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終活カフェ

投稿日:2017年04月29日 更新日:2021年03月30日

終活を考えるカフェに行ってみませんか?

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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終活という言葉ができて8年が経ちます。

終活とはいずれ訪れる死の迎え方や自分の死後などを考える活動です。

言葉はメディアに取り上げられて雑誌で特集も組まれるようになり、現在では、自分の死後の手続きや死の迎え方の決定を迫られる高齢者が「そろそろ終活を始めないと」と日常会話で話すのを見かけます。

そのような状況から、終活は死が近付いた高齢者のものであり、若い人には関係ないというイメージがありますが、死は誰にでも平等に訪れるもの。死について考える機会を持ちたいと望む若い人もいます。

そんな中、死について幅広く気軽に語り合う場を持とうと、各地で終活カフェが開催されています。

終活カフェとは聞き慣れない言葉ですね。一体どのようなカフェなのでしょうか。

目次

終活とは

終活カフェ終活とは

終活という言葉は、平成21年に週刊朝日が作った言葉です。「終わる」の「終」と「活動」の「活」を合わせて「終活」です。

「終活」の言葉ができた当初、終活は、自分の死後の葬儀やお墓、相続の手続きなどについて考えることを意味していましたが、時間が経つにつれて意味が変わりました。

現在は、やがて迎える自分の人生の終末について考え、自分の生き方に向き合うことを意味します。

終活について考える時代になったのは、日本が高齢化社会を迎えて、近づく死を思う高齢者が増えたこと、社会が個人化して人生の選択肢が広がり、死への向き合い方も個人の考えが尊重されるようになったためです。

そのため、死について考える若い世代も終活をするようになりました。

人生が人それぞれであるように、終活の具体的な方法は人生の数だけ存在します。それだけに、前例がない自分の終活はどうしたらいいのか悩む人も多いでしょう。

終活の方法の一つ、終活カフェ

終活について考えるとき、あなたはまず、どのような方法を取るでしょうか。

よく聞く方法としては、終活についてまとめた本を読む、葬儀社へ見学に行く、税理士に相続の相談をする、宗教家の話を聞く、家族と話し合う、友達と話すなどがあります。

他にも、先述のような具体的な方法だけでなく、もっと気持ちの問題として終活と向き合う人もいます。

例えば、死を考えるのが不安、考える要素を増やしたい、終活について自分の気持ちを聞いて欲しい、他人の思いを知りたいなどの様々な考えを持つ人です。

また、死が身近ではないため現実味がなく、死がどのようなものか知りたいという人もいます。

近年、そのような人達が集まって、死と向き合う終活について話し合う場所ができました。

それが終活カフェです。

終活カフェは終活について語り合う場

終活カフェで語り合う人

終活カフェはデスカフェとも呼ばれ、2004年にスイスの社会学者バーナード・クレッタズ氏が妻の死をきっかけに始めたとされています。

終活カフェの目的は、死についてお茶を飲みながら気軽に語る時間を持つことです。

あまり公に語られることがない死について、語り合う時間を持ちたいという人の輪は広がり、やがて終活カフェは欧米を中心に40ヵ国以上に広がり、日本でも開催されるようになりました。

終活カフェの開催のお知らせをあまり見たことがないのは、インターネット上の告知が主で、一般的な広告を見かけることが少ないからです。

終活カフェはイベントです

終活カフェは、大都市では店舗を持って常設しているカフェもありますが、多くの終活カフェは常設ではなく、場を作って開催するイベントです。

主催者は葬儀社、宗教家、終活コミュニティー、一般社団法人終活カウンセラー協会などの会社や団体です。

終活カフェ開催の基本的な内容は「お茶や軽食をしながら和やかな雰囲気で死について語り合う場」です。

しかし、主催者の志向によって基本に加えて、棺桶に入る、模擬葬儀をするなどの体験、読書会、臨死体験を聞く、「一年後にガンで死ぬ」などのテーマを決めて話すなど、終活カフェの方向性が決まっている場合もあります。

またその場限りであったり、回数を決めて集まったり、メンバーを毎回変える、同じメンバーで続けて語り合うなど、開催方法も異なります。

終活カフェの参加資格と費用

終活カフェは、参加資格はありませんが、イベントとして会場や時間、参加人数が決まっているので、事前申し込みが必要です。参加費用は無料~お茶・お食事代程度です。

終活カフェはさまざまな年齢・性別・職業・地域・文化・宗教の人が集まるので、さまざまな考え方に触れることができます。

終活といえば高齢者が行うような気がしますが、終活カフェの参加者は、意外にも20代~50代が多いそうです。

終活カフェに参加するとき気を付けること

終活カフェに参加する時に気をつけることを教えてくれる人

終活カフェは死について気軽に話し合う場とはいえ、死は重いテーマです。カフェの参加者はお互いを良く知らない、さまざまな人が集まります。

参加者同士の人柄が分からないまま、参加者は終活カフェでしか話せない、他人に話したら引かれるから話せない死生観や宗教観、他人に話せない「死ぬのが怖い」という気持ち、などの心の深い部分を表現します。

