ゴミを業者に回収してもらう際の料金相場や注意点を紹介します。
投稿日:2017年12月09日 更新日:2021年09月14日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
ゴミを業者に回収してもらう方法は、主に(1)自治体に依頼する方法(2)民間の業者に依頼する方法の2つがあります。
引越しや退去など、人が動くと必ずそこにゴミの存在が付いて回ります。出たゴミは全て処分するのが理想ですが、そうは思っていても、人的要因・時間的要因などから、ゴミの処分をなかなか完遂できないことが多いものです。大型の家具や家電、大量にゴミが出てしまう場合などは、完全にお手上げです。
自分たちでゴミを処分するには、かなりの労力や時間を必要としますが、業者に依頼してゴミを捨ててもらうことで、これを大幅に軽減することができます。
ゴミの処分を業者に依頼するメリットは、時間がかからず、即日部屋がきれいになるということ。自分たちの労力を使わず、部屋がきれいになってゴミも全て処分してもらえるなら、こんなに良いことはありません。
では、業者に依頼してゴミを捨ててもらう具体的な方法とは、どんなものがあるでしょうか?今回は依頼できるゴミ業者の種類や料金相場を解説していきます。
ゴミの回収業者に依頼すれば、ゴミを回収しに来てくれるので便利ですが、どのような業者に依頼することが出来るのでしょうか?
ここでは、(1)自治体に依頼する方法(2)民間の業者に依頼する方法の2つに分けて解説していきたいと思います。
ゴミ回収業者に依頼する方法の1つ目は、自治体に依頼する方法です。最近は自治体が運営するゴミ回収業者は少なくなっているので、実態は自治体が依頼しているゴミ回収業者が対応してくれることになります。
粗大ごみ回収を依頼する際に自治体にゴミ回収を依頼したことがあれば、馴染みがあるでしょう。自治体によっては粗大ごみ回収以外にも、大量のゴミをパッカー車などで回収してくれるサービスを提供していることがあります。
分別をしておく必要がありますが、比較的安い価格でゴミ回収を依頼することができます。
民間の業者に依頼してゴミ回収をしてもらう際には、どのようなゴミを捨てるかで変わって来ます。
例えば飲食店を経営していて、ゴミ回収をしてもらいたい場合には生ごみに対応しているゴミ回収業者に依頼する必要があります。
一方で引っ越しゴミや大型ごみのようなプラスチックや木材などのゴミの場合には、不用品回収業者のようなところに依頼するのが良いでしょう。
分別はゴミ回収業者によって必要・不要が大きく分かれますので、業者に確認してから依頼する方が良いでしょう。
行政では回収曜日があらかじめ決められていますが、民間の業者にはそれがなく、比較的いつでもゴミを引き取りに来てもらえます。
時間がない時・予期せぬゴミが出てしまった時、民間の業者に依頼することで、捨てたい時にゴミを捨てることができるのです。
民間の業者の多くは、自宅や店舗内まで引き取りに来てくれ、どんな種類のゴミでも一括して回収してくれます。
大型の家具の処分も可能で、ゴミを急ぎで処分したい時にも便利です。なお、引越し作業も併せておこなってくれる業者もあるようです。
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
自治体 | 費用が安い | 手間がかかる・回収までに時間がかかる |
民間の業者 | 全ての作業を代行してくれる | 自治体に比べて費用が高い |
上記の表に各ゴミの回収業者のメリット・デメリットを記載しましたので、ぜひ参考にしてください。業者によって対応している、していないがありますので、契約する前にしっかり作業の確認を行いましょう。
繁忙期には、民間の業者だったとしてもかなり待つことにもなりますので、早めに行動を起こしましょう。
いざ、ゴミを業者に頼んでゴミを捨ててもらおうと思い立っても、やはり気になるのがその料金相場です。
もし初めてゴミの処分を業者に依頼しようとしているなら、なおさらですね。
ここでは、自治体、民間の業者にそれぞれ依頼した際の料金相場を見ていきましょう。
行政のゴミ回収業者に依頼した場合、何を捨てるかによって費用は変動します。
下記の表では粗大ごみ回収を依頼した場合の料金相場を掲載しています。
粗大ゴミの品目 | 収集での料金 | 持ち込みでの料金 |
---|---|---|
布団、照明器具、掃除機、扇風機など | 400円 | 200円 |
電子レンジ、自転車(16インチ以上)など | 800円 | 400円 |
シングルベッド本体、ベッドマット、浴槽など | 1,200円 | 600円 |
ダブルベッド本体、オルガンなど | 2,000円 | 1,000円 |
両そで机など | 2,800円 | 1,400円 |
もし生ゴミや大量のゴミを依頼したい場合にはパッカー車を呼ぶことになると思いますが、その場合には1台あたり25,000~50,000円ほどが相場のようです。
民間の業者の中でも、今回は不用品回収業者にゴミ処分の依頼をした場合にかかる費用を紹介したいと思います。不用品回収業者に依頼した場合に発生する可能性のある費用は、主に掃除・処分(廃棄)・運搬・出張などの料金です。
