洗濯機の回収の料金費用相場とは？無料回収の方法も解説！

洗濯機の回収は、洗濯機の買替の際や故障の際に必要になります。洗濯機回収の料金費用相場は1台あたり2,530円～になっていますが、洗濯機の製造年が5年以内且つ状態がキレイであれば売れる可能性もありますので、そうなれば洗濯機回収費用は不要ということになります。

このページでは、洗濯機回収に関して、洗濯機回収の料金費用相場や洗濯機を回収してもらう方法などをご紹介していきます。洗濯機の回収をして欲しい方はぜひ最後まで読み進めていってください。

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洗濯機回収の料金費用相場とは？無料回収方法はある？

洗濯機の回収には基本的には費用がかかります。ここでは洗濯機の回収の料金費用相場や、洗濯機の回収を無料で行ってもらう場合の料金費用相場もお伝えしていきます。

今回お伝えする洗濯機の回収の料金費用相場は下記の3つになります。それぞれのケースで洗濯機回収の料金費用相場を見ていきましょう。

家電リサイクル法に則って洗濯機回収をしてもらう場合
不用品回収業者に洗濯機回収をしてもらう場合
譲ったり売ったりする場合

1.家電リサイクル法に則って洗濯機回収をしてもらう場合

洗濯機回収を家電リサイクル法に則って行う場合には「家電リサイクル料金」と「運搬料金」が必要になり、合計で洗濯機回収の料金費用相場は4,530～6,530円になります。

洗濯機の家電リサイクル料金はメーカーによって異なりますが、主要なメーカーの家電リサイクル料金は一緒です。下記には主要なメーカーと家電リサイクル料金を表にまとめておきました（詳しく知りたい方は、一般社団法人家電製品協会家電リサイクル券センターのホームページで確認できます）。

メーカー	洗濯機の回収料金費用
パナソニック株式会社	2,530円
日立グローバルライフソリューションズ株式会社	2,530円
シャープ株式会社	2,530円
東芝ライフスタイル株式会社	2,530円
三菱電機株式会社	2,530円
株式会社富士通ゼネラル	2,530円

洗濯機の回収における運搬料金については、地域や業者によって異なってきます。平均すると2,000～4,000円ほどになります。

料金の払い方は回収の方法によって異なりますが、支払いと引き換えに「家電リサイクル券」が発行されます。これは回収してもらう洗濯機に貼ることが義務付けられており、管理番号から洗濯機の行方を追跡できるようになっています。適切な処理が行われたかを、あとで確認することができるというわけです。家電リサイクル券は、洗濯機が正しい方法で処分されたことを証明する大切なものです。控えがもらえるので、回収してもらったあとも保管しておきましょう。

ちなみに、家電リサイクル法で規定されている洗濯機には、衣類乾燥機も含まれています。しかし、コインランドリーで使用されているようなコインボックスのついた洗濯機や衣類乾燥機、衣類乾燥機付きの布団乾燥機は家電リサイクル法の対象外です。

2.不用品回収業者に洗濯機回収をしてもらう場合

洗濯機の回収を不用品回収業者に行ってもらう場合には、1台あたり出張料金・費用も含めて10,000～15,000円はかかってきます。ドラム式洗濯機だと重さが縦型の洗濯機と比較して重いので、さらに料金・費用が上がる可能性があります。

製造年月日が5年以内の洗濯機の回収であれば、無料での引き取り若しくは買取をしてくれる可能性があります。

3.譲ったり売ったりする場合

洗濯機の回収を譲ったり、売ったりする場合の料金・費用相場は、送料がかかる場合を除いては無料かお金がもらえます。フリマアプリなどで売却した際には、自分で送料を負担する必要がある場合があります。その場合には送料として10,000円前後必要になると考えておきましょう。

貰い手、買い手が取りに来てくれたり、送料を負担してくれるようであれば気にする必要はないでしょう。

洗濯機の回収の5つの方法

洗濯機の回収の方法としては下記の5つがあります。

買い替えの際に小売店に頼む
購入した小売店に頼む
自分で指定の場所に持ち込む
リサイクルショップやフリマアプリで売却する
不用品回収業者に頼む

それでは早速洗濯機の回収してもらう方法を、それぞれご紹介していきたいと思います。

1.買い替えの際に小売店に頼む

洗濯機の回収方法1つ目は、買い替えした際に小売店に古い洗濯機の回収を依頼することです。

洗濯機を新しく買い替える場合は、新しいものを購入した小売店に古い方の洗濯機を回収してもらうことができます。

小売店の人からも聞かれるかもしれませんが、購入する際に「古い洗濯機を回収してほしい」と自分から告げた方がよいでしょう。洗濯機の回収に発生する料金・費用は家電リサイクル料金＋運搬料金です。

