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投稿日:2018年02月16日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
部屋が散らかった状態の部屋を「汚部屋」と呼ぶようです。
汚部屋に住んでいると、健康状態を害するだけではなく、心理的なストレスも溜まりやすくなってしまいます。
汚部屋に住んでいる方が、家を片付ける目的で断捨離したい!と思ったとしても、「実際どうすればいいんだっけ?」と考え込んでしまいます。
もし汚部屋を脱出する断捨離の方法が分かっていたら、既に行動に移しており、汚部屋になっていなかったので当然の事と思います。
今回は、そんな汚部屋を断捨離して脱出したい!という方に向けて、その方法をお伝えしていきたいと思います。
断捨離して汚部屋を脱出するべき理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
そもそもなぜ汚部屋を脱出すべきなのかを説明します。
汚部屋を断捨離すべき理由の1つ目は、健康のためです。
冒頭で申し上げた通り、汚部屋で過ごすことは様々な観点から健康によくありません。
散らかった部屋では、ホコリや塵が舞い上がっているほか、カビやダニが発生しています。
また、散らかった部屋では心を休める事が出来ず、ストレスを解消することが出来ません。
汚部屋を断捨離して脱出することで、心身ともに健康な状態になることが出来ます。
断捨離すべき理由の2つ目は、家自体のためです。
散らかった部屋では、湿気が溜まりやすく、カビなどが発生し家自体を傷める可能性が高くなります。
家が傷むと床や壁が抜けたりして、修理をする必要が出てきます。
また賃貸であれば原状回復費用を丸々負担する必要があるでしょう。
汚部屋を断捨離することで、家の健康も良い状態に保つことが出来るのです。
断捨離をすべき理由の3つ目は、人生を変えるためです。
「断捨離如きで人生なんて変わるはずない」と思ったのであれば、断捨離を侮りすぎです。
断捨離が出来ていない汚部屋では、無駄な時間を消費したり、恋人になりかけている人を呼べなかったり、重複したものを購入してしまい無駄遣いをしてしまったり・・・ということが発生します。
断捨離をして汚部屋から脱出することによって時間を効率的に活用したり、お金を溜めたり、恋人が出来たりという変化が起こるのです。
つまり、人生を変える事が出来るというのが、断捨離すべき理由になるのです。
ここまでは断捨離して汚部屋を脱出するべき理由をお伝えしてきました。
さて、ここからは早速断捨離して汚部屋を脱出する方法をご紹介していきます。
汚部屋を断捨離する方法の1つ目は、目標を設定することです。
汚部屋を断捨離した後にどのような部屋にしたいのかをしっかり思い描きましょう。
この目標設定を怠ると、どのように断捨離していけばいいのかわからなくなってしまいます。
目標が思いつかない時には、インターネットや本などを見て、理想の部屋の姿を思い描くのも良いでしょう。
汚部屋を断捨離する方法の2つ目は、断捨離する部屋を決めましょう。
断捨離したいと考えている部屋が複数ある場合には、どの部屋から断捨離するのかを決めてください。
一度に全ての部屋を同時並行して断捨離することは出来ませんので、そこはしっかりと選ぶようにしましょう。
ちなみに、もし玄関も含めて断捨離するのであれば、玄関からするのがオススメです。
玄関はすべての通り道であり、玄関が汚部屋状態になっていると、ゴミなどを運び出すことが出来ません。
したがって、玄関も散らかっていて断捨離するならば、玄関から始めるようにしましょう。
汚部屋を断捨離する方法の3つ目は、用具を用意することです。
汚部屋である以上、多くのゴミが出る可能性が高いです。したがって、準備万端で断捨離に臨みましょう。
用意した方がよい用具は、下記のとおりです。
4つ目の汚部屋を断捨離する方法は、断捨離する箇所を決めることです。
2つ目の話と似ているように見えますが、こちらは断捨離する汚部屋の中の、どこの箇所から始めるのかを決めることです。
断捨離する部屋を決めても、部屋の中は広く、箇所を決めないと断捨離が進まなくなります。
しっかりとターゲットとなる場所を定め、そこだけを断捨離していくようにしましょう。
汚部屋を断捨離する5つ目の方法は、3つのカテゴリに分けていくことです。
断捨離する箇所を決めたら、そこをひたすら「必要」「不要」「保留」の3つのカゴテリに分けていきます。
用意したダンボールにドンドン入れていきましょう。「不要」なものであれば、ゴミ袋でも構いません。
1つのものの判断に使う時間は、3〜5秒を目安としてください。それ以上の時間が掛かるものについては、「保留」としてしまいましょう。
「保留」にしたものは、1ヶ月といった一定期間保管しておき、その期間中に使うことが無ければ、「不要」と判断します。
「不要」と判断したものは、自治体のゴミの処分方法に従って正しく捨てましょう。
