ゴミ屋敷片付けの料金費用相場を解説します
投稿日:2017年05月16日 更新日:2023年08月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
ゴミ屋敷片付けの料金費用相場は、ワンルームが50,000円~200,000円、1DKが90,000円~300,000円となっており、同じ間取りでも幅があります。これは同じ間取りでもゴミの積もり方に違いがあるためで、ゴミが積もっている部屋ほど料金費用相場は高くなります。
このページでは、ゴミ屋敷片付けの料金費用相場について、料金費用相場表や料金費用の決まり方、生活保護の場合の補助の有無、自分でゴミ屋敷片付けを行う場合の料金費用相場を解説していきます。
ゴミ屋敷片付けの料金費用相場に関して詳しく知りたい方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
オコマリは、ゴミ屋敷片付けを始め遺品整理や生前整理、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。ゴミ屋敷片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリのゴミ屋敷片付けのサービスの詳細ついては、「ゴミ屋敷片付け・清掃|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
ゴミ屋敷(ごみやしき)とは、一般的には大量のゴミや不用品で部屋が埋め尽くされた状態のことを指します。この状態が続くと、生活空間が狭くなり、健康や生活品質にも悪影響を与える可能性が高まります。
「ゴミ屋敷」と一言で言っても、その程度は様々です。私の経験では、床の上がものでいっぱいになっていて、床が見えない状態になっていればゴミ屋敷と呼んでよいと考えています。ただ、ゴミ屋敷の中でも軽度なゴミ屋敷では、ごみが多くてもまだ何とか生活できる状態かもしれません。しかし、重度のゴミ屋敷では、大人の身長くらいの高さまでゴミが積み重なってしまって、部屋の中で日常生活がほぼ不可能な状態にもなりえます。
ゴミ屋敷になる原因は多岐に渡りますが、以下はその主なものです。
ゴミ屋敷になってしまう原因については、下記の記事で詳しく扱っていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
ゴミ屋敷片付けの料金費用相場は、ワンルームが50,000円~となっており、間取り別に決まっていることが多いです。
下記には間取り別のゴミ屋敷片付けの料金費用相場表を記載してみました。
間取り | ゴミ屋敷片付けの料金費用相場 | 作業員の人数 | 作業にかかる時間の目安 |
---|---|---|---|
ワンルーム | 50,000円~200,000円 | 1~2名 | 2~3時間 |
1DK | 90,000円~300,000円 | 2~3名 | 3~4時間 |
1LDK・2DK | 110,000円~400,000円 | 2~5名 | 3~6時間 |
2LDK | 130,000円~500,000円 | 4~6名 | 4~8時間 |
3LDK | 150,000円~600,000円 | 5~8名 | 6~12時間 |
ゴミ屋敷の片付け料金費用相場は間取り別に決まっていますが、同じ間取りだとしても状況によって片付け費用が変動します。
これは、同じワンルームでもゴミ屋敷の程度が部屋によって変わるためです。
ワンルームの部屋のゴミ屋敷でも、床が隠れるくらいのゴミ屋敷もあれば、胸の高さまでゴミが積もっているゴミ屋敷もあって様々です。
当然、胸の高さまでゴミが積もっているゴミ屋敷片付けの料金費用の方が高くなります。
したがって、ゴミ屋敷片付けの費用相場を明確に知りたい場合には、実際に現地に見積もりに来てもらうことが必須となります。電話やメールだけでは概算しか分かりませんので、気をつけましょう。
一軒家のゴミ屋敷片付けの料金費用相場は、平均すると200,000~500,000円になります。
ゴミ屋敷片付けが必要な一軒家の間取りを確認し、上記の表にある間取りに当てはめれば、その料金費用相場は理解できます。
一軒家のゴミ屋敷片付けの料金費用相場で見落とされがちなのは、庭や車庫といった外のスペースの片付け料金です。
一軒家の場合には、通常のアパートやマンションとは違って、庭や車庫といったスペースが外に付いている場合が多いですので、もしそこにもゴミがある場合には料金費用相場に含める必要があります。
また、一軒家に樹木や垣根が植わっているケースでは、それらが生い茂っていて近隣の家に迷惑をかけているという事で、伐採や剪定を依頼するケースも多くあります。
その場合には、伐採や剪定の料金費用が上乗せされますので、その分一軒家のゴミ屋敷片付けの料金費用相場は高くなります。
ワンルームの場合のゴミ屋敷片付けの料金費用相場は、50,000円~200,000円と表でお伝えしました。ここに含まれているのは、あくまでゴミの撤去費用だけですので、他にも「ハウスクリーニングを依頼したい」「除菌や消臭を依頼したい」という別の作業を依頼する場合には、追加での費用がかかると考えておきましょう。
