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投稿日:2019年01月12日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
「片付けができない奥さんにイライラしている!」という方はいらっしゃいますか?
男性側が片付けができないことはよくありましたが、最近は妻側が片付けできないということも増えているようです。
片付けができない妻を見て、「片付けしてよ!」と言ったとしてもあまり意味がありませんし、効果は薄いでしょう。
今回は、片付けができない妻との付き合い方をお伝えしていきたいと思います。
オコマリは、片付けを始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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妻が片付けをできない時、その理由を考えたことはありますか?
単純に大雑把な性格だということもありますが、病気の可能性も考えた方が良いでしょう。
ここでは片付けができない理由を2つご紹介したいと思います。
妻が片付けできない理由の1つ目は、性格的に散らかっている所が好きだということです。
ものに囲まれて生活する方が落ち着くという方も、この原因に当てはまります。
小さいころ住んでいた家が散らかっていたりすると、それが大人になっても抜けずに、散らかっている方が落ち着くという風になるのです。
この原因の場合には、長年の性格を短期間で変化させるのは非常に大変です。
したがって、長期的に一緒に片付けられる性格にしていくという意識で妻と付き合っていくと良いでしょう。
妻が片付けできない原因が、病気の可能性も考えられます。
ADHDやうつ病、強迫性貯蔵症(ホーディング)といった病気の症状の一つに片付けられないというものがあります。
この原因の場合には、医師に相談して治療する方法を仰ぐのが良いでしょう。
病が解決に向かっていけば、片付けられない状況が改善に向かっていくでしょう。
ここまでは、妻の片付けができない原因がどこにあるのか?について考えてきました。
原因を知った上で、どうするべきか?をここからはお伝えしていきます。
妻の片付けができない状況にイライラしてしまい、「片付けろ!」と強く怒鳴ってしまう方が多いようです。
しかし、片付けられないことが性格的なものにしても、病気的なものにしても、強く怒鳴ったところで何も解決しません。
むしろ、反感の感情を刺激してしまって、余計に散らかってしまう可能性も考えられます。
冷静になって、どうやって一緒に片付けていくか?を考えていくようにしていきましょう。
一緒に片付けて成功体験を作るのが重要なのは、一緒に寄り添うことが結果的に妻が片付けられるようになるからです。
対立ではなく、協調していくことが、妻が片付けられるようになるのには重要です。
また、妻の片付けができないのは、一度も片付けを成功させたことがないという状況があるからかもしれません。
そこで、一度片付けの成功体験を作ることで、「自分でも片付けができるんだ!」という自信がついて、片付けを継続させることができるのです。
片付ける手順については後ほど解説していきます。
片付けができない人は、片付けをしている最中に思い出の品を見つけてしまって手が止まったり、勿体無いと感じてしまって捨てられないことがあります。
そんな時には業者を上手く活用して片付けるのがオススメです。
ただし、業者に依頼して勝手に処分してしまうと、奥さん側が激怒してしまうので気をつけましょう。
一緒に仕分けを手伝ってくれるような業者に依頼すれば、捨てる背中を押してくれるので、仕分けの段階から依頼するのも一つの手です。
また、ある程度は仕分けしたけれど、大きな箪笥や家電があって自分たちだけでは運び出せないという場合には、処分だけを業者に依頼するのも良いでしょう。
さて、ここからは片付けができない妻と一緒になって片付ける手順についてお伝えしていきたいと思います。
「一緒に」という点がキーワードになりますので、意識して取り組みようにしましょう。
片付けができない妻と一緒に片付ける手順の1つ目は、一緒に理想の部屋を考えることです。
どのような部屋にしたいのか?をインターネットや本を見ながら話しましょう。
実は、この手順をスキップしてしまう方が多いのが現状で、ここを忘れてしまうから片付けが上手くいかないのです。
理想の部屋を考えることは目標を設定することと同じことです。
目標を設定せずに片付けを始めても、どういう部屋にしたいのかがお互い分からないので、困ってしまいます。
終いには「こうしたい!ああしたい!」と喧嘩になってしまうケースもあります。
自分と妻の考える理想の部屋像をしっかりと合わせるようにして下さい。
片付けができない妻と一緒に片付ける手順の2つ目は、片付けをする部屋を決めることです。
「どの部屋から片付けをするのが良いのか?」という質問には、「小さい部屋からがオススメ」と答えています。
玄関やトイレ、洗面所、お風呂、ベランダなどは他の部屋と比較して小さい傾向にあります。
小さい部屋は狭いために物があまりなく、片付けやすいのが特徴です。
片付けができない人が、最初から難易度の高い広い部屋や物が多い部屋から始めても失敗してしまいます。
まずは難易度の低い小さいところから始めるようにしましょう。
片付けができない妻と一緒に片付ける手順の3つ目は、片付けると決めた部屋のものを一度出すことです。
例えば玄関であれば、玄関にある収納からものを出して、床の上に並べましょう。
ボロボロになった靴や使い古した靴磨きセットなどが出てくるのではないでしょうか?
