押入れの中身を断捨離するときには、寝具を除いてはいったん全部処分してしまうような気持ちで挑むとよいでしょう。
無事に押入れの断捨離が終わったら、収納してある物以上に物をしまわないようにしましょう。
せっかく押入れを断捨離してすっきりとした空間が広がっても、また空いたスペースにさらに収納してしまっては意味がありませんよね。
思い切って押入れの扉を外し、オープン収納にしてしまうのも押入れの物を増やしにくくするひとつの方法です。
押入れの中が目につくことで、すっきりとした空間を維持したくなります。寝具は上段に収納しカーテンで目隠しをするなどしてもよいでしょう。
押入れの断捨離が終わったら、使いやすく整頓しましょう。
押入れはそのままではがらんとした収納スペースで使いにくいものです。
しまう物に合わせて収納アイテムを使い、上手に物をしまいましょう。
よく使う物は手前に、天袋にはあまり使わない物を、というように使う頻度に合わせて収納場所を決めると使いやすくなります。
押入れの中を断捨離でキレイにする方法を解説しましたが、断捨離は意外と地道で根気のいる作業の連続です。
時間や体力、手間も必要とするため、なかなか自分で実行するのは難しいと感じられた方も多いでしょう。
そんなときは、業者に依頼して押入れの断捨離を行うことをおすすめします。
知識や経験の豊かな業者に依頼すると、短時間で確実な仕事を行ってくれるので、押入れの中も一気にキレイになります。
また業者によっては不用品の処分やリサイクル、買取に対応している場合もあるので問い合わせてみるとよいでしょう。
断捨離を業者に依頼しようと思い立ったら、生前整理業者がオススメです。
断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
つまり、自分が望んでいないものを捨てられる可能性がないということになります。また、作業後の部屋の掃除も行ってくれます。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
普段、押入れの中は目につきにくいのでついいろんな物を溜め込んでしまいがちなスペースです。
また押入れは広いスペースがあるので、そのままでは収納しにくい場所でもあります。
そのため押入れの断捨離は後回しになっていることが多いのではないでしょうか。
せっかくリビングやダイニングがすっきりとしていても、押入れの中がごちゃごちゃとしていると残念ですよね。
押入れの断捨離は、やみくもに始めるのではなく、手順とコツを踏まえることで効率よくスムーズに行うことができます。
また断捨離をする体力や時間のない方には、業者の手を借りることをおすすめします。
もっとも手をつけにくい押入れの断捨離が上手にできるようになれば、家中の断捨離も怖くはありません。
見える部分だけでなく、見えない部分の押入れの断捨離をさっそく始めてみませんか。
記事を読んで、断捨離についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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