また、稀にあるのが「糞尿などの汚物」が部屋に散乱しているケースです。この場合には通常のゴミ処理では対応できず、バキューム車を呼ぶ必要があります。そうなると費用がさらに上乗せされる場合があるので、覚えておきましょう。
ワンルームのゴミ屋敷片付けの費用は、ゴミの量で変動してきますが、作業時間も同様にゴミの量で変動してきます。
表では2~3時間と書きましたが、それは50,000~100,000円のゴミ屋敷片付けのケースです。もし100,000~200,000円かかるようなゴミ屋敷片付けの場合には、半日~1日かかることもありますので注意しましょう。
ゴミ屋敷の片付け費用は、間取りや状況以外にもゴミ処分料金によっても変動します。理由としては、ゴミの処分は自治体で管理しているため、都道府県の地域のよってゴミの処分料金が多少変わるからです。
ここからは、都道府県別のワンルームのゴミ屋敷の片付け料金費用相場を紹介していきます。
こちらの料金費用は相場になりますので、実際にかかる料金とはずれる場合もあります。
まずは相場を確認してから業者に依頼するようにしましょう。
ここでは、実際に依頼を受けて作業した料金の平均の値段にしています。
都道府県 | 料金費用相場 |
---|---|
北海道 | 99,900円 |
青森県 | 89,800円 |
岩手県 | 110,500円 |
宮城県 | 124,000円 |
秋田県 | 122,000円 |
山形県 | 104,000円 |
福島県 | 119,000円 |
東京都 | 114,400円 |
神奈川県 | 104,000円 |
埼玉県 | 108,000円 |
千葉県 | 109,000円 |
群馬県 | 119,000円 |
栃木県 | 115,000円 |
茨城県 | 119,000円 |
長野県 | 100,000円 |
新潟県 | 105,000円 |
富山県 | 120,000円 |
石川県 | 107,000円 |
福井県 | 119,000円 |
山梨県 | 129,000円 |
愛知県 | 101,200円 |
静岡県 | 119,000円 |
岐阜県 | 122,000円 |
三重県 | 114,500円 |
大阪府 | 104,900円 |
兵庫県 | 108,400円 |
奈良県 | 116,000円 |
京都府 | 108,500円 |
滋賀県 | 125,000円 |
和歌山県 | 114,000円 |
岡山県 | 112,000円 |
広島県 | 129,000円 |
鳥取県 | 109,500円 |
島根県 | 100,500円 |
山口県 | 104,500円 |
香川県 | 109,800円 |
徳島県 | 109,000円 |
愛媛県 | 101,500円 |
高知県 | 117,400円 |
福岡県 | 126,100円 |
大分県 | 118,400円 |
長崎県 | 104,500円 |
佐賀県 | 109,000円 |
熊本県 | 119,000円 |
宮崎県 | 100,500円 |
鹿児島県 | 129,000円 |
沖縄県 | 100,500円 |
東京都や神奈川県といった人口の多い都道府県は、ゴミ屋敷片付けの業者が多いこともあって、価格競争が働くことが一般的です。しかし、人件費も高いことが多いので、結果的に他の都道府県と比較しても、非常に安いということにはならないのです。
ゴミ屋敷の片付け費用相場を確認しても、実際にどのくらいの費用がかかるのかイメージが出来ないこともあるでしょう。
ここからは実際にオコマリにてゴミ屋敷片付けの作業をした事例を紹介していきます。
自身の家の状況と照らし合わせて、費用相場をつかんでおきましょう。
間取り | 住居形態 | 費用 |
---|---|---|
5LDK | 一軒家 | 489,000円 |
こちらの住宅では、1階だけでは無く2階の部屋まで不用品が溜まっていました。
依頼者の要望もあったため、粗大ゴミから不用品までほとんどのゴミを撤去しました。
間取り | 住居形態 | 費用 |
---|---|---|
ワンルーム | マンション | 45,000円 |
女性の方からの依頼で、片付けをさせていただきました。
粗大ゴミが数点あり、女性一人では全てを運び出すのが困難だったため女性スタッフによって撤去させてもらいました。
依頼者からの希望があったため、作業は全て女性スタッフが行いました。
間取り | 住居形態 | 費用 |
---|---|---|
ワンルーム | アパート | 109,000円 |
一人暮らしの男性からの依頼で作業をさせていただきました。
このアパートで生活するようになってから数年間の間、ゴミを捨てることは無かったようです。
作業員のひざ下くらいまでゴミが溜まっていました。
ゴミ屋敷片付けの料金費用は立米(㎥)と呼ばれる立方体が部屋にいくつあるか?で計算することができます。
ゴミ屋敷の片付け料金は、そもそもどのような内訳になっているのでしょうか?