ですから、お互いの思いや体験を話すことで心を傷める人が出ないように、参加者と主催者にはルールが必要です。

以下は、終活カフェに参加者と主催者が気を付けるルールです。

終活カフェは死について語り合う場であって、解答を得る場ではありません。ストレス発散や競争の場でもありません。

同じ場を共有して同じテーマで語り合っても、参加者の目的はそれぞれ、語り合ってどのような気持ちになるかもそれぞれです。

終活カフェを話しやすい場にするために、ルールを守ってお互いの気持ちを尊重しましょう。

終活カフェは生き方を考えるきっかけを得る場

終活カフェで終活について考える人達

終活の言葉ができる以前、死について考えたり話題にしたりすることは、前向きではない良くないことだとされいました。

昔は死が身近であり、地域の人が亡くなれば、お葬式はお寺が中心になって地域の人たちで行い、お墓や遺産相続もたくさんいる身内に任せておけました。

生き方は地縁血縁で決められ、個人の思いはあまり尊重されていませんでした。

ところが現代は高齢化社会と核家族化、そして一人暮らしの人が増え、個人の思いを尊重する社会になりました。

地域との縁は薄くなり、身内の数は減り、宗教は多様化し、死をどこで迎えるか、延命治療や介護サービスの利用も自己決定を求められるようになりました。

自分の生き方を自己決定できる分、自分の死にも責任を取らなくてはならなくなりました。終活をして、死について自分がどう考えるか、どう行動するかを思うことは、死ぬまでの時間をどう生きるか考えることです。

終活カフェで死について語り合うことは生について語り合うこと

個人化が進む現代社会において、死は身近ではなくなりました。

日頃から死を考えることが少なくなり、いざ身近な人が亡くなったときに心の準備ができていなかったり、自分の死が近付いているときに自分の気持ちに向き合えなかったりします。

終活カフェに参加して死について語り合うことは、死と向き合う心の準備や、生きることに対する自分の気持ちに気がつくきっかけになります。

また、死が遠い存在になって語り合う機会が少なくなる中、死について語り合う機会を持ちたくて、もやもやした気持ちを持っている若い人もいます。

死と向き合うことは、それだけ深く生について向き合うことです。その若い人は、生き方を語り合う機会を持ちたくてもやもやしているということになります。

終活カフェで話して自分の生き方を見つめ直し、参加者のさまざまな考え方に触れることで、今の自分と向き合うことにもなりますね。

終活カフェの後は生前整理で生き方を振り返ってみませんか

終活カフェでエンディングノートを書く

終活カフェに参加して死について語り合うことは、心に大きな変化をもたらします。

しかし、その変化を放っておくと時間が経つにつれて感動が薄れてしまいます。終活カフェで心の変化を感じたら、その気持ちが消えないうちに、自分の人生について具体的に見つめ直す行動を起こしましょう。

たとえば生前整理。生前整理は自分の死後に遺族が遺品整理や手続きで混乱しないよう、死後に不要な物と必要な物を分けて片付け、相続などの情報を分かりやすくまとめておくことです。

そうして具体的に生前整理をすると、今まで自分が大切にしてきた人や物、これから先の自分に必要な人や物を見つめ直せます。そして、それらをそうしたいのか思いをはせることで、自分がどのような生き方をしたいのか、未来を考えることができます。

生前整理の始めにエンディングノートを書きましょう

先の項目で、終活カフェをきっかけに生前整理を行うことをおすすめしました。

しかし、急に片付けなどの具体的な行動を起こすのは難しい人もいると思います。まずは生前整理のきっかけとしてエンディングノートを書いてみませんか。

エンディングノートの内容は自分の死後に必要な情報を分かりやすく遺族に伝えるための項目と記入欄で、多くの種類が販売されています。

エンディングノートの本来の目的は、項目のひとつひとつへ記入していくことで、遺族がスムーズにお葬式や遺品整理、相続などの手続きを終えることですが、項目へ記入するという作業は自分の生き方を見つめ直す質問に答える作業でもあります。

そのため、自分の生き方を考える目的で、エンディングノートを書く人もいます。

終活カフェに参加して心の変化を感じた後は、今の自分の生き方とこれからの生き方を具体的に考えるために、エンディングノートを書きましょう。

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「終活を考えるカフェに行ってみませんか?」まとめ

終活

終活が一般的な言葉になり、終活は、自分の死の迎え方や死後の手続きなどを考えることを迫られた高齢者だけでなくなりました。

若い働き盛りの世代の中にも、いつ訪れるか分からない死に備えて終活に取り組む人がいます。

そのような人達が参加する終活カフェは、お茶や軽食をしながら、もしくは主催者の企画に乗って、気軽に死について語り合う場です。

死について向き合うことは、死ぬまでの時間をどう生きるか、自分の生き方について向き合うことです。

死について語り合う機会が少ない時代です。それでも生きるために話しておきたい死について、気軽に話し合えるイベントである終活カフェに参加してはいかがでしょうか。

記事を読んで、終活についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみてください。

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