家電リサイクル券も小売店から渡されるので、洗濯機に貼りましょう。回収は、新しい洗濯機を自宅へ届けに来た際に、入れ替わりで行われるのが一般的です。

この方法のメリットは、「新しい洗濯機の購入」と「古い洗濯機の回収」を、1つの小売店でまとめて行えることです。わざわざ別の業者に頼む必要がないので、手間が削減できます。

2.購入した小売店に頼む

洗濯機の回収方法2つ目は、購入した小売店に古い洗濯機の回収を依頼することです。このケースでは、洗濯機を処分したいけれど、新しい洗濯機を購入する予定はない場合です。洗濯機の回収に発生する料金・費用や家電リサイクル券の発行に関しても、買い替えの場合と同じです。

この方法の問題があるとすれば、下記のような際です。

洗濯機を購入した小売店が近くにない
洗濯機を購入した小売店が廃業していた
洗濯機をどこで購入したのかわからない

この場合は、別の方法を検討しましょう。また、小売店によっては他のお店で購入した洗濯機でも回収してくれる場合があります。追加料金がかかることもあるので、詳細は小売店に問い合わせましょう。

3.自分で指定の場所に持ち込む

洗濯機の回収の3つの目の方法は、自分で市町村区が指定する場所に洗濯機を持ち込んで、洗濯機の回収を行ってもらう方法です。

家電リサイクル料金は郵便局で支払い、引き換えに家電リサイクル券をもらいます。これを洗濯機に貼って、指定の場所へ搬入するだけです。この場合発生する費用は家電リサイクル料金だけです。

運搬は自分で行うため、運搬料金がかからないのがメリットといえます。購入した小売店が近くになく、リサイクルショップにも売却できない場合は、確実性の高い方法としておすすめできます。

もちろん、洗濯機を運搬するには自動車などの手段が必要です。自動車に載せるだけでもなかなかの重労働なので、1人暮らしの人は自力で持ち込めないこともあるでしょう。

市町村によっては、運搬料金を払うことで自宅まで回収に来てくれる場合もあります。メリットがなくなってしまうことになりますが、手段の1つとして知っておきましょう。

4.リサイクルショップやフリマアプリで売却する

4つ目の洗濯機の回収方法は、リサイクルショップやフリマアプリで洗濯機を売却することです。売却するので、家電リサイクル料金がかからず、逆に洗濯機を売った分のお金が手に入るというメリットがあります。

洗濯機を買取して回収してもらうのであれば、リサイクルショップであれば製造年から5年以内が1つの基準です。フリマアプリであれば、製造年はあまり関係なく売買が行われています。

当然ながら、売却は洗濯機が正常に動くことが前提ですし、汚れや傷があまりにもあると売れないと思った方が良いでしょう。また、必ず希望の価格で売れるとは限りません。有料で洗濯機回収をしてもらうくらいだったら、ほぼ無料でも回収してもらいたいケースには有効でしょう。

出張無料・査定無料のリサイクルショップも多いので、まずは問い合わせてみましょう。査定してもらって値段に不満があれば、売らないという選択肢も取れます。洗濯機の型番やある程度の状態を伝えれば、電話口で概算を出してもらえることもあります。

そして、中古品の売買を行う業者は、公安委員会の出す「古物商」の許可を持っている必要があります。もし業者の公式サイトがあれば、許可番号を必ず掲示しています。許可の有無がわからない場合は、依頼する前に確認するようにしましょう。

特に値段がつかなかった場合は回収してもらうこと自体ができないため、他の方法を探す必要があります。近くの人や知り合いで洗濯機を欲しい人がいれば、譲るのも良いでしょう。

5.不用品回収業者に頼む

洗濯機を回収してもらう方法の5つ目は、不用品回収業者に依頼することです。

不用品回収業者に洗濯機の回収を依頼するメリットは、引き取り日時を自分の都合に合わせてもらえる他、自宅の中まで洗濯機を引き取りに来てもらえることです。洗濯機回収の料金・費用相場としては10,000～15,000円ほどと少し高くはなってしまいますが、すぐに回収してもらいたい方にとっては嬉しいですよね。

洗濯機回収の期限まで時間がない場合などに活用すると良いでしょう。

洗濯機の回収で準備すべきことはある？

洗濯機の回収で準備しておくべきことは、処分を前提としてた洗濯機の回収であれば特にありません。もし自分で自治体指定の回収場所に持ち込むのであれば、郵便局で事前に家電リサイクル料金を支払っておく必要がありますが、そうでなければ特にしておく必要はありません。

売却や譲るケースであれば、洗濯機の回収の前には一度洗うなどして綺麗にしておくのが良いでしょう。汚れやホコリは落とせるようであれば、拭いたりして落としておきましょう。次に使い人のことを考えた行動を心がけたいですね！