そもそもゴミ屋敷片付けの料金費用は、下記の3つの費用で構成されています。
ゴミ屋敷片付け業者は、これらの3つの費用項目を織り交ぜて料金費用を算出するのですが、もっと利用されている計算方法が「立米(㎥)」を使った計算方法です。
上記の図は、1立米(㎥)を図にしたものですが、この1立米の立方体がゴミ屋敷片付けをしたい部屋に何個あるのか?を計算すれば、ゴミ屋敷片付けの料金費用相場を算出できるのです。
具体的には1立米(㎥)あたり15,000~20,000円を掛け算することで、ゴミ屋敷片付けの料金費用相場を算出できます。
この「1立米(㎥)=15,000~20,000円」の中には「人件費」「片付け費」「車両費」の3つの費用項目が含まれています。
ゴミ屋敷片付けをしたい部屋の立米(㎥)を計算するには、簡単に行うのであれば部屋の広さの面積をまずは計算して、そこにどれくらいの高さの物があるかを掛け算すれば良いでしょう。
もし細かく計算したいのであれば、ゴミ屋敷片付けをしたい部屋にあるものを1つ1つ計っていくのです。
タンスや収納ケース、押入れなどをメジャーを活用して計測すれば良いのです。
それでは実際にゴミ屋敷片付けの料金費用相場を計算をしてみましょう。
洋室が6畳とクローゼットのあるシンプルな部屋を想像してみましょう
クローゼットにあるものを洋室6畳に全て出して、洋室6畳にあるものを部屋に敷き詰めると1mほど積みあがったとします。
この部屋のゴミ屋敷片付けの料金費用相場はどれくらいになるのでしょうか?
6畳の部屋というのは、面積だと約11平方メートルになります。
この部屋に1mの物が積みあがっているので、「11平方メートル×1m=11立米(㎥)」と計算されます。
つまり、「11立米(㎥)×15,000~20,000円=165,000~220,000円」となります。
もちろん、これはあくまで概算になりますので、正確な見積もりはゴミ屋敷片付け業者に実際に来てもらって計算してもらうのが良いでしょう。
しかし、ゴミ屋敷片付けの料金費用相場を自分で把握しておくことで、料金費用相場よりも明らかに離れた金額を提示する悪徳なゴミ屋敷片付け業者を避けられるメリットはあります。
もし計算できそうであれば、ぜひ自分でゴミ屋敷片付けの料金費用相場を計算してみてください。
ゴミ屋敷には害虫が発生していたり、害獣が集まったりという場合があります。また、カビやばい菌が繁殖してしまう事もあります。こういった、ゴミ屋敷に派生する問題が生じた場合には費用が高くなります。
ゴミ屋敷の片付け費用は、ゴミを片付けるだけの料金になっています。そのため、消毒をしたり害虫を駆除する場合はオプション費用がかかってしまうのです。ちなみに害虫駆除を別の業者に依頼した際には、ゴキブリの駆除をした場合で10,000円から35,000円程が費用相場としてかかってしまいます。
ゴミ屋敷の片付けを行っている業者の多くは、ゴミ屋敷の片付けだけではなく害虫駆除や消毒も行っています。ゴミ屋敷片付け以外にオプションとして別費用を支払って、害虫駆除なども行ってもらうようにしましょう。ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する際に、害虫などの駆除も一緒に依頼するようにしましょう。
ゴミ屋敷をそのまま放置していると、行政代執行にもなる場合があります。
ゴミ屋敷の問題は、個人だけの問題ではなく近隣住民へも多くの被害を与えます。
ゴミ屋敷は害虫の発生や悪臭、衛生面の悪化などが起こります。
また、ゴミが積み重なっている場合は、火事になるリスクも増加して近隣の危険性も増してしまいます。
こういった事もあるため、ゴミ屋敷の周辺に住んでいる方が、危険を感じた場合は自治体に訴えることもできます。