もちろん料金体系は業者によって異なる部分がありますが、多くの場合、定額パック(トラック1台でいくら)とゴミのサイズ・重さ・量に基づいた単価での料金が設けられており、そこに基本料金が加算されるイメージです。
基本料金は、「出張料金+車代」で算出されていることがほとんどです。相場はおよそ3,000円~5,000円くらいですが、この基本料金が高すぎる業者は、あまり良い業者ではありません。
ゴミの種類 | 処分費用の参考金額 |
---|---|
ベッド | 4,000円~5,000円 |
テーブル | 3,000円~4,000円 |
ソファー | 3,000円~5,000円 |
タンス | 4,000円~6,000円 |
テレビ | 4,000円~5,000円 |
冷蔵庫 | 6,000円~8,000円 |
洗濯機 | 5,000円~7,000円 |
多くは、このような金額がゴミの処分費用として発生します。ゴミの大きさによって多少料金が変動することもあるでしょう。
なお、大きな家具の分解や運搬には別途1,000円~2,000円程度のオプション料金が必要となる場合があります。
また、休日や時間外は割増料金となることも。業者にゴミの処分を依頼する際は、よく確認してみてください。
「ゴミを業者に依頼して捨ててもらう場合の料金相場」で、ご理解いただけたかと思いますが、ゴミの回収料金相場には、大きな差があります。
この料金の差は、各都道府県によって違うものなのでしょうか?
結論を申し上げますと、行政によるゴミの回収料金は、都道府県によって違いが出ますが、ゴミ回収業者の場合は、都道府県によって違いがでません。
なぜなら、ゴミ回収業者の料金相場では、人件費や車両費などに明確な基準が定められてないからです。
したがって、ゴミの回収業者に依頼をする場合は、業者選びに重点を置きましょう。
後述する「ゴミ処分を業者に依頼する際の5つの注意点」で業者の選び方を細かくご説明しますので、ぜひチェックしてください。
民間の業者にゴミ回収を依頼するとなったら、依頼する際に注意すべき点が5つあります。行政に依頼する際には、行政の担当者にヒアリングしながら決めていけば良いのでは注意点はありませんが、民間のゴミ業者の場合にはそうはいきません。
自分でどのゴミ業者が良いかを判断しないといけないので、判断する軸を持っている事が重要になります。そこでゴミ業者を選ぶ際の5つの注意点をご紹介したいと思います。ここでは不用品回収業者に依頼する前提での注意点をお伝えします。
まず大切なことは、選んだ業者が明確な料金システムを提示しているかどうかです。
ゴミの種類によって料金が定められているかも、判断のポイントとなります。
料金が不明瞭であったり、極端に安かったり高かったりする時は、注意が必要です。
リサイクルの一般化や、年配の一人暮らしが増えたこともあり、近年は不用品回収業者とそれに準ずるゴミの処分業者が増加の傾向にあります。
中には公的な許可を得ずに営業をおこなっている違法業者もあり、利用者が法外な料金を請求されたり、同時にゴミの不法投棄や転売などの問題も抱えています。
きちんと許可を得ている業者は、ホームページなどにその旨を掲載していることがほとんどです。可能であれば、事前に確認してみることをおすすめします。
ゴミの処分を業者に依頼する際には、まずはお問い合わせから始まります。
その際の電話やメール対応の質が悪い業者には依頼しない方が身のためでしょう。
作業中に電話に出たり、メールの返信が2日以上遅れて返って来たりするのはビジネスマナーとしてはよろしくありません。
しっかりと対応してくれて、安心感を持てる業者に依頼したいですね。
業者にゴミの処分を依頼した際に、お見積り書を出してくれるかは重要な点です。
出してくれないと、後々「言った言わない」のトラブルに巻き込まれやすくなります。
追加料金を取る口実は「そんな事言った覚えはありません」「そこは含まれていないと言いました」というものです。
トラブルを避けるためにもお見積り書は書面もしくはメールでしっかりもらうようにして下さい。
ゴミの処分料金は、業者選びにおいて非常に重要な項目になりますし、安いほうが良いという気持ちも理解できます。
しかし、料金の「安さ」だけで業者を選ぶのは危険ですのでご注意ください。
料金の安さだけで、業者を選んでしまうと回収したゴミを不法投棄されたり、作業を雑に行われる可能性が高くなります。
したがって、料金と先ほどご紹介した残り4つの注意点を加味して業者を選びましょう。
全国にゴミの回収を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心してゴミの回収を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
「ゴミを処分する」ということは、簡単に見えて意外と手間のかかる行為です。
自分たちだけでは無理だと思ったら、気後れせず積極的に専門業者の力を借りるようにしましょう。
周りにゴミが残っている環境は、意外とストレスをもたらすものです。
外部の力を上手に利用して、すっきりとした気分で部屋の掃除を済ませてしまいたいですね。
記事を読んで、ゴミの処分についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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