ものを出さずに片付けをしてしまうと、中に何があるのか分からないために、全く片付けが進まないという事が発生してしまいます。
一度散らかってしまうのですが、片付けるためだと思って我慢しましょう。
片付けができない妻と一緒に片付ける手順の4つ目は、床の上に出したものを仕分けしていきます。
仕分けをする際には、「必要・不要・保留」の3つのカテゴリに分けていきましょう。
片付けと聞くと単純に整頓と収納をするだけだと思いがちですが、「捨てる」という行為が非常に大切です。
片付けないといけない状況にあるのは、ものが収納できる量に対して、ものの量が勝っているからです。
したがって、必ず捨てることをするようにして下さい。
この仕分けの際には、特に妻と一緒に取り組むことを意識しましょう。
自分の部屋のものの仕分けであれば問題ないですが、共同スペースや妻のものが多い場所であれば尚更です。
「保留」のカテゴリは、必要か不要かに悩んだ時に、一時的に判断を保留しておくものです。
期間が経ったら、再度必要か不要かの判断をするようにしましょう。
片付けができない妻と一緒に片付ける手順の5つ目は、処分と収納をすることです。
処分をする際には、自治体のルールを守って捨てるようにして下さい。
重たいものもあると思いますので、その際には妻と一緒に運ぶか、無理そうであれば業者に依頼するのも良いでしょう。
収納をする際には、服であればシーズン毎やボトムス・トップスといったカテゴリ毎など、ある程度まとまりを意識して収納しましょう。
また、使用頻度の高いものについては前の方に置いておく方が後々取り出しやすいので便利です。
何を頻繁に使うのかを妻に聞いた方が良いときもありますので、しっかりと協力していきましょう。
片付けができない妻と一緒に片付ける手順の6つ目は、掃除をすることです。
掃除もイメージとしては家全体を一気にしたくなりますが、各部屋ごとに行っていくのが良いでしょう。
玄関が終わったら玄関を掃除して、お風呂が終わったらお風呂を掃除するなど、各部屋ごとにすることで、その部屋の片付けを完了させることができます。
片付けが終わった部屋を1部屋1部屋増やしていって、最終的にすべての部屋の片付けが終わりを迎えるというのが理想です。
部屋が複数あれば、1日で終えることは難しいですし、1日だけで終わらせようとすると非常に体力が必要です。
「今日はこの部屋」と決めて、徐々に片付けをしていきましょう。
これまで基本的には妻と協力しながら、一緒に片付けを進めていくことを前提としていました。
その中で業者を上手く活用することを提案しましたが、業者に依頼する時には「業者選定」には細心の注意を払うようにしましょう。
特に不用品を回収してくれる業者である、不用品回収業者には悪徳業者も混じっているので気をつけましょう。
片付けができない妻との上手な付き合い方をお伝えしてきました。
片付けができないことが原因で夫婦仲にヒビが入り、離婚に至ってしまうケースもあるようです。
片付けができない原因を明確にした上で、対立ではなく協調の姿勢で対応していくようにしましょう。
一緒に片付けができるようになる方が、きっと幸せな未来が待っていることでしょう。
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