自治体の職員は、ゴミ屋敷を作っている家に訪問し指導を行います。
ゴミ屋敷の住人が自治体職員による指導に応じない場合に執行されるのが、「行政代執行」です。
行政代執行は2015年に初めて行われて以降、全国各地で行われています。
行政代執行の場合のゴミ屋敷片付けの料金費用相場は、500,000円~1,000,000円と非常に高額になるケースが多いです。
これは行政代執行と呼ばれる、行政による代理のゴミ屋敷片付けの執行が行われるくらい荒れているゴミ屋敷片付けだという事ですので、ゴミ屋敷の程度が酷くて料金費用相場が高くなるからです。
そもそも、ゴミ屋敷であってもゴミも含めて個人の財産ですので、行政が勝手に処分することはできません。
しかし、ゴミ屋敷は悪臭や害虫の発生など、社会に悪い影響を与え、多くの問題を引き起こしてしまいます。
そのため、自治体がゴミ屋敷の住人に対して指導や勧告を行いますが、それに従わない場合、自治体が撤去費用を立て替えて、ゴミを処分できることになります。
行政代執行によるゴミ屋敷片付けの料金費用は、最初は行政が立て替えますが、いずれはゴミ屋敷の住人に請求が行くことになりますので、「行政がゴミ屋敷を片付けてくれた!」と喜ぶことのないようにしましょう。
行政代執行と聞いて、少し不安になってしまった方もいるかもしれません。
しかし、行政代執行がすぐに行われる訳でありませんのでご安心ください。
行政代執行は自治体が行う最終手段です。
近隣の住民などからのクレームなどが自治体に寄せられた場合は、自治体の職員からの指導や訪問が行われることになります。
何度も指導を行われているのに改善の見込みがない場合に行われるのが行政代執行です。
行政代執行になってしまうと、自身で支払う費用は莫大になってしまいます。
自身の意志によって行った訳ではないのに費用がかかってしまうのです。
自力でゴミ屋敷の片付けを行えば、かなり費用を抑えることが出来ます。
また、自治体などの協力を得たり、業者を紹介しれるサービスに無料相談をすることで費用を抑えることも可能です。
行政代執行になってしまうと、こういった費用を抑える施策は出来なくなってしまいます。
ゴミ屋敷化してきてしまったら、なるべく早期に解決させましょう。
近所のゴミ屋敷片付けを勝手に業者に依頼して行う事はそもそも出来ません。
近所にゴミ屋敷を作ってしまっている方がいると、自分の家にも害虫や害獣、匂いなどの被害を受けてしまう事になります。こういった、状況になってしまった場合は、直接ゴミ屋敷片付け業者に依頼するのではなく、地域の自治体、役所の方に相談をするようにしましょう。
ゴミ屋敷の問題は近所で生活している型にも大きな悪影響を与えるため、自治体などもゴミ屋敷を片付けるために動いてくれます。近所に住んでいる方は、自治体へクレームを入れる事しか出来ないのです。
自治体がゴミ屋敷の片付けを行政代執行として強制的に行った場合は、ゴミ屋敷を作った人がゴミ屋敷の片付け費用を支払う事になります。近所の方で自治体にクレームを入れても、ゴミ屋敷の片付け費用を支払う必要はありません。
近所にゴミ屋敷が作られても勝手にゴミ屋敷の片付け業者に依頼するのではなく、きちんと自治体に相談やクレームを入れるようにしましょう。
生活保護はゴミ屋敷片付けの費用を補助される場合がありますが、自治体によって対応が異なりますのでまずは問い合わせするところから始めましょう。
生活保護を受けると保護費が支給されますが、その保護費は下記のような費用を補うために支給されます。
この中でゴミ屋敷片付けの費用として認識されうるのは、「生活扶助」か「住宅扶助」でしょう。
生活保護を受けるにあたって自治体指定の部屋に引っ越しをする場合、現在住んでいる部屋からの引っ越し費用を負担してもらえるケースがあります。