また、「必要」としたものは、同じカテゴリ別に集めて、収納していくようにして下さい。
方法5にあるカテゴリ分けは、かなり体力を消耗することになります。
「判断する」という行為は、思っている以上に力を使い、部屋中のものの区別をしていると、最後はヘトヘトになってしまいます。
カテゴリが済んだらあと少しで、次は掃除を行います。
掃除をする際には、上から下に向かって掃除していくようにしましょう。
下からやっても、結局は上からホコリ等が落ちてきてしまうので意味がありません。
上からホコリや塵を落として、最後に下でキレイに掃除することが正しい手順になります。
汚部屋を断捨離する方法の最後は、キレイな状態を保つことです。
キレイな状態を保つためには、「新しい物を購入しない」「新しい物を購入した際には、古い物を捨てる」などといった工夫が必要になります。
断捨離の意味としては、不要なものを捨てるだけでは不十分で、物への執着心を無くすことが重要になってきます。
汚部屋を断捨離して抜け出せたからと言っても油断せず、その後も断捨離したキレイスッキリな部屋を維持するようにして下さい。
さて、ここまでの話は全て汚部屋の断捨離を自分で行うことを前提としてきました。
しかしながら、読者の中には「自分ではどうしても汚部屋を断捨離して脱出できない・・・」「忙しすぎて汚部屋の断捨離が出来ない・・・」という声もあると思います。
そういう際には、汚部屋の断捨離を業者に依頼して行ってもらうようにしましょう。
他人に断捨離を頼むことは、断捨離の意味からするとズレている気もします。
しかし、一度汚部屋が断捨離されて、キレイスッキリな状態になると、心や考え方が変わる人もいます。
「断捨離された部屋ってこんなに住みやすいんだ!」ということに気づけば、その日から断捨離した部屋を保持することが出来るでしょう。
まず断捨離された部屋の重要性を理解するという意味でも、業者に依頼したとしても、断捨離をオススメします。
汚部屋を業者に断捨離してもらうなら、生前整理業者が一番オススメです。
生前整理とは、生きている内に自分の荷物などを整理することを言います。
汚部屋の断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
つまり、自分が望んでいないものを捨てられる可能性がないということになります。
それでは断捨離を生前整理業者に依頼するとどれくらいの料金が掛かるものなのでしょうか?
今回は、一般的な部屋の大きさでの料金設定を記載しておきます。
あくまで相場ですので、もし依頼するようであれば、実際に現場に来てもらってお見積書を作成してもらう方が良いでしょう。
部屋の大きさ | 費用・料金相場 |
1K・1R | 65,000円〜130,000円 |
1DK | 135,000円〜150,000円 |
1LDK・2DK | 160,000円〜280,000円 |
2LDK・3DK | 190,000円〜450,000円 |
3LDK・4DK | 250,000円〜700,000円 |
4LDK・5DK・それ以上 | 270,000円〜850,000円 |
汚部屋の断捨離を業者に依頼するメリットや相場観をお伝えしてきましたが、依頼時には注意すべき点もあります。
理由としては、業者の中には悪徳業者が存在しており、悪徳業者に依頼すると不法投棄や不当請求、盗難などの被害にあう可能性があるからです。
下記には、3つの業者の選び方をご紹介します。
インターネット上のHPはいいことしか書いてありませんし、真実かどうかを確かめることはできません。実際の電話応対や担当者の人柄などで相性を確認します。
良心的な業者であれば各種証明書を発行してくれます。
言った言わないを避けるためにも、最低でもお見積書はもらうようにして下さい。
その際、追加料金の可能性があるならば、どういう条件で発生するのかを聞くようにすると同時に、文面に落とすようにして下さい。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
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現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
断捨離して汚部屋を脱出する方法についてお伝えしてきました。
脱出する方法は、自分で断捨離するパターンと業者に依頼して断捨離するパターンの2つが考えられます。
自分で断捨離する場合には、「捨てる」「捨てない」の判断の連続なので体力的には疲れることが予想されます。
そんな時には、業者に依頼して断捨離してもらうのも一つの手だと考えて検討してみて下さい。
汚部屋の断捨離を成功させて、キレイスッキリな部屋を手に入れましょう!
記事を読んで、断捨離についてもっと知りたい方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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