その際にゴミ屋敷に住んでいた場合には、引っ越しとしてゴミ屋敷片付け費用が支給される可能性もあります。
オコマリでも生活保護の方がゴミ屋敷片付けの料金費用を支給されたという話を聞いたことはありますが、すべての自治体で行っているわけではないようでした。
したがって、自分が住んでいる自治体では支給してくれるのかを行政に問い合わせしてみるようにしましょう。
ゴミ屋敷片付けの料金費用相場は、自力で行う場合には13,000~25,000円で収まる場合があります。
これはゴミを全て自治体のゴミの日や粗大ごみで捨てた場合を想定しています。
業者に依頼してゴミ屋敷片付けを行うよりは、料金費用相場が安く抑えられていることは確認できましたが、実際にどのようなものにどれくらいの費用がかかるのか?を見ていきましょう。
ゴミ屋敷片付けに必要な掃除用具を揃えるための料金費用相場は、3,000~5,000円になります。
具体的には下記のような掃除用具をゴミ屋敷片付けの前には準備する方が良いでしょう。
もちろん、ゴミ屋敷の片付けの為に新しく掃除機を購入したり、部屋の数が多すぎて大量のごみ袋が必要な場合には、より多くの費用が必要になります。
通常のゴミに加えて、大きさのあるゴミは粗大ごみとして分類され、処分には費用がかかる場合があります。
一般的に言われている粗大ごみとは、「家庭用パソコンを除く家庭生活で生じた高さ・幅・奥行のいずれか1辺が30㎝を超える家電リサイクル法で指定されていない家電製品とガスや石油器具、家具、寝具、自転車など」になります。
自治体によっては粗大ごみを無料回収しているので、その場合にはここの料金費用は無視して良いでしょう。
下記には粗大ごみの回収にかかる料金費用相場表を掲載しておきます。料金費用相場表は東京都練馬区のものですが、どの自治体も大体これくらいの料金費用相場での回収になりますので参考にはなるかと思います。
粗大ごみの品目 | 回収の料金費用相場 |
---|---|
ベッド(本体のみ) | 1,200円~2,800円 |
掛け布団 | 400円 |
敷き布団 | 400円 |
タンス | 400円~2,000円 |
ソファ | 800円~2,000円 |
テーブル | 800円~2,000円 |
机 | 1,200円 |
食器棚 | 400円~2,000円 |
収納ケース | 400円~2,000円 |
カーペット | 400円~2,000円 |
ゴミ屋敷の片付け時には粗大ゴミだけではなく、リサイクル家電も出てくる可能性があります。
粗大ゴミ以外に処分費用が掛かるのが、リサイクル家電です。
エアコン、洗濯機、乾燥機、冷蔵庫、冷凍庫、テレビについては、リサイクル家電として処分費用を負担する必要があります。
メーカーによって処分費用が異なりますが、大体1,500〜5,000円が費用相場です。
この処分費用に加えて、収集運搬費用が上乗せされた金額が支払わないといけない金額です。収集運搬費用は、1,000〜5,000円が相場になっています。
したがって、「処分費用+収集運搬費用」の平均費用は5,000円〜10,000円ほどになります。
粗大ゴミの処分に関しては、下記の記事にまとめてありますので、チェックしてみてください。
これまでの3つの片付け時の費用項目をまとめると下記のようになります。
これらを全て足すと、13,000〜25,000円という事になります。
もちろん、粗大ゴミやリサイクル家電については量が多くなればなるほど金額が高くなるので、一軒家のゴミ屋敷の片付け費用は2〜3倍すると考えた方が良いでしょう。
さて、ここまで自力でゴミ屋敷を片付ける費用をお伝えしましたが、自力でゴミ屋敷を片付けるメリットは何なのでしょうか?
ゴミ屋敷を自力で片付ける場合のメリットとしては、片付け費用が安く抑えられるという点があります。ゴミ袋やマスク・手袋・ごみを運ぶ台車など、片付けに必要なものを準備する費用のみで済みます。
また、他の人に家の中の状態を見られずに済むので、ゴミ屋敷だということがばれずに済みます。
他にも、片付けをする気になった時に始められるので、自分の都合に合わせて片付けができるということもメリットとして挙げられます。
自力でゴミ屋敷片付けを行う方法は、下記に記事にまとめてあります。
ゴミ屋敷の片付けを自力で行えば、確かに業者に支払う費用を抑えることが出来ます。しかしながら、ゴミ屋敷になってしまうほど部屋にゴミが溜まってしまった場所を自力で片付けるには多くのデメリットがあります。
ゴミ屋敷の片付けを自力で行う事のデメリットは以下の通りです。
それぞれについて詳しく解説をしてきましょう。
ゴミ屋敷の片付けを自力で行うのは多くの危険がともないます。ゴミ屋敷にはかなり多くのゴミが積み重なっていて、安定しているようでかなり不安定な状態になっています。少しでもゴミを片付けようとすると、粗大ゴミが天井から落ちてくるという事もよくあります。
大きな家具や家電が倒れてきたり、落ちてきたりすることは人体に大きな怪我を与えてり舞う事もあります。 ゴミ屋敷の片付けを行う業者はこれらのリスクにきちんと備えています。素人が自力でゴミ屋敷片付けを行うのは危険なので避けるようにしましょう。自力でゴミ屋敷の片付けをするには手間も時間もかかってしまいます。
ゴミ屋敷に溜まっているゴミの量は素人が自力で行おうとすると、ゴミを仕分けして処分場まで持っていき、すべてが終わったら掃除をするという工程をすべて行わなければ行けなくなります。
ゴミ屋敷の片付けするには、多くの工程と手間や時間が必要になります。自力でゴミ屋敷の片付けをするには手間と時間がかかってしまうのがデメリットです。
自力でゴミ屋敷の片付けをするのは近所にバレてしまう事もデメリットでしょう。先ほども説明したように、ゴミ屋敷の片付けを自力で行う事はかなりの手間と時間が必要になります。
ゴミを運び出す必要が多くありますので、何度も家を出たり入ったりすることになります。この過程で近所の方にゴミ屋敷を作ってしまっていることがバレてしまいます。
近所などの目を気にしてしまう方にとっては、自力でゴミ屋敷の片付けを行う事でプライべートを見られてしまい恥ずかしい思いをする事になってしまいます。
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼しようと考えている方の中には、ゴミ屋敷片付けの料金費用を出来る限り安くしたいと思う方も少なくありません。
しかし、依頼する業者をゴミ屋敷の片付け費用だけで判断するのはとても危険です。
理由としては、ゴミ屋敷の片付け業者の中には悪徳な業者も混ざっており、悪徳業者に依頼すると片付け費用が相場の倍以上請求される事もあるからです。
そこで今回は、ゴミ屋敷片付けにおいて悪徳業者を避けるための方法を3つご紹介します。しっかり見極めて悪徳業者を見破りましょう。
悪徳業者の特徴として多いのは、ゴミ屋敷の片付け費用が書かれたお見積り書をちゃんと出さないという点です。
「最低○○円くらいだと思いますが、当日の作業次第で変動させてください」「今見えているものでは○○円ですが、当日料金が変わるかもしれません」といった言葉は、悪徳業者の常套句です。
しっかりお見積りを出してもらって、作業を行ってもらうようにしましょう。
悪徳業者を見破る方法の2つめは、費用設定を必ず確認するということです。
自宅がゴミ屋敷になってしまっている状況では、精神的にもよい状態ではないこともあります。
そんなときに、藁にもすがる思いで費用設定も何も確認せずに依頼した業者が悪徳業者だったということもあるようです。
相場よりも高い費用の支払いを求められたり、見積もりでは格安だったのに作業後に不当な費用を請求をされたりすることのないように、必ずホームページなどで料金設定を確認し、分からないことがあれば説明を求めましょう。
こちらからの質問にきちんと答えられるかという点は、業者を見極めるときの重要なコツです。疑問があれば、遠慮なく尋ねましょう。
悪徳業者を見破る方法の3つ目は、業者の対応をチェックすることです。
ゴミ屋敷の片付け業者に問い合わせをした際の対応をみて、良い業者なのか悪い業者なのかの判断に使います。
電話やメールなどの対応が悪い業者というのは、当日の作業の仕方も悪い可能性が非常に高いです。
また、ゴミ屋敷の片付け費用についての質問をした時に曖昧な回答しか出来ないような業者も避けた方が良いでしょう。
ゴミ屋敷片付け業者の見極め方は、下記の記事にまとめてあります
ゴミ屋敷の片付け業者を紹介している会社に相談をすれば、自身に最適な業者を紹介してくれます。
ゴミ屋敷を片付けてくれる業者の選び方はこれまでに紹介してきた通りですが、実際に業者を選ぶのは難易度が高いのが現実です。
あらかじめ、優良な業者と提携している業者を紹介してくれるサービスであれば、運悪く悪質な業者に依頼をしてしまうというリスクを避けることが可能です。
また、万が一にトラブルに合ってしまった場合でも、安心です。
予算や費用面は最も気になる面ですが、無料相談で費用面の不安感も解消することが可能です。
紹介してくれる会社を利用することのメリットを詳しく解説していきましょう。
業者を紹介してくれるサービスを利用すれば、万が一のトラブルが起こっても仲介してくれます。
依頼者が直接業者に依頼すると、トラブルが起こった時には当事者だけで問題の解決をしなければいけません。
個人と業者という事になるので、多くの場合は高額な料金を請求されても依頼者が泣き寝入りしなければいけないことも多くあります。
業者紹介のサービスを利用していれば、トラブルが起こっても依頼者と業者の間に立ってトラブルを解消してくれます。
また、依頼者は業者に直接クレームなどを言う事が難しいものです。
要望やクレームなどが合った場合は、依頼者から紹介サービスを介して伝えることも可能です。
お金が無い時には、費用面の相談をすることができるのも紹介サービスを利用するメリットです。
ゴミ屋敷の片付けは、状況にもよりますが高額になってしまう事も多いです。
予算に余裕が無くてもゴミ屋敷の片付けを行わなければいけない場合もあります。
費用面の相談も可能ですが、支払いに関する相談も可能になっています。
一括払いが難しい場合は、分割などの様に融通をきかせてもらえることもあります。
ゴミ屋敷片付けの料金費用相場について、料金費用相場表や一軒家の場合の料金費用、立米での料金費用の計算方法、生活保護の場合の補助の可能性、自分でゴミ屋敷片付けを行う場合の料金費用相場をお伝えしてきました。
ゴミ屋敷の片付けは、自力でするのが理想ですが、現実的には非常に困難です。
そこで、ゴミ屋敷の片付けのプロである業者に依頼することが、ゴミ屋敷解決への近道になります。
ゴミ屋敷の片付け費用は、部屋の大きさやゴミの量、作業員の人数によって異なりますが、最低5万円位からゴミ屋敷まるごと一軒で30万円位と、想像していたよりは費用がかからないと思われた方も多いと思います。
ゴミ屋敷を放置し、もし行政代執行でゴミ屋敷が片付けられた場合、数百万の費用を請求されるケースもあります。
「ゴミ屋敷を片付けたい」と、思った時が始め時です。
自分で納得のいく費用や作業内容を提示してくれた業者に、ゴミ屋敷の片付けを依頼してみてはいかがでしょうか?
記事を読んでゴミ屋敷に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
ゴミ屋敷清掃のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリではゴミ屋敷清掃について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問にゴミ屋敷清掃に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。